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絵で読む宮沢賢治展

2007-11-08 | Weblog
絵で読む宮沢賢治展 賢治と絵本原画の世界

日曜日はテニスの後ガスト、ホンダでのんびりしてから温泉と中国整体。
ふと時間を見たらまだ4時過ぎだったので、平塚市美術館で「絵で読む宮沢賢治展 賢治と絵本原画の世界展」が開催されているのを思い出して観に行ってきたよん!

宮沢賢治は私が説明するまでも無い有名な童話作家で、「注文の多い料理店」や「銀河鉄道の夜」とか、あ、「雨ニモマケズ」の詩もかいていたね。

展示会説明はこのサイトが見易いかな。
http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/508.html

解説抜粋

執筆者=土方明司(平塚市美術館学芸担当長)

優れた童話作家であり詩人である宮沢賢治の文学性の高さは、世界的に評価を得ていることはいうまでもなく、今日なお賢治作品を題材にした数々の出版物が、後を絶たない。なかでも賢治童話は、子どもから大人まで幅広い年齢層に愛され、それぞれの年代に応じたイメージ世界へと誘ってくれます。これは賢治の描く物語が、視覚的幻想空間をイメージさせ、未知の空想世界へと扉を開いているからにほかならない。これまでも多くの絵本作家やアーティストが、彼の文学に触発され、絵本をはじめとして、視覚表現を試みてきたが、本展では、賢治の童話や詩に添えられた挿絵原画、または彼の文学に触発され創作した絵画作品をとおして宮沢賢治と絵本原画の世界を紹介します。

展示は2部構成とし、第1部では宮沢賢治の童話や詩の直筆原稿や水彩画、書簡、戦前戦後に出版された代表的な挿絵本ほかを展示します。なかでも、賢治の死後、鞄のなかから見つかった、有名な詩、「雨ニモマケズ」が記された手帳や、賢治直筆の水彩画5点は、今まで一般公開の機会が少なく、実に12年ぶりの公開となります。実物を見ることの出来る貴重な機会となるでしょう。第2部では、「銀河鉄道の夜」、「風の又三郎」「注文の多い料理店」をはじめとした、宮沢賢治の童話や詩のイメージを描いた絵本原画や絵画作品を中心に展示します。いわさきちひろ、茂田井武、谷内六郎、武井武雄といった、日本を代表する絵本画家の原画や、棟方志功、工藤工人、近藤弘明、三橋節子といった一流の画家たちが描いた作品が約250点展示されます。


これはなかなかいい展示会だったね。
宮沢賢治の生い立ちから37年という短い生涯のあらすじを知る事が出来たよ。

賢治は勉強が好きだったが父親は学問など必要ないと高校に行かせなかった。

しかし、賢治のあまりにひどい落ち込みようを見て高校へ行くことを許可したら、主席で入学したとか!(笑)
高校時代は知り合いと同人誌を作ったりもしていたみたいだよ。
賢治は上京して学校に行っていた妹が病気で倒れたので面倒を見て一時は良くなって教員をし始めたが、結局数年後に亡くなってしまった。
その後賢治は一時小学校の先生をしていて、楽器を弾いたり黒板に絵を描いたりして楽しい授業で人気があったとか。
しかし、数年で教員を辞めて自給自足の生活を始めたが、体を悪くして暫く静養してから、知り合いに頼まれて肥料か土壌改良剤として炭酸カルシウムの営業をやったとか。

結局35歳くらいで病気で倒れ2年後の37歳で他界した。

賢治が生きている間に出版された作品は、「注文の多い料理店」「春と修羅」の二冊のみとか。

今回は賢治の自筆の原稿や、絵、それに死後肥料の販売の時に使っていたトランクのサイドポケットから発見された手帳も見ることが出来た。

有名な「雨ニモマケズ」はこの手帳に書かれていたものなんだよ!

後は賢治のいろいろな作品、「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「セロ引きのゴーシュ」などの童話や詩のをイメージを有名な画家、絵本画家、版画家とかが描いた絵があったのがよかったね。

いわさきちひろ、谷内六郎、棟方志巧、工藤甲人とかのもあったよ。

同じ「注文の多い料理店」でも、描く人によって違うのも面白かったよ!(笑)


これは面白い展示会だったからみんなにも一見てもらいたいと思ったら、私の行った4日の日曜日が最終日たったよん!( ̄□ ̄;)!!

調べたら11月9日からは下関で開会されるとか!_・)ぷっ


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