闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

自信喪失

2006年12月02日 22時52分04秒 | Weblog
いよいよ冬も本番に向かってきたのでしょうか、今日はとっても寒い1日でした。
今までは上下綿のトレーナーでしたが、今朝はウィンドブレーカー着用でした。
昼もセーターを引っ張り出すほど、私にとって最悪の季節の到来です

今週行う予定の大きな打ち合わせは、先方の都合でまたまた延長、
この調子なら、友人に誘われた忘年会に行けばよかった
結局、今日も朝8時から食事時を除いてずっと仕事でした。
まぁでも他に邪魔されない休日の仕事なので、かなり捗ったので助かりましたが。

午後の休憩の時間にTV大阪を見ていたら
ハンセン病のドラマ仕立てのドキュメンタリーをやっていたの見ましたが、
ハンセン病への偏見への提言もありましたが、
もっと根本的な「差別」という背景にあるテーマについて描いていたのが
とっても印象的でした。

私達はともすれば、自分達の常識と異なる考えや容姿、宗教などを
持っている人を自分達と異なるものだと差別する傾向にありますね。
それに不安や無知、無理解が重なると、強い憎悪に発展することもあります。

私達は社会生活や常識という鎖の中で、子供の頃から同じように机をならべ
同じ制服を着ることを強要され、他の人と同じテストを受け、
同じ常識を持つ事を半ば強要される環境に置かれてきました。
その中で、少しでも他人と違う言動があると、
イジメの対象になったり差別の対象になったりするのです。

そのTV番組の中で、特に「知らず知らずのうちに他人を差別していた」
という会話が出てくるのですが、その言葉でハッとしましたね。
私はイジメられる方にもイジメる方にもなった事があります、
今に至っても他人に言えない様なイジメをやっていた事もあります。
イジメる方は殆どの場合、面白半分だからイジメている意識がない、
しかし、イジメられる方にしてはたまったものじゃない

いろいろな社会経験をした今、頭の中で差別やイジメは良くない事を
よくわかっています、しかし、「差別している」とか「イジメている」
という意識が無ければ、悪い事をしている事が客観的には判らない。
まさに、「知らず知らずのうちに他人を差別していた」になる
可能性は大いにあるわけです。
その点は本当に気をつければなりません。

前出のTV番組の中で、元ハンセン病の人が暮らしている施設に
女子大生2人が訪問した帰り、一人の人が「元ハンセン病の人が
出してくれたお茶に口をつけられなかった」と悩むシーンが出てきます、
もちろんその人は、施設に居る元ハンセン病の人は完治しているし、
今ではハンセン病は治る病気だという知識もあります。
にもかかわらず・・・です、だから彼女は悩むんです。
私もハンセン病については、彼女と同じくらいの知識はあります、
しかし実際に元ハンセン病の人を前にしてお茶をだされたら
自分自身どういう行動をとるか自信がありません。

そういう自分の心を考えると、志を立て一生懸命進んでいる今の道の
行き着く先で、本当に今考えている事が行動にうつせるのか考えてしまいました。
口で言うのは簡単です、実行できて初めて意味があるのでしょう、
私はそう信じて、安定したサラリーマン生活を辞め、
会社が倒れそうな時にも歯を食いしばって前進してきました。
しかし、今日見たTV番組で、ふと振り返ってしまいましたね・・・
こんな時、恩師は言われるでしょう
「過去は変えられないが、未来は変えられる。とりあえず進む事だ」と。


今日目に付いた記事:
 ・日立リビング、容量1ギガの携帯プレーヤー
  380曲入るそうですが、そんなに曲を入れてもね・・・

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・サーフ
  異色のポータルサイトです。

法令の改正と現場

2006年12月02日 00時04分52秒 | Weblog
今日、出向しているうちの従業員から
「今まで勤務表を出向先と自社に提出していたのだが、出向先から労基法の関係で、
 直接管理できなくなるから、提出しなくても良いと言われました」と
メールが来た。

確かに契約上は「請負」であるから厳密に言えば今までも法に抵触しているかも、
しかし、それは古くからの商習慣であり、うちの様な小さな会社では
出向先の従業員を厳密に管理できないので、信用できる企業さんには
管理して頂いているのが現状である。
法を意識して言えば、請負作業で現地調整が必要だから
一時的に客先で作業させている状態が長引いているだけである。

そのよう慣習は客先とうちの会社の信頼関係の上になりたっている話であり
単に仕事や金銭の授受だけでの関係では、こうはいかないのであろう。
更に発注企業側に悪意があれば、馬車馬のように働かせる場合もあろう。
まぁ、そういう例があるから、下請法などが改正されたのだろうけども・・・

言われてみれば請負仕事で勤怠管理を客先にお願いするというのは変な話であるが
うちの従業員にとっても、労務管理責任者の私にとっても都合がいい。
私にとっては、もちろん手間が省ける部分が多いし、
従業員にとっては、残業をしない制度になっている自社の制度より
客先の方が仕事がし易いというメリットがある

いずれにせよ、現状から環境が変わるのでそれに対処しなければならない。
たまたま、本当に偶然、今日からうちの会社の勤務管理システムが仮稼動し
手間がかからず勤怠状況を管理できるようになったから混乱はないが
このシステムがなかったら、会社と作業場所の離れた従業員の管理は
難しいものになったに違いない、本当に偶然とは思えない絶妙のタイミング

しかし、急に勤怠管理の環境が変わるとは思っていなかったので
あくまでシステムの仮稼動という事にしていたが、
本稼動が急がれるのは必至であり、早急にシステムの完成度を
上げる必要に迫られる事になったから、さぁ大変。
他の仕事より優先度を上げてスケジュールを前倒しにしなければならない

今日も仮稼動1日目にして既にバグが1件出ている
単純な私のプログラム更新ミスなのだが、こんな調子では先行き不安である。
いずれにしても、再度、システムを構成するプログラム全部を見直し
不具合の駆逐と機能追加、処理の最適化などの課題にあたる事になる

12月は開発作業と営業と半々位の割合で時間を割く予定であったが
またまたプログラム開発に専念しなければならないとは...


今日目に付いた記事:
 ・企業優遇鮮明に 政府税調答申、増税路線を転換
  企業にとってはありがたい話であるが、個人への増税を考えると
  「企業だけが生き残り従業員が居なくなった」では本末転倒だ

今日のステータス:

今日のオススメサイト:
 ・ルーブル美術館(日本語版)サイト
  ルーブル美術館サイトが日本語で見られる事は大変ありがたい。
  少しは英語が読めるといっても、
  細かいニュアンスまではなかなか理解しにくいですからね