放送作家村上信夫の不思議事件ファイル

Welcome! 放送作家で立教大大学院生の村上信夫のNOTEです。

ひとつ上のプレゼン Steve Jobsのプレゼンテーション

2009年05月31日 16時11分11秒 | Weblog
 プレゼンの方法を講演することがしばしばある。
 ひとつ上のプレゼン、「むらかみ流」や「放送作家式」のようなものは確かにあるのだが、米Apple社の最高経営責任者(CEO)Steve Jobsのブレゼンのスタイル『Deliver a Presentation like Steve Jobs』(Steve Jobsのようにプレゼンテーションをする)という記事が面白いので、転載する。

Jobs氏の「魔法のようなプレゼン」を支える秘訣10ヵ条
http://wiredvision.jp/news/200802/2008020121.html

最高のストーリーを探し求める脚本家志望者は、人々の潜在意識に働きかける技法を求めて、米国の神話学者Joseph Campbell氏が示した「原質神話」(神話に共通するストーリーパターン)を研究する。この記事もそれに通じるものがある。

以下に、Gallo氏がまとめたポイントを引用する。

1. テーマを明確に示す。[例えば、『MacBook Air』の初公開では「きょうは空気に何かがある」、昨年のプレゼンでは「きょう、Appleは電話を再発明する」など。プレゼンの頭で提示し、プレゼン中も何回かテーマに戻る。]
2. 情熱を見せる。
3. プレゼンの概略を示す。[「今日は4つの事柄について話したい」など、全体の構成を簡単に前置きする]
4. 数字に意味を持たせる。[「iPhoneがこれまで400万台売れた」と言うだけでなく、「1日平均2万台売れていることになる」と付け加える]
5. 忘れられない瞬間を演出する。
6. 視覚に訴えるスライドを用意する。
7. 1つのショーとして見せる。
8. 小さなミスやトラブルに動じない。
9. 機能ではなくメリットを売り込む。
10. 繰り返しリハーサルをする[Jobs氏はプレゼン前に何時間も練習しており、映像などとのマッチングも完璧にする]。

[記事は、ほとんどのプレゼンターは「情報を伝える」が、Jobs氏は「インスパイアする」、「ステーキを売るだけでなく焼きたての興奮を伝える」などとまとめている。]

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村上 信夫,吉崎 誠二
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東海道53次「三島宿」③三島の鰻は旨い!

2009年05月31日 08時20分02秒 | Weblog
 神の使いだった鰻が、今では三島の名物。
 今泉清保さんと東海道を歩くという企画をJFNで作った時にも、三島で「鰻」を食べた。
 
 鰻は、養殖場でとったままでは、生臭く、泥臭く、脂っぽくって、とても普通には食べられる状態ではない。その鰻を真水にあてる"活〆"をすることで、生臭さ、泥臭さ、余分な脂などが抜ける。
 その"活〆"をするのに、富士山の伏流水である"三島の水"が良いとされている。
 三島の水は、「化粧水」といわれるほどの名水。分子が小さく酸素を多く含んだ活水。この水を地下40mからくみあげ、立場(たてば)で、鰻を水に打たせる。余分な脂がとれその身はキュとひきしまり臭みのない味となるという。

 三島の鰻料理の水、三島の水は、市内に湧き出す富士山の伏流水である。
 この伏流水に鰻を曝すことで、生臭さや、泥臭さを消し、栄養素である蛋白質を減少させることなく、余分な脂肪分だけを燃焼させることが出来るのだ。

 三島の水で泥臭さや余分な脂を落とした鰻。
 次は、仕込み。三島市内のあちこちで、仕込みの音が聞こえる。
 仕込み場では、鰻を裂く音、串打つ音、白焼き、蒸すと言った様々な音が聞こえる。焼きは鰻の仕上げ。ジュージュー、脂が落ち、焼ける旨そうな音が聞こえる。

 ●桜家
 http://www.sakura-ya.net

 創業は安政三年。富士の雪解け水で締めた鰻を使用。朝割いたうなぎを備長炭で丹念に焼き、程良く脂を残し、代々受け継いだ秘伝のタレにつけて焼き上げます。絶妙な脂加減と甘すぎないタレのバランスを食べて食べ飽きぬ味「かるみ」と表現しています。

 ●本町うなよし
 http://www.honcho-unayoshi.co.jp/

 美味しくて安くてボリュームたっぷり!!庶民派うなぎの代表です。どっしりとした味わいでボリュームたっぷりですから、どなたにも充分満足いただけます。ミニうな丼、レディースセットは女性のお客様に好評です。


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東海道53次「三島宿」②「三島の鰻は神の使いだった」

2009年05月31日 07時36分12秒 | Weblog
 今泉清保さんと東海道を歩いたことがある。
 三島宿の旅。

 江戸の昔から宿場町として栄えた三島は、三嶋大社を中心に東西に東海道、南北に甲州道と下田街道が交差し、「三嶋暦」など数々の文化が花開いた歴史の街。

 富士に降った雪や雨は伏流水となって、延々35キロ、三島に顔を出して湧きます。街中(まちなか)にあふれる水に、かつて、旅人は「箱根西 麓にある水の都」と称した。

 江戸時代の<東海道中膝栗毛>の弥次さん、喜多さんは三島宿では宿屋ですっぽんに噛まれるという失態を演じ、大恥をかいた。
 なぜ、すっぽんか?
 当時、鰻は三島大社の神の使いとして、三島では食べてはいけない魚。しかし、旨い水の街に、川魚も旨く、すっぽんは名物だった。

 鰻は、三嶋大明神(三嶋大社)の使者と崇められ社地内での捕獲は固く禁じられていた。それがいつしか三島のうなぎを捕って食べると大明神の神罰が当たると言い伝えられ、三島の人々は鰻を食べなくなった。
 もし破れば、たちまち神罰を受けて毛のない首の長いつるつるの児が生まれると言い伝えられていた。

 そのため、三島の池や川には鰻が無数いて、人間が手を叩くと寄って来るほど慣れていたと言われている。
 それが、なぜ食べるようになtのか・・・。

 明治維新の時に、薩摩、長州の兵隊達が三島に泊まった際、言い伝えを知らない兵士が争ってうなぎを捕まえて食べてしまった。しかし、神罰は下らず、それを見ていた三島の人々も何の神罰も当たらないので、それ以来、食べるようになったと言わてる。
 しかし、三嶋大社の社地内で、鰻を食べるようになったのは戦後になってからだといわれる。

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東海道53次「三島宿」①三島は水の都

2009年05月31日 07時24分14秒 | Weblog
 今泉清保さんと東海道を歩いたことがある。
 先にも話した三島宿の旅。
 江戸の昔から宿場町として栄えた三島は、三嶋大社を中心に東西に東海道、南北に甲州道と下田街道が交差し、「三嶋暦」など数々の文化が花開いた歴史の街。
 また、富士の伏流水が街の至る所で湧き、せせらぎが流れる、水の都として知られる美しい街である。

 ●源兵衛川

 街の中央を流れる源兵衛川は、約1.5キロ続く美しい清流。川沿いには遊歩道が整備されていて、地元の人たちの散歩道になっている。デートコースにもなっており、源兵衛川の遊歩道を歩く2sも目撃される。

 ●三島の水

 富士の湧水あふれる三島は水の都。昔から「化粧水」といわれるほどの名水である三島の水は分子が小さく酵素を多く含んだ活水。
 しかし、水が工業用水として汲み上げられているため、地下水が不足、衛生状況に不安があるため、今、街の人たちは水道水を使う。
 だが、水道水といっても、三島の水は、柿田川から取水しているため、湧水の水で、全国的に見ても美味い水。

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再びマーフィーの法則

2009年05月29日 07時24分23秒 | Weblog
 ●「合コンの法則」
  準備万端の合コンほど失敗する。
 (呑み過ぎたり、好きなタイプのコは振り向いてくれず、貯金をおろし
明日は休みなのにねぇ・・・)
 ●「天気の法則」
  第1法則 雨の日に限って、外出の約束がある。
 (昨日の雨、なんと会議が5箇所。その二日前は家での仕事だったのに晴れ)
  第2法則 ピーカンの日ほど 家を出ることができない。
 (締め切りが迫ってるんだよ~~~)
 ●「肩透かしの法則」
  自分が大事だと思うほど、人は重要だと思ってはいない。
 (必死に覚えた歓迎スピーチ、必死で考えた志望動機、
そして、徹夜で暗記した結婚式のスピーチ、お~い!誰か聞け!)
 ●期待が大きいほど結果に失望する
 (よくあることなんだけどね。前回は良かった某社のバザール。
スケジュールを無理くり、勇んでいったら・・・)
  
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もやしはエライ!

2009年05月28日 00時49分21秒 | Weblog
 もやしが売れている。「めちゃめちゃ高いから♪」の雪国まいたけでは、2008年9月以来、なだらかな右肩上がりで伸びている。ふつうは他の野菜の端境期(3月、5月、10月)に出荷が増え、売れるのだが、この売れ方、当然、リーマンショック以後の不況と無関係とは思えない。
 もやし専門店に、スーパーも品数を増やし、大手食品メーカーはもやしをあえる具材入りの調味料を売り出した。
 もやしレシピ本『スゴイ!もやしレシピ―おなかスッキリ!家計も安心!』も10万部近い売れ行き。ただし、もやし特集は景気のいいときにはやらない企画らしい。
(僕が担当している「とくダネ」でもやりました。)
 もやしにはビタミンCや食物繊維が豊富で、アスパラギン酸という疲労回復に役立つ栄養素が含まれていることが知られてきた。

 ちなみにもやしの歴史は、人類が農業を知ると同時に始まったとされる。

 以下、http://www.ueharaen.co.jp/moyashi/kiso_rekisi.html さんから転載。

 もやしは、人類が、はじめて植物の種子が発芽することを発見し、それを発芽させることに成功したことから始まったとされている。発芽の方法は、地域別 では、中近東地方(バルカンや西南アジア)、東部地中海沿岸から東方イラク地方、トルキスタン地方を経て、中国地方にわたり、それが広く伝播したものとの説が有力である。種子から栽培する方法は、人類が、貯蔵できる食物を見つけだし、それを常時供給するとともに、その種子を貯蔵することによって、共同生活を発展させる原動力ともなった。
 日本では、平安時代に書かれた、日本で最も古い薬草の本「本草和名」(ホンソウワミョウ)に「毛也之」(モヤシ)として紹介されており、薬用として栽培されていたらしい。
また江戸時代の『和漢三才図会』(ワカンサンサイズエ)によると、黒豆をもやしにして、芽が五寸ほどの長さになったところで乾燥させ、よく煎って服用すると、痺れや膝の痛み、筋のひきつりなどに効くと記されています。
もともと主に薬用として用いられていたもやしですが、明治末期頃から大都市に専業生産者が現れて中華料理店に納品されるようになり、次第にもやしの風味が庶民の味として親しまれるようになってきたのです。

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その後のマーフィーの法則

2009年05月27日 23時53分35秒 | Weblog
 マーフィーの法則のことを書いたら、「読んだ!」「あるある!」と色んな人に言われた。皆、思い当たるらしい。

  ●テレビと冷蔵庫の法則
  「家電はひとつ壊れると皆、壊れる」
  ●忙しい時ほど仕事は重なる。
  (仕事は忙しいヤツに頼めとビジネス書にはあるが)
  ●贔屓チームの法則
  「僕がテレビ中継を見ると、必ず負ける」
  (だから、贔屓チームの勝利を確認してからビデオを見る男を
   僕は知っている。)
  ●電車で居眠りの法則
  「電車で眠くなるのは降りる駅の2つ前の駅。
目が覚めるのは、降りる駅をまさに走り出そうとするとき」
  (お~い、このドア、開けてくれ!)
  ●宿題の法則
  「宿題を忘れた日に限って、当てられる」
  (大人になるとアイディアが浮かばない時ほど、
   「君、どう思う?」って聞かれる。
   「はい、課長の仰る意見と全く同じことを私も」
   「僕は、まだ何も話してないけど」
   「だから、課長が思っていらっしゃることですよ」なんて)


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「時給1200円」派遣キャビンアテンダンドその後

2009年05月26日 18時38分05秒 | Weblog
 2000年1月29日派遣・請負会社「TEI」(東京)の契約社員で、派遣先のトルコ航空の客室乗務員として働く日本人女性13人が、2社に対し雇用契約上の地位確認などを求め、東京地裁に提訴した。
 その結果、機内通訳への身分変更となり、客室乗務のシフトからは、はずされることになった。しかもフライトは月1回に減らされ、月収は 7万円台。副業もしてやっと、家賃を払いながらの生活は苦しい。解雇の撤回と直接雇用を求めて提訴し、業務をこなしながら戦っている。しかし、契約切れまでのカウントダウンが始まった。(6月までの契約期間を2月28日付で解雇予約。契約期間満了まで、残り1ヶ月。)

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観光の切り札 郷土食系焼きそば 大流行り!

2009年05月26日 18時24分39秒 | Weblog
 日本各地に、郷土食と言っていいほど、多くの焼きそばが存在する。焼きそばといえば、横手、富士宮、太田が有名だが、それだけではない。
 今、全国で、郷土焼きそばによる地域起こしが広まっている。

☆「じゃが入り焼きそば」(足利市・栃木市)
 大正時代、長ねぎとじゃがいものしょうゆ炒めがこの地域の子供のおやつだった。地元のソースメーカー「月星食品」がソース炒めを普及させ、更に、戦後の食糧難の時代、焼きそばと合体し広まったとされる。
 宴会メニューの定番でもある。

☆「浪江焼きそば」(福島・浪江町)
 太麺(4ミリ)、こってり汁気の多いソース、具はもやしと豚肉だけ。
 昭和30年代、労働者向けの安くて腹持ちの良い料理として普及。「浪江焼麺太国」建国宣言。「浪江の元祖だ焼そば音頭」発売 で、観光客も増加している。

その他
☆山口・瓦焼きそば(日本そば・だし汁)
☆青森・黒石焼きそば(太麺・ソース、汁入り版も)
☆日田焼きそば
☆高島平焼きそば・両面焼そば(あぺたいと)

 焼きそばは、簡単、腹もち、冷えても旨いということで、元々、焼きそば文化のあった東北地方の人たちが工員・女工となって各地に広め、地元の食材や流儀と合わさって郷土食系焼きそばが生まれたという説があるが、果たして ・・・。


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事件解決0!公的懸賞金制度まる2年の検証

2009年05月25日 09時15分35秒 | Weblog
公的懸賞金制度は、平成19年5月、5つの殺人事件を対象に始まり、これまで22件(世田谷一家4人殺人。市川イギリス人教師殺人など)。
しかし、遺族たちが懸賞を出す民間懸賞金は一定の成果をあげているのに公的懸賞金は解決事件ゼロ。

「それはなぜか!?」

懸賞対象事件となった事件は、現場捜査が至らないからだとされ現場の士気が落ちる。また、「原則として発生(認知)後6カ月を経過した事件」という対象条件が遅すぎる。「最高300万円という懸賞金が少ない」などといわれる。

だが、このままでいいのだろうか ・・・。

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