理阿弥さんが、ご自身のblog「車止めピロー」で拙歌8首取り上げて下さいました。
わたしの歌もどきは、言葉足らずだったり、野放図すぎたり、絵が浮かぶ歌にはほど遠いのですが、先達のみなさんの歌を拝読すると、その人にしか描けない絵があるのだ、ほんとうに様々な絵があるのだ としみじみ思います。
理阿弥さんの描かれる景色を鑑賞し得る言葉を持たないのが恥ずかしいですが、特に心惹かれたお歌を挙げさせていただきました。
理阿弥さん、初心者の私に、素敵なご褒美をありがとうございました。とても励みになりました。
002:一日
文机のフォトスタンドを伏せおいてはにかむ君は一日けものに
009:ふわふわ
ええちょっとふわふわなのでどうしても任せられなく。ふわふわなので。
036:意図
コタロウよ殊更ひとのベランダにゲロ吐きにくる意図がわからぬ
037:藤
コタロウよお前は伊藤若冲の虎図の姿態を髣髴とさせ
041:越
はろばろし唇づけやうと背伸びして君の肩越し紅葉の海は
045:幕
厨房で煮え立つような剣幕のシェフが地団駄 けむりがでてた
048:逢
夕影に行き逢った子の差し伸べた手にブランコの錆の冷たさ
055:式
くちびるに「し」と指あてる若妻のために脱イヤホンの儀式を
060:引退
母業の引退を決め親タロは再び俺の小さなタロに
061:ピンク
サキワレで赤・白・夏・赤・白とツブしてピンクそしてまた夏
069:隅
ちっぽけな風呂場の隅に蜘蛛二匹、これ永遠と名付くが良いか
079:恥
常連と認められたが恥ずかしく食前サラダの胡瓜抜かれて
080:午後
歳月(としつき)を振切れ 午後の市役所のロビーに群れる体温のよな
086:符
冬杉の縦列も逃げ去りゆきつわれ切符持つ貨物と化して
092:夕焼け
睦び月ペンキ塗立ての夕焼けに鼻を啜れば血は錆の匂い
095:卓
見つめられ台詞なくした 題名も忘れた舞台の円卓に傷
098:電気
胡座かき石の骸を尽くしつつ「電気自動車(イーヴイ)普及はなお五年待て」
100:好
やじまさんの名はまいこだと教えられ馬面だけどだから好きかも
わたしの歌もどきは、言葉足らずだったり、野放図すぎたり、絵が浮かぶ歌にはほど遠いのですが、先達のみなさんの歌を拝読すると、その人にしか描けない絵があるのだ、ほんとうに様々な絵があるのだ としみじみ思います。
理阿弥さんの描かれる景色を鑑賞し得る言葉を持たないのが恥ずかしいですが、特に心惹かれたお歌を挙げさせていただきました。
理阿弥さん、初心者の私に、素敵なご褒美をありがとうございました。とても励みになりました。
002:一日
文机のフォトスタンドを伏せおいてはにかむ君は一日けものに
009:ふわふわ
ええちょっとふわふわなのでどうしても任せられなく。ふわふわなので。
036:意図
コタロウよ殊更ひとのベランダにゲロ吐きにくる意図がわからぬ
037:藤
コタロウよお前は伊藤若冲の虎図の姿態を髣髴とさせ
041:越
はろばろし唇づけやうと背伸びして君の肩越し紅葉の海は
045:幕
厨房で煮え立つような剣幕のシェフが地団駄 けむりがでてた
048:逢
夕影に行き逢った子の差し伸べた手にブランコの錆の冷たさ
055:式
くちびるに「し」と指あてる若妻のために脱イヤホンの儀式を
060:引退
母業の引退を決め親タロは再び俺の小さなタロに
061:ピンク
サキワレで赤・白・夏・赤・白とツブしてピンクそしてまた夏
069:隅
ちっぽけな風呂場の隅に蜘蛛二匹、これ永遠と名付くが良いか
079:恥
常連と認められたが恥ずかしく食前サラダの胡瓜抜かれて
080:午後
歳月(としつき)を振切れ 午後の市役所のロビーに群れる体温のよな
086:符
冬杉の縦列も逃げ去りゆきつわれ切符持つ貨物と化して
092:夕焼け
睦び月ペンキ塗立ての夕焼けに鼻を啜れば血は錆の匂い
095:卓
見つめられ台詞なくした 題名も忘れた舞台の円卓に傷
098:電気
胡座かき石の骸を尽くしつつ「電気自動車(イーヴイ)普及はなお五年待て」
100:好
やじまさんの名はまいこだと教えられ馬面だけどだから好きかも











ありがとうございました。
愚作おおく、顔から汗の出る思いです。
2、55、86番など、いままでどなたにも目に留めていただけていない歌を採っていただいて、
これまで陽の目を見られなかった作品が、報われたかな、という嬉しい想いです。
ほんとうにありがとうございました。