噛み合わせと頭蓋骨矯正研究会

生活習慣病と頭痛・肩こり・腰痛を頭蓋骨矯正と歯並び・呼吸・咀嚼を基本にした噛み合わせ改善方法で相談に乗っています。

噛み合わせによる 呼吸調節機構と呼吸が血液に与える影響

2008-02-12 21:55:58 | Weblog
 呼吸調節機構について
 呼吸活動は、延髄網様体中にある呼吸中枢(吸息中枢、呼息中枢、呼吸調節中枢)によりたえず自動的に調節されている。吸息中枢と呼息中枢は相反的に活動し、一方が興奮すると他方は抑制され呼吸が行われる。
 呼吸中枢はさらに上位中枢によって支配されている。日中は脳幹(延髄)によって呼吸機能が調節され、呼吸が維持される。脳幹が呼吸筋、肺や気道の機能を司っているが、夜間になると視床下部も呼吸機能に関わってくる。
睡眠時の無意識下に生命維持としての呼吸行動が気道確保のために下顎前方位にさせ、引っかけの安定的場所がない場合、無呼吸状態を回避しようとする時が大きな破壊エネルギーが発生する原因と成る。ただその時間は短く無意識下の為、本人が気付く事は少ない。

(ナイトデンチャー改善の糸口)
歯は、呼吸と免疫   歯は、コミュニケーション
歯は、精力の力強さと、血の流れ  歯は、清潔・美容・若さ
歯は、脳の記憶   歯は、身体のバランス
歯は、食べる欲望   歯は、食生活と身体の成長記憶

元気で生きるために
『噛み合わせが教える』健康の秘訣 著者 佐伯健太郎 発行メディアポート
噛み合わせが健康と美とアンチエイジングの決め手


呼吸が血液に与える影響
 不正咬合により下顎前方位(呼吸位)が完全に出来ないと、舌が下がり、気道を狭窄し、呼吸運動が抑制され、肺へ酸素が十分に行き渡らなくなり、血液中の酸素が不足し、細胞に大きな影響が現われる。特に大量の酸素を必要としている脳に機能低下もしくは機能不全を引き起こしてしまう呼吸障害は、場合によっては意識障害や痴呆などの症状が現われる。十分必要な量の酸素を供給されることによって、低血圧や高血圧が改善され、正常な血圧が維持されるのではなかろうか。



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