闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

技術や技能の伝承

2005年09月13日 23時35分14秒 | Weblog
今日ニュースでやっていたのだが、まもなく団塊の世代が定年を向かえ
それまで培って来た技術や技能がその下の世代に伝承されていない事が
今後の日本の競争力を低下させ、経済的損失を生んでしまうそうだ。

私なんかは、では定年を廃止すれば良いのではと簡単に考えてしまう。
それぞれの企業にはそれぞれの事情があるので
そんなに簡単な話ではない事は解るけれど...

うちの会社には定年がない、良い言い方をすれば身体が動く限り
労働の喜びを享受できる、悪い言い方をすれば身体が動く限り働かされる
しかも働いている間は若い連中と競争していかなければならない。

うちの会社では、まだ世間の定年に当たる年配がいないので
その制度が良いのか悪いのか全く判断がつかない。

話が逸れたが、確かに団塊の世代の技能や技術が
日本を世界第2位の経済大国に押し上げ
て技術立国にしてきた。
私がとても尊敬している世代の人たちである

私たち技術者はよく簡単にノウハウの蓄積などと言うが
実はそれは大変難しい問題である。
自分は理解していても、他人が理解できない限り
ノウハウは伝承されないからだ。

特に身体で覚えるという類の技能はその属性から
修得するのに長い時間がかかり、更に技を洗練するのに何年も掛かる
団塊の世代のノウハウを1・2年で修得など不可能だ。
さて団塊の世代を抱える大企業はどのような対応をするだろう。

そう考えて見ると、私が20数年培ってきたノウハウ
自分の頭の中にしかない、実にもったいない話である。
何とか従業員たちに少しでもノウハウの伝承ができれば良いのだが・・・
コンピュータ技術者の場合、技術革新が激しいから伝承も難しい、
昔のノウハウが陳腐化している場合もあるからだ。
この問題は会社が大きくなるまでに解決策を見つけなければならない。


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