さりー・がーでんへようこそ

自作の羊毛フェルト作品を紹介します

再会

2009年09月06日 | Weblog
まだ花も恥じらう19の夏のことでした。
急いで昼食を済まさなくてはならなくなって
駆け込んだのが「餃子の王将」でした。
この手の店には初めて入ったので何をたのんでいいのかわからず、
目の前にあった張り紙を指さして「て、てんつはんをください!」と言うと
「はい、てんしんはんいちまい!!」と言われてえらく恥ずかしかったものです。

何が出てくるのかもわからず、ドキドキしていると
玉子丼のようなものが運ばれてきました。
「これが天津飯というものか・・・」
一口食べてあまりのおいしさにビックリ!
こんなおいしいものが世の中にあったのか、と思いました。
それ以来天津飯のとりこになった私は
あちこちで天津飯を食べ歩くようになりました。

料理本でレシピをみつけ、自分でつくってみたら
またまたそのおいしさにビックリ!!
当時の私の料理の十八番は天津飯となりました。

その後外国に住んだり地方に住んだりして食べる機会を失ったため、
すっかり天津飯のことは忘れてしまいました。

最近になって吉牛やココイチカレーを食べたのをきっかけに
私のB級グルメの原点となった天津飯のことを思い出しました。
そして、あんなに衝撃を受けた王将の天津飯を、死ぬ前にもう一度食べたい(?)と
思ったのです。

しかし、この年になってサラリーマンや若者達に混じってカウンターで天津飯をかきこむ勇気が無く、
お友達を誘っても嫌がられそうなのでなかなか実現にいたらなかったのです。

先日も王将の前で店内の様子をうかがっていると、
サラリーマンがお弁当をもって出てきたのです。
「そうか、テイクアウトという手があるぞ!!」
一筋の光明が差した思いでした。

かくして職場でゆっくりと天津飯と○○年ぶりの再会を果たすことができました。
・・・しかし、哀しいかな私の舌は○○年の間においしいものを知りすぎてしまったようです。
残念ながらあの○○年前の感動は得られませんでした。

でも、充分おいしかったです。蟹はまったく入っていなかったけど。
キクラゲも竹の子の姿もなかったけど。入ってたのはネギだけ・・・?
しかしこの値段なら仕方がないか、の440円!!
量も充分。これでいいのである。これぞB級グルメの王道なのである。

贅沢を覚えてしまった私の舌がいけないのね。
○○年ぶりの恋人との再会は、ちょっぴりほろ苦いものとなりました。








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テイクアウト 餃子の王将
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