美山たそがれメール

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古い桐箪笥

2017年02月06日 | 日記
今日は仕事を休みゆっくりしようと思っていたら、夫が母屋の納戸の整理をするという。亡くなった義父母が使っていた。中の物を始末して納戸を部屋に改築するという。大きな古い鍋、お椀、食器類が木の箱に入っている。あまりいいものではないと思うので見ないで捨てることにした。たくさん出てくる。使おうと思うものは、ほとんどない。私より夫が熱心で整理していった。別の部屋の押し入れには義母の古い桐箪笥があった。夫はこれだけは残すという。中は義母の着物などが入っているが、私には関心がない。座敷の隅に置くのだそうだ。生前に何も始末も
しないで、詰め込んでいった結果がこれである。昔の家は大きいが押し入れや納戸が少ない。
まあ半日かかって始末ができたが、義母の古い桐箪笥だけはこのまま残ることになる。80年前の本当に古い箪笥だ。中に何をいれようかと思案中だ。

彼らが2人ともいなくなりもう10年以上過ぎた。母屋に彼らの名残はもうすでになくなりつつあるが、桐箪笥だけは彼らのことを知っているだろう?