ノグチサトキ

  京都のアマチュア・ロック・ミュージシャン 愛機は、昭和四十一年式ストラトキャスター

狐の嫁入り

2017-03-15 | 自分史

綺麗な虹は、彼女の晴れ着・・・。

 

さて、帰宅の際、車に乗れば、晴れ間に雨、

ふと見たら、綺麗な虹が出てました。

 

自宅に向かうにつれ、大きくなって、

近づいてると思ってたら、いつの間にか、消えました。

・・・

・・・

 

「狐の嫁入り」

 

昔むかし、その昔、日照り続きの村がありました。

このままじゃ、田も畑も干し上がる。

村人達は、相談して、雨乞いをすることに。

 

しかし、雨乞いには、生け贄が必要です。

山の神様は、女性だけど、空の神様は、男性。

 

おなごの生け贄を探さなければなりません。

 

若ければ、若いほど、美しければ、美しいほど、

気立てがよければ、よいほどに、

神様は喜ばれます。

 

とは言え、どこのお家も、

雨は降って欲しいが、おなごは、やれぬ。

困った村人達は、考えた末・・・。

・・・

・・・ 

そう言えば、

村の若者に恋する、かわいい狐がおるではないか。

時折、人間の娘に化けては、若者の前に現れる。

 

そこに目をつけた村の長老、

狐に若者との結婚を持ちかけます。

 

狐の娘は、もう大喜び。

 

約束の日、結婚式を挙げるため、

目を見張るばかり、美しい姿となって、神社に現れた狐。

 

嬉嬉揚揚、彼女を待ち受けていたのは・・・。

・・・

・・・ 

彼女のおかげ、村には、雨が降りました。

 

晴れてはいるのに、雨が降るのは、彼女の涙。

空に掛かった綺麗な虹は、彼女の晴れ着。

 

それ以来、村では、

晴れているのに、雨が降るのを、

「狐の嫁入り」と呼ぶようになりました。

 

・・・哀しい恋の物語。

ジャンル:
小説
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