あいさつ文の書き方

相手を思いやった素敵な挨拶文を考えよう、結婚祝いから新年の挨拶、お中元、お歳暮の挨拶等を心を込めて書いてみませんか?

寒中見舞い

2009-01-28 14:26:58 | 時候挨拶
寒中見舞いの書き方

 さて、寒中見舞いについてですが、時期としては一月中旬から、下旬と言ったところでしょう、例えば、出し忘れた年賀状などに対し、一般的にはまた年賀状として返信するような恰好ではなく、寒中見舞いとして返信するのもなかなかおつなことかもしれませんし、またビジネスの挨拶文としても気の利いた挨拶文として受け入れられるかもしれません。

 特にビジネス挨拶文として考えられるとすれば、例えば、他の用件を兼ねた場合、書き手としてはどうしてもその用件を中心に文面を構成し『見舞い状』に借りたものになりやすいが、『寒中見舞い』として考えれば一応の体制が整えることができますね。


寒中見舞いの挨拶文文例

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寒中見舞い申し上げます。

 大寒を迎え、寒さも一層厳しくなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 さて、この度小生、来る二月十五日より二十日までの五日間、御地○○市場に出張することになりました、折角でありますのでそのおりには、是非とも貴社にお伺いし、昨年以来の懸案事項でありました、○○プロジェクトに対するご意見を伺いたいと考えております。

 勝手ながらご都合をお知らせくださいますようお願い申し上げます。

 寒さ続く折り、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

 平成○○年一月 厳冬
                        株式会社 ○○システム
                        企画営業 山下 有朋

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 詳しくはこちらにもありますよ 心温まる挨拶文文例

年賀状の常識とタブー

2008-11-16 14:20:19 | 時候挨拶
年賀状の常識とタブー

 挨拶文における年間を通しての需要といえば、それはこの年賀状ということになります、普段は殆ど会社における文書しか扱わず、個人的用件は電話やメールでこと済ます方も、年に一度かもしれずに、年賀ハガキと格闘する方も多いかもしれません。

 そこで、年賀状の常識とタブーについて少しお話が出来れば幸いです、『へえ、年賀状にも常識やタブーがあるんだ?』などと思った方もおいででしょうが、実はこのもらった年賀状の大半はタブーの方が多いのです?

 いぶかしげに思われた方も多いかもしれません、ではどんな年賀状が『失礼』で『タブー』なのでしょう。

 元々、年賀状とは一にも二にも相手方の新年を祝う為のもので、自分自身の近況を報告するものではないのです、つまりこの近況報告は特に年が明けてからでなければならないということはないのです。

 つまり、一番恥ずかしい年賀状とは、家族や子供の写真を載せたり、会社であれば、従業員一同をのせ『謹賀新年』などといった年賀状をいいます。

 『え!ダメなの?』といわれるかもしれませんが、実はこの上もなく失礼な行為にあたります、繰り返しですが、年賀状の本質は相手先の新年を迎えたことを祝うものであり、差出人の家族や従業員を祝うものではないのです!!

 どうしても、家族の近況を知らせたければ、それはそれで別の手紙、ハガキを利用して知らせれば良いのです、わざわざ高い費用をかけて恥をかく必用もありません。


また、年賀状のタブーとして始めに相手の新年を祝う言葉が最初で、自分の近況や状況は後に書くようにしなければいけない、例えば・・・・


年賀状の悪い例として


『明けましておめでとうございます。
  今年こそは有意義な一年で仕事をこなせるよう努力したいと存じます、何とぞご支援、叱咤のほどをよろしくお願い申し上げます。
  一月元旦
                        豊田幸正』

というように、自分の抱負のみではいけないし、相手を重んじる御祝いの言葉でなければいけない。


つまり、年賀状の良い例としては・・・・


『新年明けましておめでとうございます。
   今年は○○様のますますの飛躍の年となられることをお祈りし新年の挨拶といたします、私も及ばずながら心機一転をこの年にかけ努力することを目標にいたしました。
  末筆ながら、ご家族皆様のご健康、御多幸をお祈り申し上げます。
  200○年元旦
                      斉藤 清』

どうしても自分の近況や今年の抱負を述べるのであれば、始めに相手を祝ってから最後に自分のことを書くのが年賀状の常識なのですね、またちなみに一月元旦と書いてはいけません、元旦は一月一日を指しますので、これも年賀状を書くときの常識ですね。


 また、厳密に言えば、カラフルなイラスト入りや、干支が刻まれた市販のスタンプも同じで、同僚や友人の場合はいいのですが、年輩や会社の上司に対し使ってはいけません、一番はなれなれしいし、相手の佳き年を願うべき年賀状が軽薄に写ってはいけません。


 そして、今はプリンターや年賀状を作ってくれるパソコンが普及しているので、安易に便利性がもてはやされていますし、もらう方もある程度理解できる社会になりましたが、しかし、印刷だけの味気ない年賀状ではなく、必ずや自筆を用い例え一行でも良いので添え文を書きしたためてくださいね。


 そのたかが一行があなたの行く末を良い方向向かわせるのは間違いないでしょう(^_^)v


 ただ単に印刷された活字が並んでいるだけの年賀状を受け取った側は、おざなりにされ、また『こいつは、みんな所詮一緒でしかないのだな』といった感じかもしれません、特に目上の人や上司の場合は自分が【虚礼】の対象になっているとさえ感じる方もおいでです十分気をつけることが大切ですね。

あいさつ文と二十四節季

2008-02-28 15:20:03 | 時候挨拶
 時候のあいさつ文で使用する二十四節季がありますね、これは四季のあいさつ文、つまり春・あいさつ文 夏・あいさつ文 秋・あいさつ文 冬 あいさつ文との中間に位置する四季のあいさつ文で使用するのがいいでしょうか?

 しかし、この二十四節季を使った、あいさつ文も含めると実にたくさんのあいさつ文があることに気が付きます。

 この二十四節季を使って素敵なあいさつ文を考えてみてください。

● 二十四節季 春

 ○ 立春 二月四日 

 ○ 雨水 二月十九日

 ○ 啓蟄 三月六日

 ○ 春分 三月二十一日

 ○ 清明 四月五日

 ○ 穀雨 四月二十日


● 二十四節季 夏

 ○ 立夏 五月六日

 ○ 小満 五月二十一日

 ○ 芒種 六月六日

 ○ 夏至 六月二十二日

 ○ 小暑 七月八日

 ○ 大暑 七月二十三日


● 二十四節季 秋

 ○ 立秋 八月八日

 ○ 処暑 八月二十四日

 ○ 白露 九月八日

 ○ 秋分 九月二十三日

 ○ 寒露 十月九日

 ○ 霧降 十月二十四日


● 二十四節季 冬

 ○ 立冬 十一月八日

 ○ 小雪 十一月十一日

 ○ 大雪 十二月八日

 ○ 冬至 十二月二十二日

 ○ 小寒 一月六日

 ○ 大寒 一月二十日

二十四節季とは四季のはっきりした日本ならではの文化ですね。大事にしたいものです。

7月あいさつ文の用語

2008-02-20 15:16:41 | 時候挨拶
7月あいさつ文の用語

○ 盛夏、梅雨明け、土用の入り、土用の丑の日、夕立、蒼天、仲夏、猛暑、酷暑、夏祭り、朝顔、ひまわり

○ 盛夏のみぎり、盛夏の候、三状の候、大暑のみぎり、猛暑の候

○ 炎暑耐え難き季節を迎え・・・

○ 梅雨も明け、真夏の太陽が照りつける今日この頃ですが・・・

○ 近年になく暑さですが、いかがお過ごしでしょうか・・・

○ 厳しき暑さの中で、お体にお障りございませんか・・・

○ 当地は蝉時雨かまびすく、盛夏のまっただ中ですが・・・

○ 海山が恋しい季節が到来し、御地のお仕事もこれからが本番でしょうか?・・・

○ ひまわりの大輪が我が庭にも咲き乱れ・・・

○ 依るの寝苦しさが続く日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか・・・

○ 夕立がほしい、炎天の午後ですが・・・

○ 夕顔の花がそこはかとなく、匂い優しき・・・

○ 朝市で求めた朝顔が、けだるさの中では凛として咲き誇っている・・・

○ 宵の夏祭りの笛や太鼓が、昔を思い出させます・・・

6月あいさつ文の用語

2008-02-17 20:30:40 | 時候挨拶
6月あいさつ文の用語

○ 梅雨、梅雨のみぎり、初夏、初夏の候、麦秋のみぎり、猛暑の候

○ 梅雨の空が重々しい日々が続きますが・・・

○ 当地はすでに梅雨に入りましたが、御地はいかがでしょうか・・・

○ 雨の中の紫陽花が鮮やかに咲く季節になりましたが・・・

○ うっとうしい毎日が続きます・・

○ 当地の夜は蛙の大合唱、そんな季節になりました。

○ 露草が、道ばたにかわいい姿を見せ・・・

○ 当地に若鮎が戻って来ました、夏本番を迎えるようです・・・

○ 菖蒲の花に雨が降りしきり・・・

○ 陽差しはすでに夏を思わせます・・・

○ 衣替えの学生が賑やかに通りに群れ・・・

○ 梅雨明けを感じる真夏の太陽が照りつける今日この頃ですが・・・

○ 吹く風にも夏を感じる季節になりました。

5月あいさつ文の用語

2008-02-16 16:58:19 | 時候挨拶
5月あいさつ文の用語

○ 惜春の候、晩春の候、薫風緑樹の候、老春のみぎり、新緑の候、向暑の候

○ 若葉がいっせいに街路樹をそめ、緑が目にしみる季節となりました。・・・

○ さわやかな五月の晴れ間が続く毎日ですがいかがお過ごしでしょう・・・

○ 鯉のぼりが皐月の空に泳ぐ季節になりました・・・

○ ゴールデンウイークの到来ですが、ご旅行の予定でもおありでしょうか?

○ 心なしか、初夏を思わせる風がこの部室も吹き渡り・・・

○ 一面の菜の花の畑に白い蝶が舞う頃になりました・・・

○ 初夏満天の星空が・・・

○ 我が家のツツジも今を盛りに咲き乱れる季節になりました。

○ うっすらと汗ばむこの頃

○ 皐月の空は瑠璃色とも申しますが、夏近しを感じる季節になりました・・・

4月あいさつ文の用語

2008-02-13 14:32:08 | 時候挨拶
4月あいさつ文の用語


○ 春陽、仲春、温暖、春粧、春日、おぼろ月、花信、花曇り

○ 春眠暁を覚えずとか申しますが、皆様いかがお過ごしですか

○ 春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)の候

○ 一雨ごとくに春を感じる季節

○ 春陽の候、本当に花の季節になりました

○ 野原に雲雀の鳴く好季節を迎え・・・・・

○ 小鳥や野の花々も唄い笑う気候を迎え・・・・

○ 春光天地あまねくとももうしますが・・・

○ 桜花まさに咲かんとする春四月・・・

○ 桜花爛漫の候を迎えた気分はいかがですか・・・

○ おぼろ月は、春宵一刻千金の好季節とも申します・・

○ 早足の春は、ゆっくりと花を愛でる時間を与えてくれません、何と桜も散ってしまいました

○ 野も山も花の春に愛で・・・

○ 春暖の候

○ 我が里の冬景色は春遅々としてを思わせますが・・・

○ 春まさにたけなわの今日この頃・・・

○ 三日見ぬ桜かなと申します

○ 芝桜が、庭一面に咲き乱れ、今春の真っ盛りです・・・

○ 春の黄昏のもの悲しさ・・・

○ ほのかな春の宵、おぼろ月を愛で・・・

○ 桜散る宵・・・・


3月のあいさつ文の用語

2008-02-11 09:06:05 | 時候挨拶
3月のあいさつ文の用語

○ 孟春、早春、卒業、入学、進学、浅春、春色、春暖、春雪、春情、雪解、春雨

○ 早春の寒さもほどほどねに、春めいてきましたが、お元気でいらっしゃいますか・・・

○ 春色の光り輝き、そこはかとなく心嬉しい日々が訪れたようですが・・・

○ 一雨ごとに春近しを感じますが・・・・。

○ 雪解けの清流が、早春の息吹を感じ・・・・

○ 福寿草が日だまりで黄色い花を咲かせ・・・

○ 雪間から見え隠れする猫柳が愛らしく、春近しを感じるこの頃・・・

○ 春爛漫を予感させるこの頃ですが・・・

○ 若草の芽が日だまりに燃え立ち・・・

○ 遠く山並みの残雪が残り少なくなり・・・

○ 遠山は紫にかすみ、春の息吹が立ちこめています。

○ 紅梅もほころびたこの頃・・・

○ 谷のウグイスも、春近しを演出し・・・

○ 陽差しはもうすっかり春ですね。

○ 弥生三月、何か心躍るような、うれしい月日になりました。

○ 暑さ寒さも彼岸までと申しますが・・・

2月のあいさつ文の用語

2008-02-09 22:59:46 | 時候挨拶
2月のあいさつ文の用語

○ 春浅く、残冬、晩冬、寒明け、雪解け、旧正月、春の雪、雪解け、残雪、、うぐいす、紅梅、下萌、椿、つばめ、

○ 余寒厳しきこの頃をいかがお過ごしですか

○ いつまでも寒の絶えない季節続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか

○ 立春とはいえ、未だ寒気衰えず・・・

○ 暦の上では春が来たとは申せ・・・

○ 寒明けよりぶり返したような厳しい寒さが訪れ・・・

○ 冬が逆戻りしたような今日この頃・・・

○ 桃の節句が待ち遠しく思えるこの頃ですが・・・

○ 白梅がやっとほころび、春爛漫を予感させる季節が到来しそうです・・・

○ 梅の便りもちらほら聞くこの頃ですが・・・

○ 雪解け水もようやく温み、ウグイスの声も聞こえそうなこの頃ですが・・・

○ 遠くの山並みの残雪が日増しに少なくなり、春間近を感じるこの頃・・・

○ 時節は確実に春の気配を感じさせ・・・

○ 晩冬のなごり未だ衰えず・・・

12月のあいさつ文の用語

2007-11-17 14:38:10 | 時候挨拶
12月のあいさつ文の用語

○ 孟冬、初冬、初霜、短日、木枯らし、霜夜、初雪、新雪、冬籠もり、囲炉裏火、コタツ、暖炉、たき火、冬至、クリスマス、年の市、餅つき、除夜、行く年。

○ 初冬の候、寒冷の候

○ 寒気日増しに募り

○ めっきり寒さを感じる季節となり・・・

○ 師走の寒さが・・

○ 街の商店は、クリスマスをひかえ慌ただしさを醸しておりますが・・・・

○ 歳の市が行く年を感じさせ・・・

○ いよいよ冬将軍が到来してきて・・

○ 心せわしい歳の暮れを迎え

○ いろいろとあった一年ですがあと数日となってしまいましたが・・

○ なにとぞ、良いお年をお迎えください。

○ 粉雪がちらちらと舞い降りる日々をむかえ・・

○ 待ちに待ったクリスマスが・・・

○ 除夜の鐘が深々と・・・

○ 木枯らしのふきすさぶ候

○ 真白き山々が寒風の中に凛として・・・