鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

お盆過ぎ夏の気配も和らいで、イチゴショートに胸がキュン…

2016-08-20 11:34:53 | 日記

この夏、連日の暑さとリオから伝わってくるメダルシーンの数々によって、ワタシの友人知人たち、そして日本全国が“熱風”に包まれているかのようです。ワタシ自身、リオは8月11日にサッカー日本チームが敗れて決勝リーグに進めなかったことで「終戦」を迎えたかの気分でした。ところがです、各競技で日本選手が大活躍する様子が次々に伝わってくる中、ワタシもついつい若干の「リオのカーニバル状態」に引き込まれ、一人での作陶時には工房内も堂々の!?「2画面スタジアム」。

ふと気がつくと、パソコンで甲子園の高校野球をリアルタイムで観戦できる時代になっていました…。

作陶時、目と手先はもっぱら粘土に集中するため、耳を通じて「2画面」を楽しむことになりますが、それでもリオと甲子園の熱気がストレートに伝わってきます。

今夏の高校野球では、ワタシの草野球チームの後輩・アズマ君の息子さんも甲子園の土を踏みしめたようです。

東北地方の強豪野球部員のこの息子さんはベンチ入りできなかったものの、試合前のシートノックの際に聖地に降り立ったのでしょうか。このメールからも、球児の父・アズマの喜びが伝わってきます。

蛇足ながら、アズマも息子さんと同じ高校の野球部員として今から約30年前に甲子園に出場しています。そして、その時、偶然にもワタシと妙な縁が…。彼との不思議なつながりはこちらのブログに記したことがあります。

ともにお盆前から始まったリオと甲子園もいよいよ終盤。明日21日、甲子園決勝戦の勝負が決するとともにワタシの夏も終わりを告げます。



それにつけてもこのお盆、午後からの来客、そして夕方からの打ち合わせがホントに毎日のように続きました。そして夜の締めは、駅前のコンビニ通い。巷ではコンビニに働く主人公を描いて芥川賞に輝いた村田沙耶香さんの「コンビニ人間」が話題になっています。そして夜の打ち合わせ後、ウチの同居人さんご一行は実在の「コンビニ人間」?

外部からコンビニの品揃えをチェックするその目はきわめてシビアなようでもあります。とはいうものの、実際に買うものはいつも同じ…。

ともあれ、お盆も過ぎて世の中も通常モードに戻った昨日8月19日。今からちょうど10年前のこの日、ウチの同居人さんが「一身同体」と言ってはばからなかったオスの愛猫・オルカが15歳で逝ったのでした。以来、命日にはオルカの大好物だったイチゴのショートケーキを手向けることを常としています。


以前にもこのブログに記していますが、今から20年ほど前にウチのあの人とオルカが暮らしているところにワタシが転がりこんだような経緯があるために、オルカにとってワタシは「ヨソ者」、そして「召使い」のような存在だったのでしょう。

ワタシが部屋の中を小走りで歩いたりすると、ワタシは足首に飛びつかて大出血。何かの拍子に尻尾をちょっとでも踏んだりすると、胸元あたりめがけて飛びついて二の腕あたりを噛まれてこれまた大出血…。とにかくオルカと暮らし始めた当時、ワタシの手足はしょっちゅう血が吹き出ていました。

東京から神奈川・綾瀬市に転居し、一緒に暮らしているうちになんとなくワタシを認めてくれたようで、特にお願いするまでもなく椅子を並べて写真に納まってくれるようになりました。

オルカと気心が通じるようになるまで、苦節約2年。振り返ってみると、ワタシの結婚生活のスタートは「いかにオルカと上手くやっていくか…」ということに終始していたかのようです。

猫というヤツはなかなか世渡りが上手いようで、昼間 ワタシしか家にいないときはワタシのそばにいて、夜になって同居人さんが仕事から戻ってくるとオルカは彼女にべったりと寄り添いまくっていました。

その後、庭先で黒猫・チー坊を拾い、四者四様の生活を経て、現在の地に移り住む前にオルカはこの世を去っていきました…。

ウチの同居人さんに書いてもらえば、オルカという猫の魅力をもっと端的に表現してくれるのでしょう。されど、彼女は「オルカは私の心の中にいてくれればいい」と言うに決まっています。ゆえにオルカの思い出はここまで…。

追記 ブログを更新しようとしていた矢先、現地時間8月19日のリオから 陸上男子400mリレー日本銀メダルのビッグニュースが!。またひとつ、8月19日のアニバーサリーが増えました…。

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