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ある民族学者の手紙

2016-09-18 18:27:07 | Weblog
私の家より少し奥に行ったところに以前、相原熊太郎という民族学者が住んでいた。
この方は私の住んでいる坂本地区で最初に東大に入学されたかただそうでその後、東京に移住されたそうだが、
地元の友人にこの地区の地名の由来の資料とともに実に興味深い手紙を送っている。
「私のなせる小さいいろいろの仕事は世間から見れば全く価値のない仕事ばかりです。世間どころか私の家族でさえ協力どころか時には妨げをなす場合も相応にありました。ただ父は了承してくれると思うております。私が上の学校に入学希望したとき、金儲けの学問はうちやって置いても、人がする金にもならず世間では全く捨て置くものに尊い仕事がある。そんな仕事は私のような馬鹿者が手をつけておかぬとこの世の中から永遠に消えてしまうものですと話をしたので、これを認めてくれたので世間には全くうとい学問をした次第です。」
この資料も学校に出せば消失する。私の記念物として保存しておいてください。
地方の文化のカギが地名中多分に含まれています。久谷歴史の資料となります。捨てずに置いて下さい。喜んでみる者が出てきます。」
私は今日喜んでその資料を見ていた。自分の家の苗字の由来も知った。
私の住んでいる田舎の久谷地区にもこのような人物がいたのだ。
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