いつも最高 in Fukuoka

「今日は最高」「明日はもっと最高」の気持ちを胸に、玄界灘を眼前にした福岡を中心に魅力を紹介。「いつも最高の福岡」。

ウサギ追いしかの山

2012年08月29日 | 旅行記
先の大戦中、私は4歳から6歳までの三年間、父母の故郷 宮崎県西臼杵郡日之影町のあるお宅に疎開しておりました。勿論、父母の下を離れてです。北九州への米軍の空襲が一段と激しくなった頃だし、何と言っても食べ物が少なくなってきておりました。ここは高千穂町の近くで正に平和そのものの山里。食べ物は豊富だし、こぼれんばかりの自然の中で育てられました。今日、私があるのはこの疎開先の皆さんからの親身なお世話があったからです。
 そして、この村の光景は幼い私の目にしっかりと焼き付きました。あの田んぼ、あの小川、あの山々。私はこの空気の中で育ったのです。当時、お世話になった多くの方は他界されました。最後のお一人も今や90歳を越えて入院されております。お見舞いとお墓参りのために、盆明けにこの地に参りました。建物はほとんどが新しくなったものの、地形、山並みは当時とそんなに変わっていません。この光景を目の当たりにして、しばし涙が止まりませんでした。
 大事な大事な人々。感謝してもしつくせないこの思い。
”ウサギ追いしかの山、小鮒釣りしかの川” この歌を聞くと、この光景が浮かぶのです。

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高千穂 国見ヶ丘

2012年08月26日 | 旅行記
先回に続いて、高千穂のことを。宮崎県と熊本県の県境に「国見ヶ丘」という峠があります。標高は513mで、そんなには高さは無いですが、足元に高千穂盆地、西に阿蘇外輪山、北には九州の尾根祖母山(標高1757m)の連峰が そびえ、南には椎葉の山々の連なりを見ることができます。また見事な雲海がでることでも有名です。
 国見ヶ丘の地名は伝説によると、神武天皇の御孫建磐龍命(たけいわたつのみこと)が筑紫の国の統治の命を受け、下日向県(しもひゅうがあがた) を経て阿蘇に向かわれる途中に、この地で四方をのぞまれた。これにより「国見ヶ丘」といわれるようになったと伝えられています。
 この日は素晴らしい天気で、空気も綺麗。壮大な阿蘇山が見ることができました。「阿蘇涅槃像」と言われるように、一番遠方の稜線に右側には仏様のお顔に見える「根子岳」、そして左側に手を胸に抱いたような「高岳」「中岳」を見ることができました。
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神々のおわす神話の郷

2012年08月22日 | 旅行記
猛暑が続く中、お盆明けに九州を旅しました。旅行とはいえ、故郷での親戚仏事の参加、入院のお見舞い等が主目的です。戦時中の幼い頃、父母の出身地の宮崎県北部の山間地 日之影町に3年ほど疎開していました。当時お世話になったお宅にも墓参してきました。その話題は次回に。
 日之影町からあの神話の郷「高千穂」がすぐ近くです。先ず「天岩戸神社」にお参りしました。日本神話の中でもよく知られた天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお隠れになった天岩戸開き、あの天岩戸伝説を伝える神社です。その岩戸を天手力雄神(あめのたじからおのかみ)が投げ飛ばしたとの言い伝え。その雄々しい像が神社の鳥居の前に立っています。久方ぶりの対面でした。
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ロンドンオリンピック最終章

2012年08月12日 | 日記・エッセイ・コラム
2012ロンドンオリンピックも最終を迎えました。多くの日本人選手が努力の結晶を見せてくれました。感動を貰いました。中でも、事前にはマスコミの話題の対象にならかった選手達がメダルを取った瞬間には涙がこみあげましたね。表彰式での日の丸や君が代には日本人としての誇りを感じました。
 それにしても、NHKでは感動のシーンの順位をつけるアンケートを行っています。そもそも、感動というのは人それぞれの感受性の問題であって、何故それに順位をつけるのでしょうか? 不思議でなりません。多くの選手達が国旗を背負って頑張ったのです。それに順位なんてあろうはずがない。皆が頑張ったのです。すべてが感動のシーンです。それが「いつも最高」の精神。  
 写真は、千葉の君津の小櫃小学校の児童達が作った案山子達。今年も出会いました。左端の人形のオリンピックのユニフォームには「ブラジル」の国名があります。ブラジルからの家族の子供が作ったのでしょうか。あるいは「2016」とありますから、もう次のオリンピックに期待しているのか。世相を反映しています。
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御岳渓谷

2012年08月09日 | 日記・エッセイ・コラム
御岳山ハイクの最後は御岳渓谷の美しさです。ここ渓谷は、秩父多摩甲斐国立公園でも特に美しい清流美として、環境庁から日本名水百選に指定されています。巨岩を縫うように白波をたてる多摩川の両岸には、約4kmもの遊歩道が整備されており、四季ごとにその様相を華やかに変える渓谷にはたくさんの観光客が訪れるそうです。
 この日もこの渓流でボート下りを楽しむ若者やカヌーを漕ぐものが多く、見てるだけで涼しくなります。来年2013年のの国体は東京で行われますが、ここ御岳渓谷はカヌー競技スラロームの会場となる予定です。それにしても、巨岩がゴロゴロしている渓谷です。
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Yama Girls in Mitakesan

2012年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム
奥多摩御岳山ハイクの記事が続きます。下界はと違って、山のハイキング経路は林間から涼風が通り抜けます。
 近頃は中高年のハイカーに混じって、若い人達のグループが多くなってきました。特に若い女性がある種のファッションを楽しんでいるように思います。テレビ、雑誌、インターネットなどで「山ガール」という言葉をよく見かけるようになってきました。最近の登山ブームに乗って、高尾山や富士山でも多くの「山ガール」が見られるようになったようですが、逐次高尾山からここ御岳山に移ってきているようです。この日も、数人の「山ガール」さん達に遭遇。かつてはニッカーボッカーズを着用する例もあったようですが、最近は「山スカート」が見られるようになりました。
 「山にはピチピチが良く似合う」。誰かがそんなことを言いそうで。
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百合の王様 御岳山にて

2012年08月01日 | インポート
8月になりました。猛暑が続きます。連日のロンドンオリンピックのテレビ観戦でやや寝不足気味ですね。
 そんな最中、先週の日曜日に奥多摩の御岳山に登りました。JR青梅線の御岳駅からバスでケーブルカー御岳登山鉄道滝本駅まで行き、ケーブルカーで御岳山駅へ。そこから徒歩で山頂へ。標高929mの頂きには、武蔵御嶽神社が鎮座しています。この高さになると外界の暑さは忘れます。その山道には大きな「山百合」が。風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれています。ここは《レンゲショウマ》の群生地としても有名ですが、まだつぼみ状態。今月中頃に満開になるでしょう。
 暑いながらも、ここが東京都下とは思えない自然を楽しみました。
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