精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

南山城学園の視察

2008年08月26日 17時48分35秒 | 議会・地方自治
 25日は、民生環境委員会の閉会中の所管事務調査のため委員会が開かれた。知的障害を中心とする施設・南山城学園を視察する。私は、元々福祉施設の職員なので、議員になる前に何度か訪れたことがあるが、20年以上昔のことで相当変化していた。障害程度や年齢に区分した機能別の施設体系となっていた。300人近くの定員を擁するが故のメリットでもある。
 昔からだが福祉職場の労働条件はさほどよくない。国の定めている職員定数もギリギリのもので、以前の職場でも絶えず誰かが入院・療養・休職などで倒れていた。収入は限られているので、労働条件を低めに抑えるなり正規職員を臨時職員に置き換えて(人件費が下げられる)職員の絶対数を確保していた。自立支援法の施行でさらに事態は悪化している。ここの職員体系も正規職員・準職員・パート職員と分かれている。かといって仕事の中身にはさほど変わりがないので矛盾も生じている。特に、不安定な準職員やパートの人材確保に苦労されていた。高齢者分野も同様だが、福祉職場の職員は、民間商社などに比べ多くの収入を求めない傾向にはあるものの霞を食べて生きてはいけない。数兆円の補正予算を組むなら、まず職場の確保と人間らしく生きていける労働条件整備に回すべきではないか。
 議会に戻り、相楽5市町村の覚書・町の委託施設の概要などについて調査を行う。

 ブログを始めてからいろんなブログなどを閲覧することがある。個々にユニークさや特徴があっておもしろい。政治以外のテーマで書かれているものも味がある。政治の議論は、誰の立場に立つか・現状をどう認識するかなどで様々な主張がされることは、住民参画に向けていいことである。
 しかしだ、事実確認せずに思い込みで一方的な「非難」をするのはいかがなものか。もちろん事実に基づいた「批判」や「意見」は謙虚に耳を傾けますが・・・ブログのテーマのところにメールアドレスも明記してありますので、堂々とご意見をお寄せ下さい。また、人格や名誉を傷つけるような記述は、いくらネットの世界とはいえ好ましいものではないと考えます。
 みんなでいい知恵を出し合い、精華町や国を主権者の力で革新していきましょう。

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