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北朝鮮“企業の開城工業団地訪問公式許容する”

2013年05月28日 | 南北関係関連消息
去る4月17日午前京畿道坡州市京義線道路南北出入事務所(CIQ)で開城工業団地企業主代表団が南に帰還する勤労者たちと挨拶を交わしている。 坡州/イ・ジョンア記者



北からの提案が南の政府からすれば、当局者間の“公式”のものでないというのはその通りだが、南の政府が、この提案を受け入れることを期待したい。
今の“ゼロ”状態を脱することが切実に問われているからだ。


by maneappa




ハンギョレ新聞
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/589349.html

北朝鮮“企業の開城工業団地訪問公式許容する”

2013.05.28 13:50


祖平統談話“公団正常化関連協議可能”政府“当局間対話から応じろ”否定的

北朝鮮が28日開城工業団地入居企業および開城工業団地管理委員会関係者たちの開城工業団地訪問を公式許容すると明らかにし、この過程で開城工業地区正常化などどんな協議も可能だという立場を明らかにした。

しかし政府は開城工業団地企業家の訪問問題は南北当局間実務会談を通して解決されなければならないという立場を守っていて、企業家の訪問が実現するかは非常に不透明だ。

北の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)はこの日のスポークスマン談話で“私たちは工業地区企業家の訪問をすでに承認した状態であり、彼らが入ってくれば製品搬出問題を含めた工業地区正常化と関連したいかなる協議も進めるだろう”と明らかにした。

談話は特に南側が南北間すべての関係が断絶した状況では企業家の公団訪問には身辺安全保障など当局間の実務手続きが必要だと主張したことに対して、“身辺安全と同じ公然の心配はしなくても良い”として“それでも安心にならなければ開城工業地区管理委員会構成員を共に来れば良いだろう”と付け加えた。

北朝鮮が開城工業団地企業家の完成品原材料搬出のための訪問を承認すると祖平統という公式機構を通じて明らかにしたことは今回が初めてであり、これは崔竜海総政治局長が特使で中国を訪問して六者会談を含む関連国との対話を希望するという脈絡で選択された措置と見える。
また、これに先立ち去る21日、北京民族経済協力連合会(民経連)代表部が公団入居企業家の23日公団訪問に対して訪問者名簿北朝鮮訪問日程などを通知してくれば許容するという具体的立場を伝達したと発表されたが、当時政府が“そのような話を聞いただけ公式に北が要請した事実が確認されなかった”として否認すると、すぐに今回祖平統を通じて公式立場を明らかにしたと分析される。

また、北は民経連を通じて公団企業家の開城訪問を承認するという立場と明らかにした後23日には6.15共同宣言実践北側委員会を通じて今年の6.15民族共同行事を個性や金剛山で開こうと提案した。
北が南北対話が断絶した状態で開城工業団地、金剛山訪問が事実上不可能な中でも、6.15行事を開城、金剛山で開こうと提案したことは、今後開城工業団地および金剛山観光再開のための南北対話の意志があるという分析が生じたことがある。
そして続けて24日崔竜海総政治局長が特使として中国を電撃訪問して関連国家との対話希望を明らかにしたという点で、今回の談話は一連の対話局面へ行く北の立場を見せるという解釈が可能だ。
北側祖平統の今回の談話は、27日統一部がスポークスマン声明を通じて、6.15共同行事提案は、南北当局間対話提案は持続的に拒否する二重的態度なので真正性が疑わしいとし、‘韓国内葛藤を助長しようとする旧態依然な形態’で批判したのに対して、“私たちは対話自体を否定したことがなくて開城工業団地の正常化のための根本問題(軍事演習など開城工業団地人質救出作戦などの軍事的威嚇など)の解決を始終一貫主張した”と反論した。

また、南側当局が韓国内葛藤が憂慮されるとすれば“当局者も6.15共同行事に参加すれば良いこと”としながら‘無駄な言葉遊び’を止めることを促しもした。

談話は南側が当局が当局間実務会談だけを繰り返すのは、問題解決に障害を作って現中断事態を長期化して結果的には公団設備と資材をみな使えなくさせた後公団を閉鎖させるのと違うところがないと主張しながら、南側が正しい道に出てくることを繰り返し促した。

統一部のある当局者は談話が出てきた直後、記者たちと会ってこの談話に対する政府の公式の立場がまだ決定されたことではないが、27日統一部スポークスマン談話で明らかにしたように、政府は“北朝鮮が当局間実務会談を術数で蔑視しながら民間に接近するのは北朝鮮の二重的な形態から出たと見る”と批判した。
この当局者は“昨日声明を出した状況と本質的状況変化はないと見る”としながら“北朝鮮が南北関係改善に本当に関心があるのなら、民間との接触でなく当局間会談に早く出てきて信頼を積むことが必要だ”と強調した。
カン・テホ記者kankan1@hani.co.kr


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