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山下貴光「筆跡はお見とおし」~筆跡で心情を暴き犯人に迫る探偵「図子」犯人は目立たない普通の優しい人だった?~

2017-07-07 03:23:52 | 
山下貴光「筆跡はお見とおし」読み終わりました。



タイトルが面白そうだったので読んでみたよ^^



なかなか興味深い内容で面白かった♪



筆跡から犯人をあぶりだしていくって



新しい手法だよね~。





20代後半のやる気のない探偵「図子」



そこに助手としてきた


「真子」


図子の祖母がオーナーのマンションを


「助手をしてくれるなら半額で貸す」


という条件を飲んでやってきた探偵事務所



図子は即


真子を採用!



そして


初対面なのに「真子」といきなり呼び捨てにする。




そんな失礼な図子に


苛立ちながらも


助手をすることになった真子




そして


隣でカフェをやっている


図子に好意を抱くイケメン男子「長政」



いきなり「ブス!」といわれ


なんて失礼なんだと思うも・・



そのルックスに見とれてしまう。




真子が入って初めての依頼は


街のあちこちに


落書きをする犯人を見つけてほしいというもの。




「評価できないほど貴重な」


「幼稚な」


「架空の」


「怪物」



・・・と



英語で書かれたつながりのわからない言葉




そして


その犯人は・・


図子の卒業した偏差値75以上の優秀な高校の生徒だった




図子は犯人に近づくために



高校で臨時講師を務めることになる。




生徒の書いた文字から



その



性格や心情をあばき


真犯人に近づいていく




図子の優秀さに感心する真子



そして


その高校の教師で


図子の同級生だった「平太」から



探偵事務所の額にある「笑うな」の真相を聞く



図子の恋人だった人が



自殺した時に



図子に残した言葉だった



図子はその意味を知りたいと思っている。



図子の心の傷に触れる真子



図子がいつの間にか



特別



になっていた自分の気持ちに気づいていく。




犯人を追うことで・・



図子の恋人だった人の



思いを


「笑うな」の意味を知ることになる。




そして



生徒たちの奇行・・



筆跡・・



そこからあぶり出した真犯人




その人は




人の悩みを聞いてくれる





優しい人




だった。





そして


真犯人の頑な心を開いたのは



真子だった




真子には人の心を懐柔する


何かがある





図子の祖母とバックにある強い力☆



そこも気になったよ^^





縦線が長く突き出すのは「リーダー」気質を持った人




横線が等間隔に書かれている字は


手先が器用で論理的思考に長け


数値に強い性質




など・・



字によってわかる性格も面白い♪




頭脳明晰ですぐサボる図子



人の気持ちに敏感でまじめな真子




このコンビがまたいい




あなたも探偵になった気分で



犯人を一緒に追ってみませんか?



















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