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文明の上部

2017年07月10日 | 日記
文明の上部

文明の一番上は、宗教です。
宗教の教えには、原理があり、それが、戒め(のり)です。
戒めの中の、原点となる戒めが、
「かんいんをしてはなりません」
です。
すなわち、結婚式を挙げないうちには、相手と性交渉を持ってはならない、ということです。
代々、この戒め(のり)を守っている家系のそのような結婚の子たちが、無原罪の子として、社会の上に位置づけられます。
日本の神道は、主に上流がこの戒め(のり)を守ってきました。
日本の仏教も、主に上流がこの戒め(のり)を守ってきました。
代々、この戒め(のり)を守っている人々は、大学に行かなくても、上です。

大学の一番上が、神学(宗教学)で、その下に、哲学があり、その哲学の下に、諸科学があります。
個別の専門分野に分かれた学問のことを、科学とも言います。科学には、大学で学ぶ、生物学、物理学、化学などの自然科学や、法学、経済学などの社会科学や、言語学、心理学などの人間科学があります。これらの諸科学が、文明を作り上げています。
宗教学が、これらの諸科学の遥か上にあります。
宗教学というのは、宗教を学ぶ学問です。
宗教が、文明の一番上にあるのです。

キリスト教では、この原点の戒めを、エデンの楽園を守る戒めとして、象徴的に、「(禁断の)木の実を食べてはならない」というようなことが、聖書に書かれています。聖書の中では、この戒めを破った方が、楽園から追放されました。これが、原罪です。
楽園の戒めを守れなかった結婚や関係で生まれた子たちは、原罪(罪のもと)を負っており、罪を犯しやすいので、戒めが増えました。

仏教と、キリスト教では、戒めに共通するところがあります。
他の宗教も同様であると思います。
それは、次の通りです。
人を殺してはなりません
かんいんをしてはなりません
盗んではなりません
うそをついてはなりません
(キリスト教に関しては、新約聖書のマタイ十九の十六から十九を参照のこと)

戒めを、日本では、のり、とも言い、倫、矩、則などと書きます。
戒め(のり)が、文明の天辺(てっぺん)にあり、常に最上に位置づけられます。
儒教でも、孔子は、「七十にして、矩(のり)を超えず」(七十歳になって、矩(のり)を超えない大切さがわかった)と書いておられます。
要(よう)は、戒め(のり)を守って生きていれば、たとえ、諸科学を学ばなくとも、恥ずかしくはなく、外国に行っても、その国の人々と戒めを確認し合えば、信頼が築けると思います。

対立を緩和する方法は、共通点を見つけることです。
異文明間の衝突を回避するためには、共通する戒め(のり)を、まず、確認し合うことです。文明の最上のところの、共通点を確認し合うのです。
話し合いを、共通する戒め(のり)の確認から始めれば、お互いに、殺されず、犯されず、奪われず、だまされず、安全、安心なのです。
(二〇一三年十月二日執筆、二〇一四年二月二十二日加筆)
ジャンル:
文化
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