「ママは子どもの頃、どんな遊びをしてた?」と息子にきかれました。
いろんな遊びをしたけど、一番好きで一人でもでき、一番長く続いた遊びといえば、空想遊びでした。本当に小さい頃からはじまり中学3年ぐらいまではかなり頻繁にやっていたような気がします。
遊び方は簡単。自分がいろんなものになった「つもり」になる遊び。そう思うと周りの世界がすべて違ってくるのです。それが楽しくて、とても止められませんでした。現実の世界にいた時間のほうが少なかったような……。
本を読んでその主人公になったつもり、ということもよくありました。昔の厳しい寄宿舎に住んでいる少女のつもりになったときなどは、母は私の空想の中では、時には管理人、時には食事係の人、時には厳しい先生(叱られたときなど)になるわけです。一人で空想の世界に入り込んでいたため、周りの人はそんなことは知りません。だからもちろん自分が思うようにストーリーが運ばないこともあるのです。でもそれがまた楽しい。
「少女記者ペギー」という本を読んだとき、自分も新聞記者になってみたい、と思いました。それで早速、自分で新聞作り。そんなことを息子に話すと、息子はすごく乗ってきて、自分も新聞を作りたい、と言って書き始めたのです。まだ字を書くのが遅く、普通だったら面倒になってくるのに、そのときは3時間もかけて「こどものくにしんぶん」というのを作ったのです。自分一人ではなく誰か他の記者も欲しいと言い出し、「記事募集」と新聞の最後に付け加え、何人か同じ学校の友達にFAX。2日後にやっと一人、近所に住む同じクラスの友達から記事が届きました。でも、それ以外はなし。息子はちょっとがっかり。がっかりする息子を見て私も少しがっかり。
でも、考えてみると私も子どもの頃、友達を誘ったけどなかなか乗ってくる子はいませんでした。こういう遊び、つまらないのかな。私は面白いと思うけど。
今は、また息子と一緒に空想遊び復活です。散歩をしながら生物学者になってみたり、食事係になったり。すぐに乗ってくる息子で良かった。お互い何かのつもりで会話も弾みます。どちらが遊んでもらってるんだか。
いろんな遊びをしたけど、一番好きで一人でもでき、一番長く続いた遊びといえば、空想遊びでした。本当に小さい頃からはじまり中学3年ぐらいまではかなり頻繁にやっていたような気がします。
遊び方は簡単。自分がいろんなものになった「つもり」になる遊び。そう思うと周りの世界がすべて違ってくるのです。それが楽しくて、とても止められませんでした。現実の世界にいた時間のほうが少なかったような……。
本を読んでその主人公になったつもり、ということもよくありました。昔の厳しい寄宿舎に住んでいる少女のつもりになったときなどは、母は私の空想の中では、時には管理人、時には食事係の人、時には厳しい先生(叱られたときなど)になるわけです。一人で空想の世界に入り込んでいたため、周りの人はそんなことは知りません。だからもちろん自分が思うようにストーリーが運ばないこともあるのです。でもそれがまた楽しい。
「少女記者ペギー」という本を読んだとき、自分も新聞記者になってみたい、と思いました。それで早速、自分で新聞作り。そんなことを息子に話すと、息子はすごく乗ってきて、自分も新聞を作りたい、と言って書き始めたのです。まだ字を書くのが遅く、普通だったら面倒になってくるのに、そのときは3時間もかけて「こどものくにしんぶん」というのを作ったのです。自分一人ではなく誰か他の記者も欲しいと言い出し、「記事募集」と新聞の最後に付け加え、何人か同じ学校の友達にFAX。2日後にやっと一人、近所に住む同じクラスの友達から記事が届きました。でも、それ以外はなし。息子はちょっとがっかり。がっかりする息子を見て私も少しがっかり。
でも、考えてみると私も子どもの頃、友達を誘ったけどなかなか乗ってくる子はいませんでした。こういう遊び、つまらないのかな。私は面白いと思うけど。
今は、また息子と一緒に空想遊び復活です。散歩をしながら生物学者になってみたり、食事係になったり。すぐに乗ってくる息子で良かった。お互い何かのつもりで会話も弾みます。どちらが遊んでもらってるんだか。