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『過保護のカホコ』 第5話

2017-08-12 08:40:00 | テレビ番組
高畑充希さん主演の『過保護のカホコ』。第5話では、カホコ(高畑充希さん)の親戚の中で起こったトラブルと、麦野初(竹内涼真さん)の心の闇、そして、カホコが少しずつ大人への階段を上っている様子が描かれました。

(初のアトリエ その1)
初> 今までぬくぬくと守られてきたお前には、分かんないんだよ。親に愛されて育つのが、いかに幸せなことか。
カホコ> 初君のパパとママは、愛してくれなかったの、初君のこと? いつか、両親なんていないって言ってたけど。
初> お前さ、デリケートな問題、ストレートに聞くね。
カホコ> あっ、ごめん。
初> 父親は、俺が物心つく前に死んだし、母親は男とハッピーに暮してんじゃねえか、どっかで。
カホコ> どっかで? え、会ってないの?
初> うるせえな。

(初のアトリエ その2)
カホコ> ねえ、前からちょっと気になってたんだけど、これ(使い切られた、赤色の絵の具のチューブ)、どうしていつも持ってるの? もう、使えないのに。
初> 別に。
カホコ> 何か、思い出があるとか?
初> うるせえな。もう、それ、捨てていいから。捨てろ。捨てろって。
カホコ> (ゴミ箱にそれを捨てる。)
初> もう帰れ。

(河川敷)
カホコ> 初くーん。あ、あの、お弁当作ったから、良かったらと思って。
初> ママに作ってもらったのか?
カホコ> あっ、ん~ん。バアバに教えてもらってカホコが。
初> ええ、大丈夫かよ。食えんだろうな?
カホコ> ああ、たぶん大丈夫だと思う。(お弁当のふたを開ける。)これが昆布で、これがおかかで、これがシャケ。
初> あっ、やっぱ、いいわ、俺。悪いけど、俺、おにぎり嫌いなんだよ。
カホコ> 何で?
初> 別に、どうでもいいだろ。ほら、パン、買ってあるし。(袋からパンを取り出したはずみで、捨てたはずの絵の具のチューブが地面に落ちる。)
カホコ> これ、捨ててなかったんだ。
初> うるせえな。
カホコ> (初の顔を見つめる。)
初> 何だよ。
カホコ> (ますます、初の顔を見つめる。)
初> ああ、昔、金もねえくせに、母親が買ってくれたんだよ。母一人、子一人だったから。「初は絵が上手だから、大きくなったら、画家になったら」と言われて、その気になって、その貰った絵の具、がんがん使って、何枚も、絵、描いてたら、どうしたと思う、あいつ。
カホコ> 喜んでくれたんじゃないの?
初> 違うよ、バカ。7歳の時、朝、起きたら、テーブルにおにぎりと、ごめんねって書き置き残して、突然、いなくなったんだよ。
カホコ> え、何で?
初> 知らねえよ、そんなの。男でも、できたんじゃねえのか。そして、俺は施設に入れられて。俺みたいな性格の悪いガキは、誰も養子にとってくれないからさ。だから、高校卒業するまで施設にいて、バイトしながら何とか奨学金で大学入って、今に至るみたいな感じ。
カホコ> そこから、お母さんに会ってないの?
初> 会うわけねえだろ。
カホコ> どこにいるのか、分からないのかな、お母さん?
初> 親戚とかに聞いても、皆、分からねえとしか言わねえんだよ。
カホコ> 何とかして探す方法ないかな?
初> 何で、そんなこと、しなけりゃいけないんだ、今更。
カホコ> だって、ホントは、会いたいから、これ、捨てずに持ってたんでしょ?
初> そんなんじゃねえよ。(川に絵の具のチューブを投げ捨てる。)言っとくけど、あんなの持ってたのは、いずれピカソを超えて、あいつを見返してやるためだから!
カホコ> (初の顔を見つめる。)
初> 何だよ、その目は?

ここからが、クライマックスですよ! 胸キュンシーンもありますよ。では、どうぞ。

『過保護のカホコ』 第5話(リンクの有効期限は2017年8月16日午後9時59分まで)


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