光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

我慢と努力

2017-01-08 11:09:31 | 私見偏在

 

アメリカのスタンフォード大学で行われた実験。皿に一個シュマロが置かれた部屋に子供を入れ、今食べないで「15分経ったら、もう一個あげる」と言う。この実験を複数の子供に行い、15分待たずに食べた子と、15分待って2個食べた子を長期にわたって追跡調査した。すると、15分待って2個食べた子のほうが、大学に進学した際に成績もよく、その後の人生も幸福になる比率が高かった。

15分待てずにマシュマロを食べ、結局一個しか食べられなかった子は、大学に進学しても途中退学することが多く、その後の人生も離婚率が高かったという。

子供も犬もしつけの「待て」は、たとえ15分とはいえ「永遠」に感じるのではないだろうか。ヨーロッパでは「子供と犬はドイツ人に育てさせよ」ということわざがあるようで、子供と犬は「最初が肝心」らしい。

「鉄は熱いうちに打て」ということわざもあるが、「知ってる」だけではだめで、「実践」しなければ意味がない。

テレビの『しくじり先生』を見ていると、人間の「負の性(さが)」を見ているようで感慨深い。

スタンフォード大学の実験は、子供の時の「15分間待つ」という、ちょっとした「我慢」さえもできなければ、その後の人生で「マシュマロ一個」以上の差が付く、という教訓なのだろう。

考えてみれば「我慢と努力」は無料(ただ)なのだ。「ただより安いものはない」という一方「ただより高いものはない」ということわざもある。

下世話なことわざに翻弄されることなく「マシュマロの話」を心にとどめたいものだ。

 

 

 

 

 

 

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フリーランサー NY走査線 2012年 96分

2017-01-08 11:07:49 | 映画

 

見ていて「不快」。20分でこういう感情にさらされると、先の進展は期待できない。



  評価 B

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夏時間の庭 2008年 102分

2017-01-08 11:05:56 | 映画

 

あまりにも描写が「ゆったり」しすぎて、退屈してくる。1カットが長すぎ。

1回見て何となく「いい」と思っても、「2度目はない」作品が多い。それがこの作品。

完成されたものは何回見ても見飽きることがない。


  評価 B

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テリトリー・オブ・ゴッド 2010年 100分

2017-01-08 11:03:57 | 映画


進展が妙にトロイ。意味のない長いショットが多く、付き合うのがつらい。


  評価 B

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タトゥー 2001年 105分

2017-01-08 11:02:27 | 映画

 

冒頭シーンは「今後を期待」させるが、「イントロ20分ルール」で見終える勇気は萎えた。

  


  評価 B

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