ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

ひるめしのもんだい

2017-12-04 23:06:09 | 日記
私の実母は、実に料理が下手なのである。

幼い頃、非常に好き嫌いが多かったのは、それが原因だったと思う。

当時の給食では、魚の類はすべて残していた。

料理がグロいんです。

骨ははみ出している。
内蔵もはみ出している。

イノシシを料理したときは、イノシシの毛根を観察できた。
長く太かったですよ?イノシシの毛根。
食べようとは思いませんが。

他にも、カレーのルウは溶けていないで固形であることなど、日常茶飯事。
日常茶飯事の文字通り。


その反動とも言えるのだけれど、今はたいへん美味しく寿司をいただくことができる。

ビールなどの酒類は一発で吐けますが、大抵の食事は、美味しくいただくことができる。

以上は良い副作用。

悪い副作用も存在します。

・義理の父がやたら食に厳しい
「命を頂いているんだから大事に食べろ」
と言う割に、
「肉なんか食べない。肉が出たら池の鯉にあげる」
「貰った肉なんだから硬いとか言わずに食べてくれい」

言っていることがハチャメチャになる。

命の食を、超ウェルダンか超レアにしか調理できない実母に、文句を言っている義理の父だが、一切耳に入らない実母。
そのとばっちりがこちらに飛んでくるという。

やるせない。

家事全般、全てにおいてつつがなく適当なので、アイロン形状のコゲを衣服に見つけることはザラ。

10歳で見切りをつけて家を出た自分は、先見の明があったなと、しみじみと思う。

そこで、「本当の料理」にありつけたのだから。

たまに会う妹が、ちゃんと普通の料理を作ると、目頭が熱くなるのは言うまでもない。
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