皆さんこんにちは!
私はいつも故事成語を調べる時、アイウエオ順になっているページを参照しているのですが、
その日に紹介する故事成語を探していると「あれ、これって紹介したっけ?」と悩むことが増えてきました。
今までは4コマの内容が思いついた順番に紹介していったツケがここで・・・!
こんな事ならアイウエオ順に紹介していけばよかった・・・と思う今日この頃でございます。
それでは気を取り直して、今回も故事成語紹介行ってみましょう!
今回紹介するのは「禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)」。
これも認知度の高い故事成語ではないでしょうか。
意味は「自身に降りかかった失敗や災いを上手く利用して、逆に自分に有利になるよう工夫すること」。
この言葉は書物「戦国策」に「聖人の事を制するや、禍を転じて福と為し、敗に因りて功を為す」と記されており、
「自身にふりかかってきた災難を、立場や見方を変えて見ることによって、幸福への足がかりにするのが、聖人(徳の高い人のこと)の行動の仕方である」
という意味なんだそうです。
今まで私は「悪いことが起きてもそこから良くなること」みたいな意味だと思ってたんですが、
良くなる様に自分から行動する事だったんですね。
似た意味では「失敗は成功の母」、「七転八起」なんてものもあります。
人生において不幸や失敗をも利用して成功をつかむ、というのは、基本かつ大変有効な手段なのだと思います。
何か悪いことがあったら、「あぁ~もうこれは駄目だぁ・・・」と意気消沈してしまうタイプなので、これはぜひ大切にしていきたい言葉です。
それでは今回はここまで!ではでは!