また逢う日まで・・

突然、旅立った息子をおもい

千の風・・・ なんて有りえない

2014-06-30 17:18:12 | ブログ

 今日は、まさきの月命日。天気も良くて、あさ6時に一人で墓参りに行ってきた。毎日のように家族の誰かが墓参りに来ているから綺麗なものだ。 お水をあげて、ロウソクと線香に火をつけて、好きだったスピッツの「魔法のコトバ」をスマフォで聞かせてあげる。歌が終わるまで、4分間、いつも一緒に聞く。「♪ また会えるよ~ 約束しなくても~ 」 この歌詞を聞くといつも泣けてくる。  

そして、あの壮絶な病院の光景が蘇る・・・あれさえ無かったら、大学院2年で今頃、就職先も決まっていただろうな お母さんはあれから一度も笑うことも無く、無気力で生きているし、家からは明かりが完全に消えてしまった。 お前の突然の死は、家族全員の死でもあった。 ただ心臓が動いているかの違いだけだ。 すべては、あの病院で終わってしまった。 このお墓に来ると、気持ちも落ち着く、お前に会えるからだろうな  小説なら、自分で書けるけど、現実は、もう書くのにペンも紙もない。 生涯こんな空白な日が続くんだろう、 

子供を失うと時も色も消え、全てが終わる。 風も吹かない