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リオデジャネイロ オリンピック 日本柔道選手団がすごかった!

2016-08-14 01:30:00 | スポーツ
柔道競技最終日の結果です。
柔道男子100キロ超級に原沢久喜選手(日本中央競馬会)が登場。1回戦で、昨年世界選手権3位のオクルアシビリ選手(ジョージア)と対戦。相手が指導を取られ優勢勝ち。続く2回戦ではコカウリ選手(アゼルバイジャン)とぶつかり、先に指導を取られながらも、少ない好機を生かして大内刈りで一本勝ちしました。準々決勝はメンドーサ選手(キューバ)との対戦。消極的姿勢でメンドーサ選手が指導を取られ続け、原沢選手が反則勝ち。危なげなく3勝して準決勝に進出しました。準決勝では、アブドゥロ・タングリエフ選手(ウズベキスタン)と対戦。ともに指導を1回ずつ受ける展開で、2分過ぎに組み合わないタングリエフ選手に2度目の指導が入り、原沢選手は有利な状況になると3分30秒に大内刈りで有効を奪いました。結局は相手が指導4回となり反則勝ち。決勝で原沢選手は、ロンドン大会金メダリストのテディ・リネール選手(フランス)と対戦。リネール選手は序盤からまともに組み合わず、原沢選手に「柔道」をさせてくれませんでした。試合開始わずか10秒で原沢選手に「指導」がいく最悪の展開。絶対王者の圧力はすさまじく、1分には2度目の「指導」。不利な流れの中、原沢選手は真っ向勝負を挑み、果敢にリネール選手の奥襟を取りにいきました。しかし、リネール選手は原沢選手の組み手争いにつき合いません。なぜか王者には「指導」が与えられません。残り33秒でようやくリネール選手に「指導」。原沢選手は最後に猛攻を仕掛けましたが、王者に巧みに逃げ切られました。結果、優勢で敗れ、銀メダルとなりました。
残念ながら、この試合に関しては、「柔道」と程遠いものでした。試合終了と同時に、真っ向勝負を避けたリネール選手に対して観衆が大ブーイングしたことが、その証です! 審判の方には、「柔道精神」にのっとり、正しくジャッジしてもらいたかったです。実に、後味が悪かったです。リネール選手に対して、拍手が送れませんでしたわ。

柔道男子100キロ超級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)

柔道女子78キロ超級に山部佳苗選手(ミキハウス)が登場。2回戦から登場した山部選手はパケニテ選手(リトアニア)と対戦。攻めあぐねていると、途中で指導を取られました。内股で一本を狙いに行きますが、相手にかわされ苦戦。ようやく残り49秒となったところで大外刈りが決まり、一本勝ちとなりました。準々決勝はサフェルクルス選手(オランダ)と対戦。足技で攻め続け有効ポイントを奪取。最後は払い腰で一本勝ちしました。2試合連続一本勝ちで準決勝に進出。準決勝では、イダリス・オルティス選手(キューバ)と対戦。1分25秒に消極的指導を受け、その後、指導で並ぶも、3分19秒に浮き腰で有効を奪われ、優勢で敗れました。その結果、3位決定戦に回ることになりました。3位決定戦はサイト選手(トルコ)との対戦。23秒、開始早々に大外刈りで技ありを奪うと、そのまま逃げ切り優勢勝ちとなりました。結果、銅メダルを獲得しました。

柔道女子78キロ超級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)


今大会、日本男子が全階級でメダルを獲得しました。オリンピック史上初の快挙となりました。また、日本勢の男女合わせたメダルの数は計12個となり、1992年バルセロナ大会、2004年アテネ大会の計10個を上回り、史上最多となりました。
改めて、日本柔道選手団に「ありがとう」と言いたいですね。


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