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おきらく40代 、人生の折り返しはのんびーり、まったーり。

彦根城

2017-10-13 | 日記
キャッスルロードでお昼を済ませて いよいよ京橋口から彦根城へと向かいます

表御門跡の門橋

水堀の緑に紅葉を始めた桜の赤が映えてとてもキレイ

表門券売所の横にある彦根城博物館前で
なんと ひこにゃんに会えました

このフワッとしたゆるさが可愛いよね

ひこにゃんは彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる白猫と井伊軍団の赤備えの兜を合体させて生まれた彦根市のご当地キャラクターで、たまにスタッフblogで その白さ故かモチと言われたりしています。笑

ひこにゃんに会える時間は
(平成29年9月26日より)
10:30〜11:00 彦根城天守前
13:30~14:00 彦根城博物館(冠木門)
15:00~15:30 彦根城博物館(冠木門)
です。雨天などで変更があったりしますので 当日は本日のひこにゃんの案内板で確認して下さいね(=^x^=)

券売所で彦根城と博物館のセット券(1500円)を購入して博物館へ



テーマ展(29年9月8日~10月11日)では雅な遊びにまつわる井伊家伝来の品々が展示されていました。写真はフラッシュや三脚を使わず、特別展・企画展など、外部からの借用作品を展示している場合以外は撮影

井伊家13代直弼の愛娘弥千代(やちよ)の婚礼の際に調えらた華やかな雛道具



江戸時代 彦根藩主だった井伊家は甲冑や旗指物など藩主から足軽まで全て赤で整えられていて、この赤づくめの軍団を「井伊の赤備え」と呼び勇猛なことで知られていました。この甲冑は大獄を行って以降「井伊の赤鬼」と呼ばれていた井伊家13代直弼が所用していた甲冑。恰幅のよい方だったらしく胴回りや面頬が大きく作られています。


博物館中央には江戸時代の寛政12年(約200年前)に建てられた 彦根城表御殿能舞台が現存しています。

毎年この舞台で能や狂言を開催し、身近に古典芸能に触れることができます


館内にはお茶席もあり、能舞台を眺めながらゆっくりと薄茶を頂けます





季節の生菓子が品切れで、今回は薄茶だけ頂きました。舞台を眺めながら少し苦味のある薄茶を飲み小休憩、静寂な時間が過ぎて行きます



博物館を後にし、石段を登って彦根城天守を目指します

この石段登りやすそうに見えますが、実は段が平らじゃなかったり、段の幅がバラバラだったりするので、想像以上に疲れます

国宝の彦根城天守

関ヶ原合戦の前哨戦で耐え抜いた大津城から移築されたといわれ慶長12年(約410年前)に完成し、昭和27年に国宝に指定されました。彦根城以外の国宝天守は姫路・松本・犬山・松江のみ。

天守内部は隠し部屋と呼ばれる部屋が4ヶ所、防弾の効果を高めるため壁の間に栗石を詰めた二重壁、平時は漆喰壁で塗り込められ、戦時は壁を突き破って使用する鉄砲、矢狭間が備えらていて、城本来の機能でもある軍事面でも優れています。


天守内部の急勾配(角度62度)な階段。もう階段というよりハシゴです‼︎
上りもさることながら、下りの恐怖はなかなかです


階段を頑張って登ると彦根市の街を一望できます。見る場所によって琵琶湖も一望できたりと彦根全体の眺めを楽しめます。



天守を出て天守の西側に位置する国の重要文化財、西の丸三重櫓へ

明和4年(約250年前)に火災で類焼し、現在の建物は明和6年から8年にかけて再建されたもの。平成29年3月18日から12月10日まで、築城から江戸時代にかけての彦根城や城下町を再現した「プレイバック城下町シアター」が上映されています。

彦根城の最後は国の名勝に指定されている玄宮園へ

玄宮園は江戸時代前期に作庭された大規模な池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)。回遊する園路は当時園内に存在した4つの茶屋へ誘うように巡っていて、玄宮園が茶会を中心とした大名の社交の場として使われていた事を裏付けています。

ゆっくりと3時間ほど楽しんだ彦根城めぐり、最後は船堀前で白鳥がお見送りしてくれました。また遊びに来るからね


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