里庄写真クラブのヤマじいさん

ネイチャー大好き・アウトドア大好き
楽しく気ままに自遊なカントリーライフ

「青春切符で大阪のディープな街へ」 (H28・12/14)

2016-12-17 13:59:21 | 日記
 田舎の元気じいさん・不良老人、二人が青春切符を使い歳末で賑わう大阪の町へ出かける。学生時代の悪友と会社で同期だった友達夫婦とJR大阪駅中央改札口で待ち合わせ、年の瀬も押し迫った大阪を案内してもらう。60年・半世紀以上を過ぎてもまだ付き合ってくれるありがたい親友たちである。
 まず、近年梅田の再開発で生まれ変わった「グランフロント大阪」を中心とした「うめきた地区」をブラブラ、昼食後、地下鉄で大阪のダウンタウン、新世界・ジャンジャン横町へ。通天閣のお膝元で飲食店や居酒屋がひしめき合う下町をさまよう。いかにも大阪らしい派手派手看板や店構え、庶民の下町の色彩が色濃く残る街・コテコテの町、ごった煮のような活気のあるこの雰囲気が好きである。私の学生時代には新世界や西成界隈は怖いから近づかない方が良いと言われていたが、それでも怖いもの見たさで悪友と時には遊びに入っていたが、今は観光化された感があり外国人やヤングも多い。
 新世界では「ソース二度漬け禁止」でかなり知られた串かつ屋に入り楽しく飲んだ後、日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台へ、帰りは地下鉄の淀屋橋で降り「御堂筋イルミネーション2016」や中之島公園の「OSAKA光のルネサンス2016」を散策し、イチョウ並木を光で彩るキラキラ・「大阪シンボルストリート」を梅田駅まで歩く。
 B級グルメで酒酌み交わし、大阪駅から夜遅い新快速で帰路に着く。遠い昔の親友たちと大いに飲み、語り、大阪の街を楽しんだ一日でした。

   
          ジャンジャン横町を歩く、コテコテのごった煮のような町が好き
   
          温泉場でもないのにジャンジャン横町には二軒も射的がありました
   
             看板もユニーク、ディープな下町のセンスです
   
             どこも大きな看板で特徴が良く出ています
   
            見て歩くだけでも楽しい、ディスプレーが面白い
   
             ド派手な看板で、どこに入ろうかと迷います
   
             安くて旨くてなんぼのお店が競い合っています
       
        幸運の神様・ピリケンさんは活気ある新世界のシンボル
       
          通天閣のお膝元にディープな街が広がる
   
          全国区で知られる「串かつだるま」に入る、ソース二度漬け禁止やで!
       
           日本一高いビル「あべのハルカス」
   
          あべのハルカス展望所より天王寺動物園方面を
   
          大阪のシンボルストリート・御堂筋を彩るイルミネーション
   
            中之島公園「OSAKA光のルネサンス2016」
   
             大阪市役所正面の大きなイルミネーション
   
          なんばから梅田まで光で彩る「御堂筋イルミネーション2016」

「晩秋の北陸路・その3-金沢」

2016-12-02 20:07:49 | 日記
 三日目(11/29)、ホテルで朝食を済ませ、みんなで歩いて「近江町市場」へ。私は市場めぐりが好きでここも数回訪れているが、数年前、大規模な再開発が行われ「近江町いちば館」として生まれ変わった。”おみちょ”と呼ばれ市民の台所として親しまれていた以前の雰囲気は少し薄れているが、今は観光のスポットとして賑わっている。そのあと、バスで「ひがし茶屋街」に行く。まるで京都の祇園のような街並みが金沢駅の近くに残っているのが不思議である。明治初期の建物で国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。雰囲気は昨夜の雨に濡れた風情の方が良い。そして最後の観光は日本三大名園の一つで文化財指定・国の特別名勝「兼六園」をガイドの案内で散策、さすが加賀百万石の藩庭はミシュランの観光版で三ツ星を獲得したこともあり外国人も多い。昼食は兼六園そばにある「兼見御亭」で加賀料理を頂く。兼六園を12時過ぎに出発し、北陸自動車道を走れ!走れ!で帰路に着き、19時・里庄に無事に帰る。

   
        かって”おみっちょ”と呼ばれ市民の台所として親しまれていた近江町市場
   
             大規模な再開発がおこなわれ「近江町いちば館」となる
   
               今は観光スポットとして賑わっている
      
      イチョウの落ち葉をきれいに掃除する人力車の車夫さん
   
           国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている
   
               明治初期の建物が並ぶ早朝のお掃除
   
          金箔工芸のお店で一万分の一ミリの世界に驚く、これは金箔の壁
   
            お昼の「ひがし茶屋街」は観光客で賑わっている
   
             文化財指定・回遊式庭園の特別名勝「兼六園」
   
            枝ぶりが見事な「唐崎の松」も雪吊りを済ませ冬を待つ
   
              兼六園のシンボル・二股灯籠(ことじとうろう)
   
                霞ケ池の水面に浮かぶ紅葉の「内橋亭」
   
            ミシュランの三ツ星を獲得しただけに国際親善のパチリ
   
                紅葉・落葉に彩られた晩秋の名園

「晩秋の北陸路・その2-能登」

2016-12-02 15:01:55 | 日記
 二日目(11/28)、朝一には目の前に広がる七尾湾に浮かぶ能登島を眺めながら露天風呂を楽しむ。本日は晴天、朝食を済ませたら今日は、まるまる一日観光だ。最初は道の駅「千枚田ポケットパーク」へ。ここから眼下に「白米千枚田」を望む、海に向かう斜面に無数の小さな田んぼが重なり幾何学模様を描いて日本海まで続く。大自然が作り出した造形は「国指定文化財名勝」・「日本棚田百選」・「世界農業遺産」にも指定されており、海辺の絶景はまさに日本の原風景である。そして「輪島の朝市」へ向かう。日本三大朝市で1,000年以上も前から続いているという。あちこちから売り手のオバチャンたちの「こうてくだぁー」の呼び声、値段は交渉しだいか?楽しい心のふれあい、朝市ならではの光景が広がっている。これらのスナップを撮りながら散策を楽しむ。このあと「輪島キリコ会館」に入る。館内には最大2トン・15mもある巨大なキリコが30基も展示され、祭り囃子が流れ、居ながらにして能登半島に舞うキリコ祭りの雰囲気を楽しむ。昼食はキリコ会館横の「割烹・喜芳」、日本海を眺めながら輪島塗の器に盛り付けられた地元の旬の幸を頂く。食事のあとは150年続く輪島塗の老舗「しおやす漆器工房」を見学し、「曹洞宗大本山・総持寺祖院」へ。永平寺と並ぶ曹洞宗の修行寺として栄えたが、明治の大火のあと本山は横浜へ移され現在は祖院として威厳と風格を今に伝えている。拝観を終え、日本で唯一、一般の車やバスで海岸線の砂浜を走れる約8キロの観光道路「千里浜なぎさドライブウエイ」を走る。不思議な爽快感である。金沢へ入り、今宵の「ANAホリディイン金沢スカイ」へ。近江町市場の向かい側にあり観光スポットへのアクセスは良い。バイキングの夕食をすませ、飲み友達と二人で、小雨が降り石畳の濡れた風情のある「ひがし茶屋街」を散策し、新装なった金沢駅へ向かい、居酒屋で一杯飲んでほろ酔いでホテルへ帰る。

   
           「あえの風」ロビーを出て夜明け前の能登大橋を見る
   
          オモテナシの宿・加賀屋姉妹館「あえの風」正面、本日は快晴
   
         道の駅「千枚田ポケットパーク」から眼下に世界農業遺産の棚田を望む
   
         大自然が作りだした造形・波打ち寄せる日本棚田百選の「白米千枚田」
   
             民芸品を売る可愛いおばあちゃん、寒いよネ
   
            朝市風景、「へそくり会」御一行様と心のふれあい
   
          お父さんのお酒のつまみ・アリガトウ、これ朝市のキャラクターヨ
   
             会話が楽しい「輪島の朝市」・日本三大朝市です
   
           ”こうてくだぁー” の声にオカーさん、またまた買いました
   
               「御一行様」、ここでも沢山買いました
   
          高さ15m・最大2トンものキリコ、これを担ぎ上げ激しく練りまわる
   
           神々が跳ね人々が踊る、熱狂の「能登キリコ祭り」の主役
   
            曹洞宗大本山総持寺祖院の山門、威厳と風格が漂う
       
          境内でムンクの名作・「叫び」を見つける
   
          約8キロの砂浜を走る、「千里浜なぎさドライブウエイ」、爽快だ
   
              波打ち際で雄大な水平線を眺め夕陽に想う
   
          宿泊の「ANAホリディイン金沢」から眺める金沢の夜景
   
              小雨けむる「ひがし茶屋街」、柳がゆれる
   
              まるで京都の祇園のような雰囲気が漂う
   
          アメリカの旅行誌で「世界で最も美しい駅」に選ばれた
   
             金沢駅東口正面の「鼓門」からエスカで地下へ

「富山・能登・金沢、晩秋の北陸路ーその1」 (H28・11/27~29)

2016-12-02 11:39:27 | 日記
 誰が付けたか「へそくり会」。パソコン教室や趣味の会などでつながっている女性中心の仲良しグループである。SAや観光地の駐車場ではバスに貼られている「へそくり会・御一行様」のステッカーを見て結構、笑われる。このグループでバスをチャーターして今迄、立山黒部アルペンルート、富士・箱根・伊豆、信州桜巡り、蓼科・美ヶ原・上高地、長崎・佐賀・呼子の朝市など山に海にと色んな所を訪ねたが、メンバーもだんだん高齢となり寄る年波には勝てず、足腰も弱くなった者も多く、ここらで「へそくり会」の卒業旅行にしようということになり、行き先は北陸新幹線が開業し今、大変賑わっている北陸路に決まる。
 初日(11/27)は早朝、5:30・里庄を出発。山陽道、名神高速道を走り一宮JCTから東海北陸道に入り、郡上八幡ICを降りて昼食は水の町・郡上八幡「流響の里」。外観にうだつと火の見櫓を配した重厚な趣のある「食のテーマパーク」である。食事を済ませたら近くの日本名水百選第一号の「宗祇水」へ。再度、自動車道を走り五箇山ICを降りてユネスコの世界遺産に登録され、世界から注目を浴びている小さな山里・五箇山の合掌造り集落を訪ねる。中でも菅沼集落は合掌造りが良好に残っており、小さいながらも日本を代表する山村集落として昔ながらの景観を変えることなく歴史を語り続けている。このあと氷見ICまで走り、「氷見漁港場外市場・ひみ番屋街」へ。「氷見の寒ブリ」で知られる道の駅、天気が良ければ海上に浮かぶ立山連峰を一望できるが、残念ながら小雨でダメ。活魚や干物から氷見牛まで地場の食の専門店や飲食店がずらり並んでいる。そのあとは北陸随一の和倉温泉まで走る。今宵の宿はかの有名な加賀屋の姉妹館「あえの風」、開湯1,200年の歴史を誇るすぐれた泉質の和倉の湯で癒された後、夕食は海山の幸をふんだんに盛り込んだ料理と迫力満点の「御陣乗太鼓」のショーを楽しむ。

   
        水の町・郡上八幡の町並み、国選定重要伝統的建造物群保存地区である
   
          うだつと火の見櫓を配した重厚な「流響の里」で昼食をとる
       
          日本名水百選第一号指定の湧水・「宗祇水」
   
               郡上八幡の趣のある古い町並み
   
           小雨けむる「郡上八幡城」、日本最古の木造再建城
   
              雨の中、越中五箇山「菅沼集落」へ降りる
       
              雨の世界遺産を歩く
       
           どこか生活臭のある日本の原風景
   
               雨の中、合掌造りの前を散策する二人
   
               霧が上がる、これぞ日本の原風景である
   
               道の駅「氷見漁港場外市場”ひみ番屋街”」
   
             能登の響き、髪を振り乱し迫力の「御陣乗太鼓」
   
              奇妙な面をつけ打ち鳴らす奇襲太鼓の響き
   
             異様な雰囲気の独特の迫力に見る者も熱くなる