徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 食味歳時記 獅子文六

2017-07-20 20:58:34 | 日記
徐仙日乗 読書 食味歳時記 獅子文六 中公文庫
読了 読書メーターと重複

1956生まれの小生にとっては祖父世代の文六先生。長生きして昭和40年代の婦人雑誌に連載された食エッセイ。大家による食エッセイって辺りが戦後である。歳時記に示されるように季節毎のうまいものって趣向なのだが、当然この感覚は現代ではほとんど絶滅している。良くも悪くも遠い昔の話。お得意のフランス料理というか惣菜だって様変わりしている筈だ。食では無いが、「恩賜の煙草」とともに特製マッチがあったって話は初めて知った。そう言えば煙草が来客を「もてなす品」だったってのはいつ頃までだったのだろう。宮中では今でも煙草が供されているのであろうか。

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