女の子になる方法、教えます!

性同一性障害になやむ若いMTF当事者に向けてのメッセージです

絶望よこんにちは(近況報告2017)

2017-07-23 22:08:41 | ブログについて
誰も見ていないブログであいさつするのも何ですがたいへんご無沙汰しています。
今年に入り、札幌を離れ遠距離の転勤(というか転職)になりました。仕事の内容はこれまでとほぼ同じです。今の職場は、上司含めまったく私の性別移行のことは知りません。引っ越しもしましたが、新たな転居先で知り合いもいない中での再スタートです。人生の中で一番長く11年過ごした札幌を離れるのは寂しかったです。社会的な移行をスタートさせた地札幌。手術も戸籍変更も仕事の移行も某サークルの移行もすべて札幌で行いました。それぞれたくさんの支援を受けたくさんの友達に支えられ幸せいっぱいの11年間でした。
ほとんど知り合いのいない地で、職場でも地域でも誰も私の過去の性別を知らない中での再出発になりました。  札幌では最終的に60人の職場仲間の中で異動した人も含め10人にカミングアウトし、仕事上の困りごとは何でも私に相談してっ!という感じでぬしのようになってとても居心地がよい状況でしたが、今回はまったくそういうわけにはいきません。
仕事内容は今までとほぼ同じですが、ずっとイレギュラーな業務に就いていたのでまったく同じ業務としてはわたしは17年ぶりです。また、同年代女性が多かった札幌と違い今の職場は女性は私が一番年上、本当は若手を育てるべき立場なのですがむしろ教えられてばかりです。新たに人間関係を作ることがこんなにしんどいことかと孤独を感じながらの毎日です。
 案の定、なかなか新たな仕事がうまくいかず、職場やお客様にご迷惑をかけ通しです。以前にも業務が変わったときに同じように迷惑をかけましたが、客観的にはそのとき以上に大変な状態になっています。

 ただし、以前とまったく違うことがあります。それは自分の気持ちです。

 前は、仕事を辞めたいとまでは思いませんでしたが、自分の力のなさに悔しくて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今は自分がまた新たな力をつけるチャンスととらえることができます。
前は、お客様に嫌われることがつらくてたまりませんでした。今は、誠意を尽くしていくことでお客様の気持ちが今後変わっていくことを知っています。
前は、結果を出さないといけないと焦っていました。今は、状況が大変で見通しが持てなくても一つ一つ問題を解決していくことでだんだん結果につながるということを実感できます。
前は、力のない自分が嫌でした。今は、新たに力をつけられる私は恵まれていると感じることができます。

そして何より、以前の職場はその前の上司が「私のためを思って」配慮して決めてくれた職場でした。今の職場は過去をカミングアウトせず、まったくの女性として採用してくれ、そして性別以外の過去の経歴と面接だけで自分の一番やりたかった(大変な)状況を任せていただけることができました。
仮に期待に応えられる人材でなくても、少しでもそれに近づいていける環境にあるなんてすごい、そう思って毎日あがいています。

最近ある方から、「もうこれ以上できないっていうところをつきぬけたところに成長はある」と聞きました。今時パワハラ発言なのかもしれませんが、わたしにとって今大切な言葉です。
今の自分ががんばったら結果がでるのではなく、自分のやり方を変え悔しい思いを何度も重ねあきらめずつきぬけようとしていく中で、仮に結果がでなくてもできるだけ前に進んでいく、自分を変えていくことができるとても充実した毎日を、46歳のわたしが、また挑戦することができるのです。

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