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プレスリリースの紹介

イマオコーポレーションなど、「Autodesk Inventor」対応の治具設計支援システムを販売

2008-07-05 16:41:35 | Weblog










IMAOの3次元治具設計システムがAutodesk Inventorに対応

~治具設計用CADソフトのリーダーであるイマオコーポレーションの先進のツールが、
  機械装置産業を含む製造業で普及しているオートデスクの3次元設計用ソフトで利用可能に~



 株式会社イマオコーポレーション(本社:岐阜県関市、代表取締役社長:今尾 滋、以下イマオコーポレーション)とオートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鬼澤盛夫、以下オートデスク)は、本日、「Autodesk(R) Inventor(R) (オートデスク インベンター)」対応の治具設計支援システム「IMAO CAD・CAF/Inventor(イマオ キャド キャフ インベンター)」の出荷開始を発表しました。税込価格は262,500円で、イマオコーポレーションが販売します。
 「CAF」とは、イマオコーポレーションの造語で、「Computer Aided Fixturing」(コンピュータ支援による治具設計)を意味しています。

 治具(ジグ)は、機械加工において加工物(素材)を固定する工具です。イマオコーポレーションは、マシニングセンタなど工作機械で使用する治具を製造販売しています。また、イマオコーポレーションは、特定の顧客の要求仕様や数量、納期に対応する変種変量生産における生産性向上を「IMAO M/C SOLUTIONS」として提案しており、その一つに「デバッグレス」の提案があります。IMAO CAD・CAFにより、3次元の治具や加工物のモデルを作成し、これをもとに実加工と同じ状況でシミュレーションを行い、テストカットを排除します。

 IMAO CAD・CAFは、治具設計を支援するためのツールで、データライブラリ化された治具モデルを使い治具専用の"配置"コマンドや"移動・複写・回転"コマンドなどで組立て設計が容易に行えます。
 さらに、加工物のモデリング時に「穴」の属性(例、タップの場合は下穴径・ピッチなど)を付加する機能があり、この属性を利用し次行程のCAM(IMAO CAM/ESPRIT)ではツール自動割り当てを行い作業軽減が図られます。

 本日発表するIMAO CAD・CAF/Inventorは、IMAO CAD・CAFを、世界で70万本以上の出荷実績を持つ製造業向け3次元設計ソフトウェアのAutodesk Inventor上で動作させることを可能にします。5000点以上のIMAO標準治具部品データライブラリや選択ナビゲーション&自動アセンブリ機能、自動合致機能により、治具設計をInventor 標準機能の使用に比べて短時間(従来比 1/3~1/2)で完了できるようになります。

 さらに、Autodesk Inventorは、STEPやIGESなどの中間フォーマットデータに加え、Pro/E、PTC Granite、SolidWorks、Siemens(旧UGS) NX、Parasolid 等、他社製CADデータの受け取りが可能です。このため、Inventor以外のCADを使用した取引先や設計部門から受け取った加工物のデータを元に治具設計を行うことができます。


添付画像:IMAO CAD・CAF/Inventor画面イメージ


 IMAO CAD・CAF/Inventorは、3次元のデジタルデータを活用し、PCの画面上で完成物の可視化によるデザイン レビュー、干渉や動作等のシミュレーション、これによる設計の解析/検証を行う「デジタル プロトタイプ」によるものづくりを支援するものです。「デジタル プロトタイプ」を推進するオートデスクの取組みをさらに強化するための一環です。


【 販売情報 】

 製品名:IMAO CAD・CAF/Inventor
 価格(税込み):262,500円
 出荷日:7月3日


【 製品情報 】

 製品情報
 http://www.imao.co.jp


【 関連イベント 】
 「ものづくり情熱立国2008」セミナーin金沢(7月15日)・岐阜(7月22日)
 「イマオ治具セミナー」全国にて展開中(http://www.imao.co.jp/event  参照)

以 上


<お客様問い合わせ窓口>
オートデスク インフォメーションセンター
TEL: 0570-064-787