雨あがりのペイブメント

雨あがりのペイブメントに映る景色が好きです。四季折々に感じたことを、ジャンルにとらわれずに記録します。

平和を維持するには……

2017-04-21 18:53:06 | 昨日の風 今日の風

平和を維持するには……
    ペンス米副大統領の言葉
  
安倍首相とペンス米副大統領の会談は18日、首相官邸で開かれた。
   気になる発言があったのは、北朝鮮問題に触れた時だ。

   安倍首相
     「平和的解決は当然だが、対話のための対話になっては意味がない。圧力をかけることも必要」
   
   
ランプ政権を支持する発言だ。武器を持たない我が国は、
   同盟国米国の対北朝鮮政策について、米国を指示するのは当然のことなのだろう。
   しばしばいわれることだが、我が国は同盟国ではあるが、米国の飼い犬ではない。
   尻尾を振るような発言はすべきではない。
   相手をあおるような発言はすべきでない。
   「拉致問題」が全く進展せず、何の手も打てないで指を咥えざる得ないわが国の首相が
   「対話のための対話になっては意味がない。圧力をかけることも必要」という言葉は
   自分自身に向かって言うべきだろう。

 
 ペンス米副大統領とパスカルのパンセ

    「平和は力によってのみ初めて達成される。

     日本や他の同盟国と、力を通じての平和を達成するために連携したい」
    
危険な発言だ。
    「平和は力によってのみ初めて達成される」
    力対力、武力による解決は不幸や悲しみ以外に何も生み出さない。

     戦国の世に終止符を打つために関ケ原の合戦があり、
     幕藩体制を打破するために、西軍は攻め東軍は北へと敗走する。
     何かを壊し、新しい何かを作るためにはいつの時代にも、たくさんの血が流された。

     どんなに成熟した社会でも、やがては崩壊し新しい社会が出現してくる。

     体制維持のためには、
     より強固な力を得るために、武器を開発する。
     それは決して相手を攻めるための武力ではなく、
     自己防衛のための軍備の増強なのだろう。


    
ペンス氏は対話路線は北朝鮮の挑発行為を止められなかったとして
   
 「戦略的忍耐の時代は終わった」
  
   なんとも物騒な発言だ。

             かつてパスカルは350年も前にその著書「パンセ」の中で次のように述べている。
     
    「力は正義なり、力なきもの正義にあらず」。
    次のようにも言っている。
    
「力のない正義は無力であり、正義のない力は圧政的である
    まるで日本と北朝鮮を対比しているような文章です。
     「正しいものが強いのではなく、強いものが正しい」
    
    
米副大統領ペンス氏の発言も、これに近いものがあり、
    世界は今、とても危険な状況下のもとに置かれている。
    右手に正義をかざし、左手に爆弾をかざす
    なんとも物騒な世の中が訪れようとしている。
           (昨日の風 今日の風 №71)  
  (2017.4.21記)

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