毎年秋に開催している個展を終えて以来、間もなく1カ月を過ぎようとしています。ご近所の方々、そして友人知人からは「個展、良かったよ。今だけはゆっくりできる時だね。ちょっと休みなよ」なんて具合にねぎらいの言葉をかけていただいています。
されどされど、現実は…。個展終了以来、ゆっくり休めた日は一日もありません。まったくもって、ただただ「忙しい、忙しい」との思いに追いまくられているわが身が「まことに野暮ったい」のひと言に尽きる今日この頃、10月末の水曜日。
毎週水曜日ともなると、ご近所のチビッ子陶芸家さんが学校帰りにランドセルを肩からかついで「ただいま~」の声とともに作陶にやって来ます。本日、チビッ子たちは工房に来るなり「変なカタチの雲が出てるよ」とワタシの手を引いて空を見上げています。
その雲は、こんな感じ。
青い空に浮かぶ太い筋状の雲は、なるほど、なんとも珍しい。じつはこの雲の形状は、とかくにかまびすしく噂される「地震雲」のようにも…。チビッ子たちも「あれはひょっとして…」とその先は多くを語りませんでしたが、秋空に浮かぶ白い筋雲がなんとも気になりながら、いざ陶芸がスタート。
前回のブログにてチラっとお伝えしましたが、ワタシの個展の際にひょんなことからチビッ子たちの作品に注文が舞い込み、この日も「せっせ、せっせ」と絵付けに没頭、の図。
これだけで収まれば、チビッ子陶芸教室の「何てことない一幕」ということになるのですが、そこは「なにかが始まる水曜日」…。
チビッ子陶芸家・ヒロくんは学校で「名誉の負傷」をしたとかで、わが家で急遽、自ら傷口に挟まった石を除去する「手術」?を敢行いたしました。
首尾よく直径5ミリほどもある小石を除去し、居合わせた一同「ホッ」っとため息。そして続いて異口同音に「ヒロくん、医者になれば!?」。すかさず「えー、オイラ、そんなに勉強ばかりしたくないよ~」とヒロくん。わかるわかる、その気持ち。
チビッ子陶芸教室が開催される水曜日は不思議なことに、ウイークデイにもかかわらず、何故か来客の方が多い曜日でもあります。
そして、何故かお客様が大いに反応するのがこのローズマリー。
「あのう、すみませんがこのローズマリー、少しいただけませんでしょうか…?」ということにて、ウチの同居人さんがローズマリーの枝をパシパシと。ご近所の方々も「すみません、少しもらっていきます」とのお言葉とともに枝をチョキチョキと、これぞまさに「鎌倉野菜、ここにあり!」かな…?
陶芸教室が跳ねまして、時は夕暮れ…。ふと気がつけば、ウチの同居人さんが少しばかり張り切って形ばかりの夕餉の時間ということもしばしば。
ワタシ自身の子ども時代をふり返ってみても、少年野球の試合を終えた後に食べさせてもらった熱々のラーメンの味は今でも忘れられません。このチビッ子たちも、「こんな少年時代があったよなぁ」となつかしく思ってくれる日々が来ればなんとなく嬉しいかな…。
チビッ子陶芸教室を終えて後片付けのひととき、「ねえ、カメラ、カメラ」との声の元、チビッ子にカメラを渡すと、とっても抒情的な秋の夕暮れの空を写真に収めてくれました。
思わず、「これは素晴らしい!」と感心したところ、チビッ子はすかさず「あと5秒早ければ、もっと泣けてくる夕焼けが撮れたんだよ」と地団駄を踏んでいます。
そうそう、その意気あれば、この先訪れる幾多のハードルもそこそこ乗り越えられるよ。がんばれ、孫世代!」とちょっぴり「みんなの孫日記」。
日々是好日。
佐助の里の秋模様。えにし交よわせ我が身思わし。 おそまつ…。
されどされど、現実は…。個展終了以来、ゆっくり休めた日は一日もありません。まったくもって、ただただ「忙しい、忙しい」との思いに追いまくられているわが身が「まことに野暮ったい」のひと言に尽きる今日この頃、10月末の水曜日。
毎週水曜日ともなると、ご近所のチビッ子陶芸家さんが学校帰りにランドセルを肩からかついで「ただいま~」の声とともに作陶にやって来ます。本日、チビッ子たちは工房に来るなり「変なカタチの雲が出てるよ」とワタシの手を引いて空を見上げています。
その雲は、こんな感じ。
青い空に浮かぶ太い筋状の雲は、なるほど、なんとも珍しい。じつはこの雲の形状は、とかくにかまびすしく噂される「地震雲」のようにも…。チビッ子たちも「あれはひょっとして…」とその先は多くを語りませんでしたが、秋空に浮かぶ白い筋雲がなんとも気になりながら、いざ陶芸がスタート。
前回のブログにてチラっとお伝えしましたが、ワタシの個展の際にひょんなことからチビッ子たちの作品に注文が舞い込み、この日も「せっせ、せっせ」と絵付けに没頭、の図。
これだけで収まれば、チビッ子陶芸教室の「何てことない一幕」ということになるのですが、そこは「なにかが始まる水曜日」…。
チビッ子陶芸家・ヒロくんは学校で「名誉の負傷」をしたとかで、わが家で急遽、自ら傷口に挟まった石を除去する「手術」?を敢行いたしました。
首尾よく直径5ミリほどもある小石を除去し、居合わせた一同「ホッ」っとため息。そして続いて異口同音に「ヒロくん、医者になれば!?」。すかさず「えー、オイラ、そんなに勉強ばかりしたくないよ~」とヒロくん。わかるわかる、その気持ち。
チビッ子陶芸教室が開催される水曜日は不思議なことに、ウイークデイにもかかわらず、何故か来客の方が多い曜日でもあります。
そして、何故かお客様が大いに反応するのがこのローズマリー。
「あのう、すみませんがこのローズマリー、少しいただけませんでしょうか…?」ということにて、ウチの同居人さんがローズマリーの枝をパシパシと。ご近所の方々も「すみません、少しもらっていきます」とのお言葉とともに枝をチョキチョキと、これぞまさに「鎌倉野菜、ここにあり!」かな…?
陶芸教室が跳ねまして、時は夕暮れ…。ふと気がつけば、ウチの同居人さんが少しばかり張り切って形ばかりの夕餉の時間ということもしばしば。
ワタシ自身の子ども時代をふり返ってみても、少年野球の試合を終えた後に食べさせてもらった熱々のラーメンの味は今でも忘れられません。このチビッ子たちも、「こんな少年時代があったよなぁ」となつかしく思ってくれる日々が来ればなんとなく嬉しいかな…。
チビッ子陶芸教室を終えて後片付けのひととき、「ねえ、カメラ、カメラ」との声の元、チビッ子にカメラを渡すと、とっても抒情的な秋の夕暮れの空を写真に収めてくれました。
思わず、「これは素晴らしい!」と感心したところ、チビッ子はすかさず「あと5秒早ければ、もっと泣けてくる夕焼けが撮れたんだよ」と地団駄を踏んでいます。
そうそう、その意気あれば、この先訪れる幾多のハードルもそこそこ乗り越えられるよ。がんばれ、孫世代!」とちょっぴり「みんなの孫日記」。
日々是好日。
佐助の里の秋模様。えにし交よわせ我が身思わし。 おそまつ…。