さる~なのさるさる日記

怠惰な日々を過ごす「さる~な」の生息日記です。

自滅……

2007-10-28 22:40:21 | 読書のススメ
そりゃあね、
1イニングで5四球
とかやってたら、勝てるわけないわな………・゜・(ノд`)・゜・
交流戦では無敵を誇ったグリンも、今日はピリッとしない立ち上がりでした。
(カイル君も来てたのに、、、)
初回のノーアウト1・3塁のピンチは何とか1失点(森野の犠牲フライ)で
凌ぎましたが、微妙なコントロールを修正することは出来なかった模様。
今日は自宅でテレビ観戦でしたが、
たしかに「えぇ!それボールなの?」という微妙な判定も多かったような……
それでも激昂せずに何とか平常心を保とうとした(らしい)グリンでしたが
やっぱりね、、、3連続四球は痛かったよね。
塁を3個プレゼントした挙句、中村紀にタイムリーを打たれて痛恨のKO。
グリンの後を継いでマウンドに上がった吉川も2連続四球で押し出し……
今日の勝敗は4回で決まってしまったようなものでした。
その後、6回と7回に菊地と押本がそれぞれ2ランを浴びましたが、
そんなのオマケのようなものです(と、さるは思います)
短期決戦はミスが多いほうが負ける……それを証明したような試合でしたね。
中日先発の中田は良かったよなぁ。
コントロールに難があるはずなのに………
(セ・リーグではぶっちぎりで四死球が多いはずなのに、、、)
結局、今日は中田から4安打1得点。
(その1点もタイムリーではなく、セギ様の2試合連続のHRだったし)
最終回のチャンスに1点でも取れていれば、、、と悔やんでも後の祭りですが。
それにしてもさぁ、
2試合で6安打
って、ちょっと酷すぎない?
憲伸と中田が素晴らしい出来だったのか、、、
それともファイターズ打線がここに来て「打てない病」を患ってしまったのか……
明後日からの名古屋3連戦に一抹の不安を残した試合になってしまいました。
でも、負けてしまった試合をいつまでも悔やんでも仕方がないよね!
幸い明日は移動日だし、気持ちを切り替えて、いざ名古屋へ!
ナゴヤドームで1勝だけでもして(出来れば2勝を挙げて)
札幌ドームに帰ってきて欲しいと思います。
(いや、3連勝して名古屋でヒルマン監督の胴上げでもいいんだけどさ)

読書のススメ

2006-06-20 17:25:57 | 読書のススメ
天気が悪いので、散歩にも出かけず家の中でプチ引き籠り。
(いや、買い物とか必要最低限の外出はします)
そういう時は、だいたいゲームしてるか本読んでるか昼寝してるんですが……
最近は昔買った本を引っ張り出してきて読んでいます。
で、今回のオススメは
波津彬子著 「雨柳堂夢咄」です。
これは小説じゃなくて漫画です。
さるは小説も好きですが、漫画も好きです。
もちろんエッセイやドキュメントも愛する雑食本読みです。
で、「雨柳堂夢咄」
骨董屋・雨柳堂を舞台にした大正(たぶん)ロマン溢れるお話しです。
店主の孫の蓮という少年が主人公、というか案内人で、古美術に纏わる因縁や愛憎が幻想的に繰り広げられる(なんじゃそら?)といった漫画です。
うん、、、上手く説明できませんが。
基本的には1話完結型の短編集です。
ただ、篁青二郎というちょいと影のある青年と、釉月という少年の格好をしている少女の出てくる話は微妙に続きます。
人間関係がちょっと複雑ですが、面白いです。
あんまりネタばれはしたくないので読んでみてください。
損はさせません!
よく、「モノには魂が宿る」といいます。
使い込んだものや、愛着のあるものには精霊が宿る、というのは八百万の神々を信じていた(いる)日本独特の文化だと思います。
特に愛着がなくても「器物百年を得て、化して精霊を得る」ともいいますし。
普通、付喪神といえば「悪役」的なイメージがあるんですが、波津さんはそれを当たり前のモノとして書いているような気がします。不気味にマイナスイメージいっさいナシ!
この漫画を読めば「あぁ、物を大切につかわないと」という気分をちょっとだけ思い出します。この「ちょっとだけ」というのがポイント。押し付けがましくない作風です。
そして日本の美しい文化にも少しだけ触れることが出来ます。
よく「古きよき時代」というアレです。
もう、、、現実ではあんまり見つけることが出来なくなった世界。
たとえば着物とか、和道具とか。微妙に不便ですが、ある意味とても豊かだった時代を少しだけ覗くことが出来ます。
本当に、オススメ。
ちなみに出版社は朝日ソノラマ。眠れぬ夜の奇妙な話コミックスで11巻まで出てますが、朝日ソノラマ文庫でも6巻まで出ています。
さるは小さなサイズの朝日ソノラマ文庫で揃えてます。
似たような話しに今市子さんの「百鬼夜行抄」というコミックも朝日ソノラマから出ています。こっちも面白いですよ。骨董は出てこないし、時代は現代だけど。


愛する甥っ子の生態を綴ったさるの妹のブログ「シュウ☆すまいる」をブックマークに加えました。
さるをメロメロにする魔性の甥っ子を見てやってくださいまし!
本当に可愛いんだから~(デレデレ