光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

続編・日米同盟の行方

2018-01-17 11:17:11 | 私見偏在

70数年前の太平洋戦争で、アメリカは日本に核爆弾を使用した。戦争犠牲者を増やさないため・早く戦争を終わらせるため、という「正当な理由」を掲げ、世界で最初の核爆弾の使用。

「正当な理由」がもし正しいとするならば、ドイツやイタリアにも使ったのだろうか。

「アジア人には使う・アングロサクソンは別」というダブルスタンダードが裏に存在するように見える。

トランプ大統領はかつて「戦争はあちらで起こる」と言ったことがある。アメリカさえ攻撃されなければ「同盟国」でも知ったことか、と言う意味なのだ。

対北朝鮮や中国外交において、日本が梯子を外されることは避けなければならない。

今のアメリカのアジア外交は「朝鮮戦争の後始末」的な匂いがする。

かつてのベトナム戦争と違い、アジアへの本格介入は避けたいのではないだろうか。

かつてアメリカは1960年代、訓練した反カストロ亡命キューバ人をピッグス湾に投入、カストロ政権打倒を試みたが失敗、大量の戦死者と捕虜を見殺しにした経緯がある。

また1970年代、第一次・第二次ニクソンショックを実施した。世界金融市場のルールを一方的に変更し、翌年には突如「電撃訪中」を果たした。

アメリカは苦しくなると「同盟国」を簡単に捨て去り、頭越しに物事を決めてしまう歴史がある。

トランプ大統領も「北の脅威」を煽っておきながら、自国への脅威解消を条件に、簡単に「核の傘」をたたんでしまうような気がする。

左翼が願う「在日米軍の撤退」が現実化する前に、日本が独自に核武装するか、拉致被害者と交換に「北朝鮮から核を買う」話をアメリカにする必要がある。「周辺関係国の本音」が明確になるはずだ。

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