髯仙人の気まま歌

 60代の気まま爺の気まま歌。

 こんな へんてこな 爺も おりますぞ

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想宙苑便り ⑧ 清明節

2015-04-16 21:39:55 | 短歌
< 想宙苑便り> ⑧清明節
 新暦平成二十七年四月五日


(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。
四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載
します)

 木琴の 撥の玉なる 芍薬の 
蕾奏づる 春の雨音

 さみどりの 庭苔の上 いづくより 
風運びしや さくら花びら

 木蓮の 花むらさきや 旧家(ふるいへ)の
主(あるじ)の矜持 いまに偲ばゆ

 庭めぐる うぐいすの声 いつしかに
曲啼きの域 春たけにけり

 咲き盛る さくら愛ほし 村人ら
みな老いゆきて 春はめぐり来

(付録)満開の さくら賞づるや 老いの春・・・

 さくら咲く 無常の春に 浮かるるや 
花は散るもの 人は逝くもの

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想宙苑便り ⑦  春分節

2015-03-25 10:47:49 | 短歌

 想宙苑便り ⑦  春分節
新暦平成二十七年三月二十一日

(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。
四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載

 春や春 木々に花咲き うきうきと 
人待ち顔の 庭となりけり

 まぼろしの あまたの児らが はしゃぐがに
黄色き声に 連翹さかる

 まんまるい 木瓜の蕾の 登る枝
登りきったら 春だ 咲け咲け

 料亭の おかみの凛と 裾さばき
位置をたしかに つばき花咲く

 春霞 射抜きて飛ぶや 目に見えぬ
電波が花の たよりを運ぶ
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想宙苑便り ⑤

2015-03-10 15:25:55 | 短歌
< 想宙苑便り> ⑤啓蟄節
 新暦平成二十七年三月六日

 木精(こだま)たち!
 万の馬酔木に 白き灯を
 点せ! お山に
 春が来る来る!

 大地より 春が噴き出る 力とも
黄なる連翹 一気に開く

 そこはかの 香に魅かれしや 枝垂れ梅
二歳になりし 孫娘(こ)が見上ぐ

 淡雪に さみどりさやか おちこちに
赤き椿の 咲き初めにけり

 辞書引けば 四十年(よとせ)昔の 母正し
沈丁花をば ちんちょうげとも云ふ
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想宙苑便り ⑤

2015-02-19 19:14:27 | 短歌
想宙苑便り ⑤

(想宙苑は倉敷郊外の高台にある民家の庭です。
四季折々、二十四節気の季節の歌を5首ずつ連載
します)

 万華鏡 のぞくに飽いて 春の空

 春近し 綿雲空に 散らばりて 照りて翳りて 翳りて照りて

 沈丁の 万蕾赤く スタンバイ ぬくくなったら 人を招こう

 児も猫も をらねば鳥の あそび場で ヒヨドリメジロを 追ひかけてゐる

 冬の間に 苔はみどりに 生え変わり 遠くに想う 人を待ちわぶ

 遠き人 春に来たれよ 刈り込みの 万の小枝が 小首上げ待つ
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2015-02-13 20:26:51 | 短歌
 起きくれば 銀世界なり 声高の

太郎次郎が 三郎起こす
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