神戸ルミナリエ

１２月２日から１２月１３日まで、神戸ルミナリエが開催されています。

明日の夜が最終日。１９９５年の阪神・淡路大震災があった年から始まって今年で１６回目。

震災のときは中学生で、早朝まだ寝ているときだった。私の地元は阪神・淡路地区より揺れは小さくて被害も殆んど無かったけど、それでもベッドの中で感じた地震の揺れは今でもはっきり覚えています。
友達の中には家族や友達を震災でなくした人もちらほらいて、避難所生活を送った人もけっこういます。
今まで一緒に働いたことのある同僚の中にも、震災直後の病院でまるで戦場のような現場を体験した人もいる。

初めて神戸ルミナリエを見たのは２０００年の第６回目の年。それ以来ほぼ毎年みています。
きれいだなぁと感動しつつ、何だか切ない気持ちになります。
そして寒い中、イルミネーションを見ながら屋台で食べる温かい食べ物が心身共に染渡る。

普段何事もなく過ごしているとついつい忘れがちだけど、天災や事故は忘れたころに突然やってくるのです。
今こうして家族や友達が何事もなく無事に・元気で暮らしていることに感謝しなくては・・・。

ＭＳＮのニュースで神戸ルミナリエの特集をみて、改めてそんなことを考えました。

新年

今週の火曜日。朝から「何か今日はいつもより静かやわぁ」と思ってたら祝日でした。
そんな事知らなかった私は、朝保健センターに行って門が閉まってるのでストライキかな？でも前日にモロッコ人の看護師さんから借りたものがあって、午後返しに来るからと言うと「いいの。明日返して」と言われたし、昨日は何にも言ってなかったのになーと思いながら家に帰って来た。
早速友達に電話すると「ハッピー・ニュー・イヤー」と言われやっと休みの理由が分かりました。

友達は笑いながら、今日はヒジュラ（イスラム暦）で新年なんだよって教えてくれた。月を観察して決めるから、前日の夜８時くらいにならないと休みかどうか分からないそうな
昨日の夜のニュースで言ってたらしいけど、我が家にはテレビが無いので誰かが教えてくれないと分からないのです



今日は金曜日。

お昼は保健センターで、差し入れのクスクスを頂きました。

金曜日の午後は患者さんが殆んど来ないのでワイワイ話しながら一緒にクスクスを食べて、ゆっくりお茶飲んだり。クスクスはホントに美味しくて、週１回の楽しみ

ダム

先週末は活動先の人のお宅に食事にお邪魔しました。お家は市内から３０分ほど行った所にあるダムの近くにあります。

友達と一緒に自転車をこいで家に向かう途中、何だか私の自転車が不調。
「ちょっと交換してみようか～」と自転車を交換して再出発した途端、友達がこいでいた私の自転車のチェーンが外れて故障。
私も慌てて、急ブレーキをかけてストップ。でも道が悪く左下がりになっていて、ついでに友達の自転車のサドルも高くて足が届かずに、ドリフのコントみたいに派手に転んで自転車の下敷きになってしまった

友達にも通りすがりの高校生達にも大笑いされ、私もあまりのこけっぷりに笑いが止まらない～
高校生の女の子が「サバ？マダム？（大丈夫？）」と声をかけて起こしてくれた。
そして道端で立ち往生してると、通りすがりのモロッコ人達がワラワラと寄ってきて自転車を治してくれました。（結局１時間近く立ち往生）
ついでに家まで案内してくれて、無事に同僚宅にたどり着くことが出来ました。自転車が壊れたときはどうしようかと思ったけど、みんな優しいなーと改めて実感

同僚や家族に暖かく迎えられ、昼食をご馳走になった後は、一緒に近くのダムまで散歩。

所々監視係の兵隊がいて普通は立ち入り禁止。

初めてエルラシディアに来たときに、はげ山ばかりの景色が続く中急に現れた大きい湖。いつか来たいと思っていた場所にやっと来れました









↓この河は病院に行く途中にある河で、普段はあまり水が流れていないので河原を散歩して、石を伝って河を渡ったこともあるのです。
でも先日、水がドバーっと押し寄せてあっという間に大きい河になった瞬間を目撃してぞ～っとしたのを思い出しました。
この河の上流にはダムがあって、放水してたんですね。




ちょっと疲れたけど、楽しい時間を過ごしてとても充実した土曜日の午後でした。