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小田原の市議選の結果

2007-04-23 07:52:04 | 地域
小田原の市議選の結果は、なんと投票率が49.1%だった。一番身近な市会議員選挙が、ついに50%を切る、半分の有権者が参加しない選挙となった。天候も投票率が上がる、朝雨、後晴れだ。小田原の市議会に対し、改革の期待が全く失われた結果だろう。今回8名の新人が立候補した。それぞれに新しい投票層の獲得がされ、間違いなく前回以上の投票数が期待できた。にもかかわらず、前回よりさらに3,49%減少したと言う、哀れな結果になった。小田原市議会全体に対し、失望感が広がっている。この点を深刻に受け止める必要がある。一度でも傍聴に行けば、議員の勉強不足が深刻な状態であることがよくわかる。市長および行政が、提案する議案に対し、チェック機能が全く機能していないのだ。その最たる事例が、城下町ホールだった。基本構想から、大きく逸脱しているにもかかわらず、「基本構想に市民の声を加え」設計したと強弁している。何故見逃したのか。

50%を切った一番の背景は、35000の城下町ホール見直し署名とみて間違いないだろう。小田原市民はこのうち、21000あった。内有権者が、2万。この人達の投票は、当然反対者の現職5名か。反対を明確にした新人に投票しただろう。多数の署名はしないが、この奇妙奇天烈なホールに、そしてその進め方に、不信を抱いた人は多かったはずだ。さすがに、これを推進している議員に投票する気に成れなかったのだ。もう市議会議員選挙など行く気に成れない。こんな声を聞いた。

佐々木さんと歩いて、いや、走るから、選挙の白旗を持って追いかけるから、室町の雑兵のような感じか。自転車に乗れば、自転車で追いかけて、小田原の住宅街をサイクリングした。そして、選挙カーに同乗して、ウグイス叔父さんもやらしてもらった。子ども達の反応はすごかった。チンドンか紙芝居について歩く子ども達のような感じだろう。「ナオミが来た!ナオミが来た!」高校生ぐらいになると、どれがナオミだ。ドレダ、どれだ。これが学級委員なら、トップ当選間違いなしだろう。当然な事で、テーマは子供の人権を守る、政治。小田原にCAPを広める会の活動の背景がある。「子供の気持ち、議会へとどけ!」出来る限り、考え方を伝えようとした。5分走ると選挙カーを止まらせ、佐々木さんの政策を語った。しかし、走っている時は一切しゃべらないという訳には行かなかった。まだまだ、改善の必要はある。

佐々木さんは2629票で10位当選だった。理想的な選挙をつくづく考えた。それぞれの候補者の、考え方と今まで生きてきた姿が、そして市議会議員になり何をやりたいかが、わかるような資料の一覧があり、それを読んでもらい、判断するような選挙だろう。知り合いだからとか、世話になったからとか、そんなもので、投票してもらうことは、又貰おうと言う事は、避けなければならない。少しでも、政策の選挙になるように、行動したつもりだ。私の日常の中で、暮らしの日々を崩すことなく。市民として当然の協力の範囲で、かかわらせてもらった。そんなチームナオミキャプテンだから、ちょっと加熱を冷やすような結果になっていたかもしれない。考えた選挙構想の半分も実現できなかったが、今回の活動によって、小田原の新しい一歩が、踏み出せたような気がしている。昨夜はと言うか今朝まで、あしがら全体での、これからの活動の夢をみんなで語った。
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