バッグを巡るあれこれ

電車に乗ると4人がけのシートに3人。
残る席には手提げバッグ。
ずいぶんな事をするなぁとバッグの両側を見ると若いサラリーマン。
足を投げ出し爆睡している方の持ち物かぁ？と想像する。
向かいの席に座り何駅か行くが、乗り込んでくる人もバッグがあるので座れない。
と、ジョシがバッグを無視してその場所に座った。
バッグは隣の人との間に挟まれるが、両隣の人は無反応。
これらの人の持ち物じゃないのかぁ？
ターミナル駅に着いて、多くの人が降りていく。
向かいの席の4人も降りた。
あとにはポツリと手提げバッグが。
忘れ物かぁ・・・
車掌に持っていこうかと思ったが、車掌室は隣の車両。
電車は動き出す。
そこへカッブルが来て手提げバッグの隣に座る。
しばし二人で何か話して、女性がその手提げバッグを手にすると中味を改めだした。
ずいぶん大胆だなぁ。
結構細かく中味を取り出して確認したのち横に置く。
降りる駅が近づくにつれ、そのバッグが気になりだす。
終点まで行って折り返し時に車内点検はするのだろうか？
それとも途中で誰かが持って行ってしまうのでは？
忘れた人は困っているのではないか？
降車駅に着いた時、仕方ないので女性のところへ行き、駅に届けるけど構わないかと確認。
了承が得られたので改札の駅員のところまで持って行き、事情を説明して預ける。
さて、持ち主に無事届いただろうか。



中央通り 2
静岡県焼津市本町6丁目
撮影 2014年8月14日 木曜日 13時50分