BCNネタ!

旅行だけでは味わえないバルセロナ生活の醍醐味をたっぷりお届けします。

冬時間になりました

2005年10月30日 | ふだんのBCN!
昨日、夏時間から冬時間に変更になった。

バルセロナで生活を初めてからはや3回目の変更を迎えたけど、いつまでたってもきっちり理解できない。

そりゃ頭では分かってるよ。冬になる時は時計を1時間戻して、夏はその逆。その結果どうなるかというと同じ時間でも日の暮れるのが早くなる。昨日までは夜の7時ごろに暗くなってたけど、それが今日から実は6時なんですよー、ということになり、え~っと朝はというと今まで8時やった瞬間は7時扱いということになる… ん?? ということは夜明けは早くなるわけや。でもこれからもどんどん夜明けは遅くなっていき、結局また8時くらいの夜明けということになる。

こうやって一つ一つ頭の中でたどっていかないと感覚的には理解できひんのです。中にはこの日から毎日1時間ずつ短くなっていくと信じているつわものもおるそうな。


だんな





ナポリへゴー!(4)

2005年10月26日 | BCN!から旅行(国外)
いざカプリ島へ。

青の洞窟へはカプリ島の港、マリーナ・グランデからモーターボートで行きました。



洞窟の入り口は幅2m、高さ1mととても狭いので入り口の前で今度は小さな手漕ぎボートに乗り換えます。



とても観光客が多く混んでいたので、手漕ぎボートに乗り換える順番待ち。
海の上で波にユラユラ揺られ、モーターボートで待つこと30~40分。
(船酔いに弱い人は、酔い止めを飲んでおいた方がよいと思う程、揺れました)



あの有名な青の洞窟は本当に青いのか、どんな風に青いのか、期待は膨らむばかりです。
海もやっぱり青い気がします。



中に入れば、私を迎えてくれるのは神秘的に輝く青い光。
本当に真っ青なスカイブルーです。不思議~。





なんでも、カプリ島は全体が白い石灰岩でできており、
白い岩肌に外からの太陽光線が反射して、不思議に青く光って見えるそうです。
今、目をつぶってもこの青さは目の前に広がってきます。

島のケーブルカーを上った先には町があります。

その先のアウグスト公園は、島の反対側の海が望める展望台になっており
切り立った岩々が素晴らしい景色を織りなしていました。
こんな素敵な景色を創り上げた歴史と自然の力って、スゴイ!



レモンのお酒、リモンチェロを売る屋台がカワイイ。




よめ





ナポリへゴー!(3)

2005年10月24日 | BCN!から旅行(国外)
まだまだナポリ編続くよ~。次はポンペイ。2000年以上も昔、ローマ時代に栄えたこの街がベスビオ火山の噴火で一瞬にして消えてしまい、その後1500年ほど誰にも知られることなく埋もれていた、という悲劇の場所。

ここはずっと昔から興味があった土地だ。最初にこの名前に出会ったのは恐らく小学生の頃だったと思う。「まんが世界の歴史」、みたいな類の本でポンペイの悲しい歴史を知った。年老いた義母をおぶって逃げる嫁に火山灰が降りかかって命を落としてしまう、というシーンが子供心にショックだったのを覚えている。

そんな遺跡に当時の街並みが残ってて、当時の生活の姿が活き活きと伝わってくる。それくらい完璧な姿で残っている。
こんな景色が延々と続き、全部見て回るのに半日丸々かかった。



モザイク画が点在してて、当時の人々の表現力の豊かさを実感する。



これは当時の居酒屋か台所か、やな。壁画もそのまま。



劇場もそのまま使えるんちゃうか、ってくらい。



他にも色々あったけど、2000年経っても基本的な人間の暮らしなんてそう変わらんもんやなぁ、と思いましたわ。


だんな




ナポリへゴー!(2)

2005年10月21日 | BCN!から旅行(国外)
さてさて、ナポリのホテルから電車・バスを乗り継ぐこと4時間、アマルフィという風光明媚なところを訪れた。ご覧の通りの断崖絶壁が続く海岸で、ここら当たりはその昔ベネチア等の海運国家としのぎを削るほどの有力な地域だったらしい。陸の孤島状態が海への進出を加速させ、海運技術が発達したんでしょな。イスラムとの交易で栄えたらしく、建物も何やらアラブ風やね。今ではほんと村って感じやけどここは立派な世界遺産。



ここに来るまではほんと絶壁のカーブをいくつ越えたことか。その度に運ちゃんはクラクション鳴らして対向車に気づいてもらうようにしている。崖から落ちたら一巻の終わりやね。で、到着するとこんな景色に出会えるわけです。



下の写真にあるように岬の端にあるレストランで昼飯を食べた。穏やかな海を眺めながらの、ナポリ名物のボンゴレスパゲティとワイン。うほー。







街の様子はというと、唐辛子とレモンをこんな風に売る店が多く、店の前ではおばちゃんが作業しとります。



こんな三輪自動車も思いっきり現役で走っとるのです。ボロボロの車もここじゃ珍しいわけじゃなく、景色に馴染んでるね。




だんな




ナポリへゴー!(1)

2005年10月19日 | BCN!から旅行(国外)
今度はピザ食いにナポリに行ってきた。日本で2件しかないと確か言われているナポリピザ協会(そんな名前やったと思う)会員のイタリアンレストランが兵庫県赤穂市にあって、そこのうまいピザを食べて以来ずっとナポリピザのことが気になっていた。で、割りと近いところに住んでるし、せっかくなので本場の味を試しておこう、ということで行ってまいりやした。

やっぱりうまかった。写真は上から順番にモッツァレラチーズとトマトソースでできたマルゲリータ、トマトソースとニンニクのマリナーラ、で最後は揚げピザ。信じられへんくらい巨大で2/3くらい残したっす。スタンダードなマルゲリータで確か3~4ユーロくらいしかせんかったように思う。色々具を乗せたやつよりシンプルなんがやっぱりよかったな。







街の雰囲気はというと、かなりごちゃごちゃしとるかなぁ。バルセロナのゴシック地域をもう少し怖くした感じ。常に神経を研ぎ澄ませとかなあかんですわ。いかにもの観光客づらでちょっとでも油断してるとすぐにだまされそうになる。交通マナーにも度肝を抜かれた。バルセロナなんてまだまだかわいいわ。

一般的なイタリアのイメージを抱いてここを訪れるとしっぺ返しを食らうかも。立派な観光資源がたくさんあるのにそれに携わる人はそれを悪用して観光客をないがしろにしているケースが目に余った。色々考えさせられるよ、この街は。





だんな



ヌリア渓谷はピレネーにあり

2005年10月12日 | BCN!から旅行(スペイン)
日曜日、いい天気だったのでピレネー山脈にあるヌリア渓谷(Vall de Nuria)へ行ってきた。バルセロナを出て、ビックいう街を過ぎてから1時間弱ほどで車で行ける最後の街に辿り着く。ほら、山の上にはちらりと雪が残っている。



こんな風にケーブルカーに乗って山を登った先には3000メートル級の山々がそびえる爽快な景色が広がっていた。



ご覧の通りこんな高地に池があり、そこの芝生では街からやってきたと思われる人々が思い思いに寛いでいる。



ここにはカタルーニャのシンボルになってるロバさんがいたり、乗馬もできるみたいだった。カタラン人はロバが大好きで、車にロバのステッカー貼ってる人も結構いる。これがマドリードだと牛のステッカーになるわけっす。



カタルーニャの旗がはためく先にあるあの山の向こうはもうフランスだとさ。しかし、寒いところやった。もともとスキー場なので冬はまた違った楽しみ方ができそう。




だんな








バルセロナの航空ショー

2005年10月06日 | 観光的BCN!
10月最初の日曜日、バルセロナのディアゴナル・マルという最近開けてきている海沿いの地区で航空ショーが行われた。こんな感じの近代的な街どす。



まずは戦闘機がやってきた。何とこれはヘリコプターみたいなホバリングというか、空中で止まっとりました(だから割とまともに写真が撮れた)。下に向けてジェット噴射しとんやね。かと思えば目の前を音速で通り過ぎたり。音速なので通り過ぎたあとに轟音が響いてくる。



お次はフランス空軍の編隊ショー。国旗色の煙がオシャレじゃあ~りませんか~。一糸乱れぬ操縦振りにはただただ関心ですわ。両方向から飛んできたもん同士が至近距離ですれ違うときはほんまぶつからんかヒヤヒヤした。



こんな急角度で旋回したり…



さかさまに飛んだり、となかなか楽しませてくれる。



今度はエアバスの最新機。何となくカモノハシみたい。こんな馬鹿でかいのがほんま飛ぶんやから恐ろしいもん作りますな。



で、トリはスペイン空軍の演技。まとまって飛んでいるときはフランスと同じように乱れなく飛んどるけど、一旦離れると1機1機が思い思いに飛んでるようで何ともスペインらしい感じがした。で、とどめは赤と黄色の煙を国旗色に噴射。ここで観客の拍手喝さいでした。写真が分かりにくくてごめん。飛んでるものを撮るのは難しいね。でも、日の丸って煙で表現しにくい。




だんな







バルセロナ一番の祭、ラ・メルセー (3)

2005年10月02日 | 観光的BCN!
最終日の日曜、街の中心であるサン・ジャウマ広場はご覧の通りの人だかり。この祭のメインイベントの一つ「人間の城」(Castells)が開かれるのです。

内容はいたって単純。人間だけでいかに高い城を作るか。下の段は大きな人が支え、軽い人がするすると上に登っていく。驚いたのはそれほど体が大きくない女の人も下の持ち場についている人がいたこと。



肝心の土台はこれだけの人で支えている。



この赤いシャツは地元バルセロナのチーム。7階(8段)に挑戦するときに残念ながら崩れてしまった。一番上はちっちゃい子の担当だけど、こんな高いところから落ちたショックからかベソをかいていた。そりゃ怖いわ。

一番大きな歓声を浴びていたのはこの紫のシャツのチーム。だいたい限界は7階(8段)とされていて、それに成功できるチームはなかなかいなけど、彼らはやりおった。あともう一つ、緑のシャツのチームも完成させていた。さて、どうやって城ができるかご覧あれ。









これで7階(8段)の完成。う~ん、ブラボー!!


だんな