鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

桜の 「待ち」に舞い降りて カマクラという響きもロシア語みたい?

2017-04-08 22:23:08 | 日記

このところ、工房にやって来る方々との間でかわされる話題といえば、とかくうさん臭い学校とお役所の事、そしてとってもキナ臭くなってきた世界情勢…といった具合に、おおよそ陶芸とは似ても似つかぬことばかり。とはいうものの時は春。皆さんやはり、桜の咲き具合も気になる様子です。

ワタシはといえば、やはり毎朝毎朝、「今日の天気はどうかな。暖かくなるかな…。早く満開の桜になってね」と、陽が登る前から空を見上げる日々が続きます。

本日、雨模様となった土曜日の朝、南に臨む里山にはうっすらと霧がかかり、思わず「ここは清里かぁ…⁉」と、ひとり言。

早朝の雨と霧が相まって街がブルーグレーに染まり、俗に「青被り」、「色温度が高い」というような、なんとも幻想的な風景が展開されていました。

若宮大路の桜並木も雨に濡れ、土曜日にもかかわらず華やぎの度合いはいま一つ。八分咲きなのか、はたまた満開を過ぎたのか、なんともなんとも微妙な具合です。

しかしながら、今年で二回目の春を迎えた若い桜は花も枝も徐々に成長してきているようです。明日以降、天候が回復した暁には、そっと段葛を散策に向かいたい…。

それにつけても、「今年の桜は、ちょっと変…」という声が、あちらからも、こちらからも。たしかに、一斉に咲き誇るという感じではなく、各々その木の気分次第で花を開かせるという傾向があるようにも思います。

そのようなこともあってか、この春は桜の写真をほとんど撮っていませんでした。この写真は鎌倉山の某所に立ち寄った時に収めた一枚。

「私、綺麗に咲いてます」という豪華絢爛な桜ではなく、街場に何気なく花開く一輪一輪がワタシの「MEGANE」にかなったのでした。

閑話休題。

桜の話題でひとしきり盛り上がった工房の片隅。「金継ぎした器を知り合いに贈りたいのですが…」という超ディープなご注文に従って、手元にあるワタシの壊れた作品を補修してみました。まもなく、この作品は外国に旅立って行くのだとか…。

金継ぎの場合、純粋の漆を使って補修するとかぶれる場合が多いので、今回は比較的容易な方法で金継ぎしてみました。工房内での評判は上々です。

欠損した部位が無くなってしまったカップも、なんとか恰好がつきました。


そのほかにも、補修を待つ作品は、こちらにも。

低い温度で溶けるうわぐすりを使用してカップ本体とハンドルを接合、その他、いろいろとトライしてみる所存です。

そして、なんたるタイミング!というべきか。陶芸教室の傍ら、ふとfecebookを開くとこのような写真の投稿が…。

以前、何回かウチの工房で絵付け体験していただいた男性の作品です。床に落としてしまったのでしょうか、割れてしまっています。あたかも「補修してね…」と訴えかけているかのようです…。

この「補修」という作業はなんとも不思議なもので、その対象が近年の制作品であってもほとんど無条件に「旧きを訪ね、新しきを探る」旅のように感じます。繕う作業をしている最中において、「気分はすっかりセピア色」。

作品補修に適切な冶具を探すべく工具棚をゴソゴソ探っている中、思いがけず懐かしいカセットテープを発掘。今から40年以上も前からの数々の名曲を聴いていたあの頃は、自分でも信じられないくらい元気にハジけまくっていましたっけ。

この夕方からこのカセットテープを聴きまくっています。アナログな音源が深く浸み渡ります。

いささかヨレ始めたカラダとココロをいたわることの大切さを痛感しつつある今、昭和の思い出を前に

眩しい金は傍らに 銀を紡いで 昭和を思う春の宵…

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2 コメント

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わたしも同じ (barneko姫川あけみ)
2017-04-17 10:29:46
我が家は古びいた音で昔のレコードを聞いています。今は亡きピアニストやら、色々と。
Unknown (マキロウ)
2017-05-03 07:17:13
姫川さま コメントをいただいていたことに気がつかずにいました。申し訳ありません。本日3日から5日までの3日間、ウチの人が表参道で開催される「にゃっ展2017」に参加しています。お時間ありましたら、お出かけくださいませ。

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