なんくるないさぁ情報局。

大好きなテレビドラマ、邦画などについて、日々感じたことを書きたいと思います。

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がんばっていきまっしょい。最終艇。

高校生活、イコール、ボート、すなわち、マル。

いよいよ全国大会が始まる!
悦ネェ(鈴木杏)が抜けた女子部は、なんか気持ちがしっくりしていない。
悦ネェが考えた掛け声もうまく揃わない。そこへ、悦ネェがやっと間に合った。
みんなは喜んだ!がぁ、予選の試合は明日だった!?

予選当日。
仁美(石田ゆり子)がシートチェンジを提案する。
リー(相武紗季)が整調に座ることに。
なかなか調子が揃わない。苦戦の予選。結果はなんとか2位に。予選通過だ。
男子部も2位入賞。男女とも松山第一はなんとか、準決勝進出へ。

ブー(錦戸亮)は中田三郎(田口淳之介)がスタートのリズムの取り方ででしゃばったアドバイスをするのが気に食わなかった。

応援に来ている根元(小日向文世)は言う。
「ボートちゅうのは、禅の修業に似てるとこがあるんですわ。あーしんどいとか、このままじゃ負けてしまうとか、余計なこと考えると、もう、すぐ漕ぎに出る。チームワークもそうや。ちょっとした不信感、ちょっとした不安、遠慮、ほういうもんが全部、ボートに出てしまう。」

「つまり、何も考えん。こころを無にして漕ぐ。それが大事ちゅうことですか。」

「ほやから、ボートは難しい。」

準決勝当日。
男子の試合が始まる。ブーと中田三郎の確執はそのまま。「腹きり」。ゴール手前で抜かれて4位になってしまった。

下級生のミスで負けたが、ブーは、怒らないで、こう言った。「ありがとう。一緒に漕いでくれて…。ええ思い出になったわぁ。ありがとう。」
「来年はお前がこの部を引っ張れ。今の悔しさ忘れんと、がんばれ。」とオールを手渡した。

女子部員たちは、悦ネェが抜けたから、調子が出ない、心細い、これ以上は無理と弱音を吐く。そこへ、悦ネェがやって来る。

「言い訳や、そんなん言い訳や。そんな言い訳、私は許さん。」
「逃げとるだけやろ。レース前の緊張や不安から、みんな逃げとるだけや。」

「いろいろ言い訳しとると、ものすごい疲れてくる。でも、気づいたんよ。私、楽してたて。今一生懸命やらんことの言い訳、探してただけやったて。自分、ものすごく情けなく思ったんよ。」

「今一生懸命やらな、今がんばらな、言い訳したらいかんのよ、みんなは今、漕げるんよ。目一杯漕いでがんばってよ。できるよ、あんなに練習してきたんやもん。みんなならできる。できるよ、絶対。」

仁美は悦ネェに言った。
「よういうてくれたね。みんな、やっと落ち着いたみたいや。さすがはキャプテンやね、たいしたもんや。」

「そんな、立派なもんやないです。本当は、そんな余裕ないです。本当は、いっぱい、いっぱいで、さっきもこのへんチクチクしながら言うてました。」

「だって、わたし、やっぱり漕ぎたいです。ただ、ただ、漕ぎたいです。」
「みんなと一緒に漕ぎたいです。また、オール握りたい。水の重さ、手に感じて、風、顔にパーと受けて、漕ぎたい。思い切り漕ぎたい。漕ぎたい…。」

「でも、できないこと数えて嘆くより、できること見つけて、ワクワクしたい。」
「ほやから、来る途中、私にできることはなにか考えました。」
「考えて、考えて…、六人目のクルーになろう思いました。」

悦ネェは、松山第一のボートが目の前に来たところで、腰の痛さも忘れ、ずっとボートと一緒に走り出した。

すごい記録を出すレースがある。輝かしい勝ち方をするレースがある。でも、私にとってのベストは、今のこのレースや。六人目のクルーがいた。彼女の呼びかけでチームが集まった。念願の大会、彼女は出られんかった。彼女の名前は、ボート史には決して残らない。でも、このレースは、ベストのレースやった。この日、会場にいた人たちにとって、六人目がいたレース、決して忘れることのない、みんなにとっての、ベストのレース。

「みなさん、三年間、応援ありがとうございました。」
悦ネェほか三年生のクルーたちはコーチや親たちに頭を下げた。

悦ネェたちの最後の夏は終わり。

高校3年・初秋。
進路をそろそろ決めないと…。
悦ネェが撮った全国大会の写真が根元のお好み焼き屋の店内に貼ってあった。どれも、輝いて写っていた。

中田三郎にもらったカメラを見つめて決心した。

東京の専門学校へ行って、カメラマンになると。
幸雄(大杉漣)は大反対。祖母・キヌ(花原照子)は、やりたいことを見つけたのだから、金は出すと言ってくれた。姉・法子(浅見れいな)も、中途半端は許さないと言った。

学費を貯めるため、お好み焼き屋でバイトに精を出す。

2005年初春。
とうとう、卒業式を迎える。

仁美と大野健(池内博之)は悦ネェたち女子部員に感謝の意を伝えた。
女子ボート部を復活させてくれてありがとう。いつの間にか臆病になっていた私たちに、もう一度ボートを漕ぐ楽しさを教えてくれたのはみんなだ。お前らみて、もう一度やろうと思った。負けてもいい、ひどい結果になってもいい、もう一度レースやりたいと。教えるつもりが、目いっぱい教えられた。
大野夫婦は、自分たちの夫婦の関係にもオーバーラップさせていた。

みんなは艇庫へ。
最後のボートを漕ぎ始めた。

「濃い、濃い、濃い高校生活やったなぁ。」
「深い、深い、深い毎日やった。」
「イージーオール。」
「ありがとう。」
「オールメン、ごくろうさんでした。」

「高校生活、イコール、ボート、すなわち、マル。」
「青春方程式。」

みんなはそれぞれの道を進んでいった。
リーは医学部でがんばっている。イモッチは広島の大学に。いつか先生になって、ボート部の顧問になりたいと。ヒメは大阪の大学でマネジャーをやっている。ダッコは、愛媛大学のボート部に。新海の田中ちえみ(関めぐみ)と一緒に漕いでいる。

悦ネェは東京へ出発するため、荷造りを。そこへ、連絡がずっとなかったブーがやって来る。

ずっと悩んで、やっと決めたという。東京商船大学にいくという。船乗りになると。普通に勉強して普通にいい大学に入っていい会社に就職するのは、ワクワクしなかったという。海はいろいろなものをくれた。自分にとって、一生過ごしたい場所になったと。

「腐れ縁もとうとうおしまいやね。」
「俺は、俺は…、悦子のこと、ずっと見てきた。」
「これからも、ずっと、大勢の人間にまぎれても、俺は悦子のことだけ見とる。」
「だれかそばにいてほしくなったら、いつでも連絡くれ。いつでも、どこにおっても、飛んでいく。それだけは、約束する。」

そういって、連絡先のメモを悦ネェに渡す。
好きとはっきりいわないやつやなぁ!

悦ネェは家族のみんなに、苦手だからといい、港までの見送りは要らないという。父は背中を向いたまま。「いってきます。」父に向かっても、小さく「いってきます。」

船が出ようとしているとき、桟橋に父の姿が…。

しばらくして、リー、ダッコ(岩佐真悠子)、ヒメ(佐津川愛美)、イモッチ(富藤本静)の姿が。

「がんばっていきまっしょい!」
「がんばっていきまっしょい!」

「しょい!」

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コメント

  • TBありがとうございました。
  • naomi-0604
  • 2005-09-15 21:36:47
  • とうとう終わってしまいましたね。寂しいです。

    それにしても、彼女たちはいい青春を送りましたね。うらやましいです。

  • naomi--0604さんへ。
  • (飛行少年。)
  • 2005-09-15 23:03:29
  • そうですね。

    終わってしまいましたね。

    なんか、いい夏でしたよ。彼らとともに、夏も終わったって感じです。

    彼女・彼らのことは、なんか、ちょっとジェラシーを感じますよ!

  • 秋風
  • mari
  • 2005-09-16 00:04:47
  • TBありがとうございました。

    このドラマで、暑い夏がさらに暑く過ごせました。

    毎回必ず、もらい泣きしてました

    元気をありがとう

  • mariさんへ。
  • (飛行少年。)
  • 2005-09-16 00:12:57
  • 暑い暑い夏でした!

    今日も最終艇を見ながら、泣いてましたよ〜!

    あぁ、あんな頃に戻ってみたいです。

    ウルウル記念だぁ

  • しょい!
  • demasse
  • 2005-09-16 00:16:55
  • こんばんわ。TBありがとうございました!

    いやぁ、泣きましたぁ!!

    最後の「しょい!」で主題歌の前奏が入ったとき、もー最高でした!

    この夏がんばった彼女達にかんぱーい!

  • demasseさんへ。
  • (飛行少年。)
  • 2005-09-16 00:23:02
  • こちらこそ、ありがとうございます。

    ほんと、「しょい!」と悦ネェが言ったあと、

    aikoのキラキラの前奏♪が…。

    もう、だめでした。ウルウルでした。

    よき青春に乾杯

  • しょい!
  • まこ
  • 2005-09-16 11:55:51
  • 船出のシーンで、お父ちゃんだけでもウルウルだったのに、最後はやっぱ仲間とのお別れだった・・・で、涙ドバーっ!

    青春てええなぁ〜と懐かしく思わせてくれたドラマでした 

  • まこさんへ。
  • (飛行少年。)
  • 2005-09-16 12:53:06
  • 実は、父親役の大杉さんは徳島出身なんで、四国のことばは上手だったんですが、かえって、きつい感じがしました。

    しかし、やっぱり、娘思いのいい父親を好演されました。無骨な感じなんだけど。

    「しょい!」

    ちょくちょく、これから、使わせてもらおうと思います!