「市民本位の市政を引き続きお願いしたい」と、
スローガンを掲げることは、本当は、「自分本位の市政」をすると言うこと。
見かけだけ。
例えば、教育委員会の委員候補者の募集
応募要件
人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する人
応募の日現在の年齢が満25歳以上で、市内に住所を有し、山陽小野田市長の被選挙権を有する人(破産者で復権を得ない人、禁固以上の刑に処せられた人は除く)
報酬
月額 54,400円
募集人数
1人(委員全5人中)
任期
平成25年5月31日から4年間
銚子市教育委員(候補者)を公募します。
教育行政に保護者の意向を反映できるよう、小中学校に通う子どもの保護者の方を対象にして、教育委員候補者を公募します。
○応募資格 小中学校に通う子どもの保護者で市内に住所を有する25歳以上の方
(破産者で復権を得ない者、禁錮以上の刑に処せられた者を除く)
○募集人数 1名
○応募期間 平成23年11月1日(火)~平成23年11月28日(月)
○応募方法 所定の応募申込書に必要事項を記載し、小論文(所定用紙または市販の原稿用紙)
作成のうえ持参または郵送
・ 小論文のテーマ「社会の変化に応じた教育のあり方について」
(2,000字以内)
とある。
他都市では、
武雄市では、教育委員会委員として武雄市教育行政全般にわたって、情熱と識見をもって取り組んでいただける方を広く募集します。
・受付期間
平成24年3月1日(木)~3月16日(金)
・第1次選考
第1次選考は書類選考とします。
・提出書類
履歴書(JIS規格品)
小論文(400字詰原稿用紙2枚以内:本人手書きのもの)「応募動機、自己アピール」をテーマにご記入ください。
・提出先
武雄市政策部総務課人事係
・応募資格
満25歳以上の女性です。
教育委員会の委員は、市内の人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する人を市長が選び、市議会に同意を求め選任する委員です。
委員候補者を面接する委員の最高責任者は、当然市長でしょう。
ここの市では、候補者が、自分で「人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する人」と自己判断し、申し出るシステムです。
市長は何をするのか?
市民本位とは?
何と、変なやり方で。
議員定数が減って喜ぶのは一体誰?
市長と職員です。
だだでも、目が行き届かない状況なのに、更に議員定数を減らせばやりたい放題ができる。
本音はその辺にあるのではないでしょうか?
自分達の都合が良いように議員を操っているとしか思えないような現実があります。
防止するためには、むしろ議員定数を増やして行政をコントロールできる仕組みを確立することの方がトータルコストが低減します。
そのためには、議員の数を減らすことより増やす方が健全な結果をもたらします。
地方議会は国会より身近なものです。より多くの民意が反映されるようにすることが望まれます。
小さい政府を目指すといわれますが、本来削減されるべきは行政の無駄の多い部分なのです。