地場・旬・自給

ホームページ https://sasamura.sakura.ne.jp/

田んぼ7月20日の記録

2017-07-21 04:16:24 | 稲作

田んぼは例年7月20日に定時定点観測を続けている。田植えから50日たった。穂揃いまであと30日。以前の写真はここにある。同じ場所で写真を撮り、過去の写真と比較して、その年の生育の判断をする。穂ばらみ期である。その年の分げつが定まるころでもある。最後の仕上げに入る。今年の7月20日は干しをしていて水のない状態だった。順調な生育と見ていいだろう。初期生育はとても良かった。しかしその後の生育は意外に収まりつつある。穂肥を少しは入れた方が良いのかもしれない。稲の背丈は90センチに達したものもすでに出てきている。13枚目の葉の時期である。あと2枚葉は出る。止葉が出たらまた、1メートルを超えるのは確実になった。背が高くなるのは、栽培の結果だったことがはっきりとした。迷いは尽きない。水がない為に、例年の写真と写りが違うようにも見える。風の強い日だった。

1番田んぼ全景 

一番田んぼ南東角。例年写真はこの位置に決めている。手前に小さな株が一つ見える。捕植したものなのだろう。何故か、生育しない株というものがある。

2番田んぼ全景 北東角からの写真だが、例年このあたりに水が枠が今年はないようだ。

2番田んぼ北東角 この付近は分げつが25本ぐらいになっている。

3番田んぼ全景 苗床を行った田んぼである。肥料が残り他と変わるかと考えていたが、生育は特に変わらない。水口の方は生育が遅れていたが、ここにきて分げつが取れてきた。

3番北東角 23本前後の分げつ。

4番田んぼ全景 右側の石垣の下から水が湧いていて、水を止めることができない。干しができない田んぼになった。干した田んぼとの比較はできる。

4番田んぼ 北東角 

5番田んぼ全景 小さな3各田んぼ 水は入りにくい。代掻きはしていない。緑肥もよく茂っていた。

5番田んぼ 北東角 20分げつ位の普通の成育

6番田んぼ 全景 手前からの沸きが強く。生育が例年一番遅れる場所。今になって分げつが始まっている。

6番田んぼ 北東角 この付近はかなり茂ってきた。

7番田んぼ全景 成育が比較的整っている。

7番田んぼ北東角

8番田んぼ 全景 今年は一部が早く黄色くなり始めた。緑肥が不足した当たりかもしれない。穂肥を入れるならここかもしれない。

8番田んぼ 北東角

9番田んぼ全景 ここも色ムラがある。ここは稲わらを出した田んぼ。

9番田んぼ北東角 例年一番旺盛な田んぼになるのだが、今年は他と比べてそれほどの差はないようだ。

10番田んぼ 1本植も、4本植も差は無くなった。例年より少し生育が早い感じはする。

10番田んぼ 北東角 風が強くて葉がなびいている。このあたりは1本植である。

11番田んぼ 全景 全体に他よりは遅れている。例年こうなる。湧水中心の田んぼなので、遅れる。それでも今年はここからまだよくなりそうな感じがする。

11番田んぼ北東角 生育は落ち着いているが揃っている。

12番田んぼ北東角 ここだけ喜寿糯 他より10センチほど背丈が低い。この田んぼは始めて耕作する場所。初めての田んぼはやはり把握するのが難しい。ここも追肥の候補の田んぼである。

これで同じ日の、同じ場所での記録が、4年目になる。一番良いように感じていたが、実際はそうは変わらない。良いところもそうでもないところもある。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田んぼは土用干しに入る。 | トップ | 小豆の播種と長ネギの植え込み »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

稲作」カテゴリの最新記事