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冬の棚田の手入れ作業

2017-02-12 04:11:32 | 稲作

田んぼの農道を作った。平らなところが駐車スペース。

道路際のスペースにまず道を作っている。奥に鉄板をかけて、左側にわたるようにした。

冬の農作業は土木工事が多いい。棚田を耕作するという事は、常に土木工事をやっているようなものだ。畔の修復。石垣の積みなおし。田んぼの均平の直し。毎年冬の間に土木作業をしなければ、棚田は維持ができない。棚田は表面は静かに見えるが、実はその地下には水の路がある。山から谷へと常に水は移動をしている。山に降った水は山の表面を流れるだけでなく、多くは地下に浸透し、谷に向かって移動している。移動しているという事は、徐々に土も運ばれ、地下に空洞ができてくる。10年、100年と経過するうちに、地中の中に水路ができている。空洞が出来ればそれが地下の川になることもある。そしてある日田んぼの耕盤は破れて陥没を起こす。あるいは畔の積み上げた石を崩壊させる。見えぬけれどもあるんだよ。見えぬものでもあるんだよ。

 水路を農道が渡っている。ここを軽トラが渡れるように直した。下に60㎝長さ240㎝のヒューム管を入れて土砂を被せた。

 棚田を守るためには手入れだ。年々の早めの手入れをすることで、大きな崩壊を防ぐことができる。その為には見えないものを想像するわけだ。田んぼの畔も今はコンクリート化してしまうのが普通になったが、やはり土の畔の方が良い。土の畔の方が美しい。手入れを繰り返してゆく為には始末が良い。これも見えないたんぽぽの根を想像してみることだ。棚田の畔の草は植物の宝庫だ。ここが草でおおわれることで、豊かな田んぼがうまれる。稲だけではやはりだめだ。畔に草があることで害虫の爆発を防いでくれることもある。然し土羽で畔を維持するためには、根気のいる手入れを続けなければならない。少しづつ減ってゆく畔土を足して行かなければならない。これは先日行った。今回は農道作りである。奥の田んぼまで軽トラが入れるようにする。

崩れていた水路の直し。

 一番奥には軽トラが回れる場所を作った。駐車スペースにもなる。奥には栗があり、そこは木漏れ日ガーデンである。年に3回ほど食事会をやる。川沿いの心地よい場所である。そこまで車が入れるようになった。それは奥の田んぼまでトラックターが入れるようになったという事でもあり、ずいぶんの作業が楽になる。新しい田んぼ3枚な併せて、1反3畝ほどの田んぼの畔を作る。この田んぼは畔がほとんどない状態だったので、畑を田んぼにするという状態だった。2日の工事ですべて終わった。あとは水の回し方を直すことになる。

 

 

 

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2 コメント

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重機 (日曜百姓)
2017-02-12 07:51:37
こんな大掛かりな重機を用いた作業をされて、これが自給農業なのでしょうか?
これが江戸時代の循環農業をよしとする笹村さんのやり方なのでしょうか。
わたしには理解できません。
重機の利用 (笹村 出)
2017-02-12 08:39:17
重機は必要な時には、必要に応じて使うべきです。
機械は一切使わないというような、こだわりは不要と考えています。
それは遊びならいいですが、農業ではありません。

つぎの時代の循環農業は、昔に戻れ。などというものではありません。
何度も書いているのですが、相変らず私たちの自給農業を誤解をしている人がいるのは残念です。

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