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国の自衛 (国を独立させたと思われる小論文の一つ)(加筆訂正)

2017年07月10日 | 日記
国の自衛

日本には武力行使を禁じた憲法九条もありますが、本来、武力により紛争を解決することは、道徳的にも、武力には武力、の負の連鎖を招くことから考えても良くありません。そこで、紛争に対しては予防策を取っておく方法が安全な手法と考えます。病気になってから治すのは大変ですが、常日頃から、節制のきいた野菜中心の食事、体温調整(体温を三十七度ぐらいに保っておく)、手洗い、うがいなどに気をつけて、ちょっとの手間で病気を防ぐように心がけていれば、病気になる率はぐっと低くなります。

この考え方から、現代の世界の平和に貢献する国の自衛策は、普段から予防線を張っておくことが大事であると考えます。
どのような予防策が考えられるでしょうか。
それは三つのレベルから考えていきます。

まず、心のレベル。人間の行動を決める原動は、心です。心が動かないとなかなか自ら動きませんし、この心が平穏であれば、不安、不信から来る対立、いらいらから来るミスや事故、犯罪などが起きにくくなります。日本の奈良時代(八世紀)、国民の心の平穏を願って東大寺が建てられました。その後も、人々の心の平穏を願って、国分寺、国分尼寺が数多く全国各地に建てられました。お寺で、お坊さんがお経をあげたり、瞑想したりして、心の平穏を願うと、そのお坊さんの心の平穏が、村に伝わり、広がり、村全体の心が落ち着きます。奈良時代には、役所では国の安泰を祈って、役人が写経をしていたそうです。その心は、全国にも伝わっていっていたと思います。
現在の政治、特に自衛、外交も同じようにできます。
まず、毎日、戦闘訓練をしている自衛隊の戦意は、外国にも伝わりますので、それを止(や)めます。自衛隊員は、お坊さんのように心を落ち着け、瞑想し、平和を願う心の鍛錬をします。そして、各国の担当を決めて、その国の語学と文化を学びます。そのような訓練を受けた自衛隊員を世界各国にある大使館に何名かずつ駐在させ、毎日、自国とその国の人々の心の平穏を祈り、瞑想し、時間があるときに、現地国の見回りをしてもらいます。

次に、意識のレベル。自衛隊員は、道徳を学び直します。世界に通用する道徳は次の通りです。
仏教の教えと、キリスト教の教えにおいて、道徳の基本である戒めや教えは共通するところが多いです。世界の宗教の戒めや教えは、共通するところが同様であると思います。
それが次の通りです。

人をころしてはならない
かんいんをしてはならない(不正な性交渉を禁ずる、すなわち、結婚式を挙げないうちには、相手と性交渉を持ってはならない、結婚当事者以外で性交渉をもってはならない、性行為を強要してはならない、おかしてはならない、身売りをさせてはならない、買ってはならない)
ぬすんではならない(自分のもの、もしくは与えられたもの以外を欲してはならない)
うそをついてはならない
当然のことながら、
自分を傷つけてはならないし、自分と同じように、自分以外の誰も傷つけてはならない
そして、これらの罪を犯すようにしむけたり、これらの罪を強要することによって、誰かをおとしめてはならない
(仏教では、言うまでもないことも書きました。)
(キリスト教に関しては、新約聖書のマタイ十九の十六から十九を参照のこと)
自分がやられたくないことは、他人に対してもしないということです。
自衛隊員は、これらの戒めや教えを心に刻み、確認し、言動の指針とします。そのようにすれば、どこの国に派遣されても、通用すると思います。

次に、活動のレベル。世界各国の大使館に駐在する自衛隊員は、その国で、暴動、紛争が起きないように、気配りします。諍(いさか)いなどの問題が起きたときは、地元の人々が頼りにしている道徳の権威である宗教的指導者に、「何が起きているんですか。」と聞いてみます。
必要ならば、話し合いの席を作り、先ほどの戒めや教えの範囲内に、当事者が入るまで、話し合います。和解するまで、話し合いをします。

以上が、国が行うべき自衛策であると考えています。

国の自衛、自分たちを守る、ということは、自分たちばかりでなく、周りが平和でなければなりません。人間は不安、不信をもち、不幸であると、足りないものを奪おうと攻撃してくることがよくあります。自分たちばかりが幸せで、周りが不幸ということは成り立ちません。周囲の不安、不信、不幸を取り除いていくことが、人の道、すなわち道徳にかない、長い目で見て、自分たちにとっても、安全、安心なのです。

(二〇一一年一月十七日執筆(原案は二〇〇九年(平成二十一年)一月)
二〇一三年九月六日加筆訂正、二〇一四年二月五日訂正)
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文化
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