甲状軟骨、一対の披裂軟骨、輪状軟骨が喉頭の骨格を形成する!!
そしてその中に、弾性のある膜におおわれたふたつの筋肉の襞があり、内部にぎっしりつまった筋体は声唇といわれ、弾性の縁は声帯靭帯とよばれる。
声唇 ー 緊張筋
種々の筋束で構成されており、 ほとんど独立的に働くことができる。
声帯靭帯、輪状甲状筋 ー 伸展筋
声帯靭帯は自ら働くことはできず、輪状甲状筋により、働きかけられる。
後輪状披裂筋 ー 開大筋
息を吸い込むための空間をつくる。
側輪状披裂筋、披裂間筋 ー 閉鎖筋
声門の閉鎖は主として一対の側筋と一個の横筋によって行われる。
声唇と声帯靭帯とのあいだの区域 ー 縁辺筋
これらの働きは、別々にも一緒にも働き、声の音質、音色の無限の変化性を可能にしているのである。
うたうこと 参照