鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

あけましておめでとうございます。今年も「風街便り」と「チー坊ノワール」をよろしくお願いいたします。

2018-01-02 22:17:25 | 日記

平成30年1月1日 佐助ケ谷は氷点下の凛とした冷気とともに新年の朝を迎えました。

朝6時過ぎに愛車メガーヌで新春の街に出かける間際、メーターの外気温計が示す「-2℃」のサインが、妙に冷めざめと輝いて見えます。

大晦日は「紅白」も観ることなくビールを飲み続け、不覚にも、年末恒例のBS-TBS「吉田類 年またぎ酒場放浪記2時間スペシャル」の記憶もまだら模様のまま、不思議なことに気分だけはすっきりはっきりと元旦の朝を迎えることができました。今年は良いことあるかも…。

そして三が日はいつものように母が暮らす2階の和室で御屠蘇、お雑煮、おせち料理をいただくことになります。数の子やウニ、イクラ、唐墨といった縁起の良いといわれる食材をあしらった小皿は母の作。そしてお煮しめはウチの同居人さんが制作…といった具合になんとなく担当が振り分けられて、新年の朝の膳が始まります。

40歳くらいまではこの御屠蘇、お雑煮、おせちの三点セットが苦手だったのですが、今ではかなりお気に入りになっています。それなりに年取ったということなのでしょうか…。

例年ならば元旦の朝の膳を済ませた後も「お正月ですから」とだらだら飲み続けるか、もしくは陶芸教室といった状況となるのですが、今年はご近所のお店仲間「甘味処 こまめ」の店長・かえさんから声をかけられて「鎌倉黒珈琲」で淹れた 濃いカフェオレとブラックコーヒーを店頭販売。というかワタシ自身は傍らで、販売の雑務に明け暮れることしかできませんが…。

「こまめ」さんのとびきり美味しい白玉入りの「手作りおしるこ」とともに、初詣での方々の「暖取り」に一役買わせていただきました。明日3日も「こまめ」さん店頭で販売いたします。こちら方面にお出かけの予定がありましたらぜひ、お試しください。

穏やかな元旦の午後には、玄関ドア上の「おはらひさん」を前日の大晦日に鶴岡八幡宮で授かってきた冬バージョンに衣替え。

水色の御幣を冠した夏バージョンから赤い御幣に変わることで、玄関周りが少しばかり温かい雰囲気に包まれるような気がします。

お越しいただいた方々と語らいながら「では、そろそろ…」と顔を見合わせ、街のランドマークでもある佐助稲荷神社へ初詣でに。

今年も、嬉しいことがあった時、困ったことや悲しいことに見舞われた折に、この赤い鳥居の下を歩きながら、さまざまに思いを巡らせることでしょう。

日が変わって本日、新春2日目。訪れてくれる人は皆、箱根駅伝往路におけるワタシの母校の残念な結果を知ってか知らずか、駅伝の話題にはいっさい触れません。みんな、優しい人ばかりです。

そしてふと気がつくと、来る人来る人みんな、ウチの黒猫ノワールを撫ぜまくっています。それに応えるようにノワールも「♪ニャ~ン」とメゾフォルテ。


耳の彼方に、今から約40年ほど前のミュージックシーンで少々話題になった隠れた名曲、アル・スチュワートが歌う「YEAR OF THE CAT」がそっと響いていました。

わが家の今年の干支は 猫!?…。




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