いつまで続くかこの混雑

姫路城がグランドオープンした後、実寸大ロボット「パトレイパー」が来たり、



ブルーインパルスが来たり、



そして、3Ｄプロジェクションマッピングが行われたりと、ビッグイベントが続き姫路城周辺は人波が途絶えることがありませんでした。

今回入城料が600円からなんと1000円に引き上げられました。40％アップ！民間では信じられない値上げです。でも、狙いの一つは入城者数を抑えることにあるみたいです。観光担当部署はそんなことを思っていないかもしれませんが、前回書きましたように築城者の池田三左衛門輝政はこんなに多くの人が天守に入ることを想定していませんでした。だから、文化財担当部署や管理事務所は入城者の数をそこそこに抑えたいと考えていた筈です。けれど、イベント終了後も大混雑。チケットを買うのに30分待ち、天守に入るまで90分掛かったりと混雑ぶりは収まりそうにありません。嬉し悲しです。

さて、問題はこの猛暑です。
先日案内した英国人は「ロンドンでは今頃23度ですよ。」と言いました。
イギリス、フランス、ドイツなどのヨーロッパの人々は慣れていない暑さのため本当に大変です。けれど、菱の門まで戻って来て、「西の丸へ行きますか？」と尋ねると、「行きたい」と答える人の方が多いです。こちらは暑いからもう終えたいと思っているのに(^_^;)　そんな時は顔に書いてあるのか、「貴方は大丈夫？」と逆に尋ねられます(^_^;)

現在この猛暑の中、恒例の新人研修が行われています。そして、この暑さを乗り越えてガイドデビューを果たすのですが、思わず「頑張って」と言いたくなります。