浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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ビックリ★な リサ・クレイパスの『星屑の入り江で』  他(笑)。

2015年08月16日 | リサ・クレイパス

図書館から、予約していた本が来たとの連絡があり早速借りて来たのが、リサ・クレイパスの『星屑の入り江で』。

この作品は、《フライデー・ハーバー》シリーズの4作目。以前にも描きましたが、このシリーズ合わなくて、あんまり期待してなかった(笑)のですが、予想よりは面白かったです。(何か上から(笑)?)

いつも通りの不思議話ですが、今回はヒロインが魔女でした! まぁ『ハリー・ポッター』好きなんで、前回よりは受け入れ易かったです。(このシリーズは、この手の話と割り切れていたのかも知れませんが。)

でもね、話の中で魔法をかけることがいかに大変かを何度となく書いているのに、材料がちょっとくらい違っても大丈夫だろうとか、ニ流(?)の魔女二人だけですごい魔法がかけられたりとか、そんなすごいこと無理…みたいな説明だったことを結局みんなやってしまっているのが、どうよ?って感じ。ご都合主義にも程があるって言うか。何か、う~んって感じ(笑)。

ところで、ヒーローは日本人の血を引くと言う珍しい設定。(個人的にはやっぱり嬉しい♪) で、日本にも住んだことがあり、日本人の彼女もいたらしい。で、びっくりしたのは、彼女に教えられたと言う『緊縛』。ヒーローは「縛りの美」って言ってましたが、普通はしないでしょ? もししてたら奇特だし、SMの範疇だと思うのですが(笑)。 あと、行為の最中に動かない女性を「マグロ」と呼んで、それが女性らしい…と良い意味で使ってましたが、どちらかと言うと反応が悪い・鈍いとかで、蔑称で使われてるイメージがあるのですが。 とにかく色々と変わった意味の捉え方で、面白かったです(笑)。 (ロマンス自体は普通。)

 

実は、上記の本を借りる前に、ジュリア・ロンドンの『ハイランドを遠く離れて』を読んでいたのでが、前半面白かったのに、途中で愕然な展開に。結局リサの作品を先に読んでしまいました★

…と言うのも、一途でとても良い女性だと思っていたヒロインが、ヒーローが家族の将来のために探している高価な像を、ヒーローをだましてヒーローの代わりに盗んで逃走すると言う、従来のヒロインにあるまじき行動に唖然。以降、全くヒロインに共感出来なくなり、最後ハッピーエンドでも逆にヒーロー許していいのか?ってな気持ちに。

ジュリア・ロンドン、好きな作品もあるのになぁ。上記の作品、シリーズ物らしいですが、日本で続編出ないのも納得。絶対読まない、私は(笑)。

 

他には、アン・アシュリーの『幸せの記憶』。

こちらは、ヒロイン可愛いんだけど、誤解の仕方が簡単過ぎて、もったいない。さっさと結婚してれば二人とも幸せだったのに…って感じ。 後、ヒーローが放蕩者の振りをする理由が今一つ理解出来ませんでした。(犯人探しのためってありましたが、必要ない感じ。)

 

ノーラ・ロバーツの「マグレガー家」シリーズも読みました! って言うか、先に『マグレガーの花嫁』『マグレガーの花婿』『光と闇のカーニバル』を読んでいたので、その父・母物語を読んだ次第です。 感想を言うと、『嵐のソリチュード』が良かった以外は普通でした。過去に読んでた上記の作品の方が数倍良かったです。 期待し過ぎたからかなぁ。残念。

 

最近ちょっとマーダー物(推理小説)に興味再燃しておりまして、パトリシア・コーンネルを読んだのですが、ロマンスもありのが良いと再認識。…で、キャリン・コールターのFBIシリーズを読む予定♪♪ (まず『迷宮』から再読しないと…(笑)。)



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