散歩道

自閉症のマサシとの日常の出来事、感じたことなど思いつくままに書いています。

春の訪れ

2011年03月28日 | Weblog
お天気も良かったし、近くの総合運動公園に行きました。

ここにはプロ野球スタジアム(バッファローズ)や競技場などの運動施設があります。
小高い丘は秋にはコスモス、今の季節には菜の花が一面に咲いて、目を楽しませてくれます。
菜の花は咲いていたけど、まだ丈が短く、ちょっと早めだったみたい。その分人も少なかったので、のんびり歩けました。
いいところだけど、ここに着くまでには急な坂道を登らなくてなりません。何年か前はあきらめていたけど、足もしっかりしてきて、登れるようになりました。休憩しながらだけど。いいリハビリになりますね。
いつもと違う道を歩くのも必要だと思っています。

春に向かう今頃の季節は木や花の新芽が出はじめ、散歩をするのも楽しみです。
冷たい風にさらされる冬の散歩と違って、春は気持ちいいですね。
東北の春も早く訪れてほしいものです。
復興にはかなりの年月がかかると思うけど、少しずつ前に進んでいってほしいと願っています。

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自閉症の人の避難生活

2011年03月22日 | Weblog
東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして一日も早い復旧を願っています。

地震のニュースを見聞きする度に、自閉症の人達の安否は?避難所生活では苦労されているのでは?と考えてしまいます。
今朝の新聞に自閉症のお子さんと避難所生活をされている家族のことが載っていました。
まわりに気を使いながら、車の中で寝泊まりされている様子は手にとるようにわかります。ただでさえ問題をかかえているのに、地震で環境が変わってしまった生活がどんなに困難なのか、胸が痛くなります。

大地震という突然の出来事に加えて、大勢の人が暮らす避難所での生活は、自閉症の人にとっては落ち着かない環境なのです。もちろん、自閉症に限らず誰でも落ち着かない状況だけど、特に自閉症の人には苦痛に感じられることでしょう。
そのために大きな声を出したり、パニックになったりすることがあるかもしれません。家族にとってはまわりに気を使わなくてはならない辛さもある。食事や寒さなど不自由な生活を強いられた上に、精神的にも疲労が限界にということになります。
日本自閉症協会では「防災ハンドブック」を作って配布しているけど、実際にはなかなか対処はむずかしいかと思います。一刻も早く仮設住宅などに入居できればと願っています。

阪神淡路大震災の時は神戸に住んでいながら、我が家はほとんど被害はありませんでした。
避難所生活をしなくてすんだのは幸いでした。
それでも当時通っていた作業所はしばらく再開の見通しがたたなく、いつ再開されるかわからない状況。そのことで連日「いつから始まるのか?」と聞いてきました。“いつから”というのが決まってないと落ち着かないのです。しつこく聞いてきても、自分の家の中ならまだいいかもしれません。避難所にいたなら、まわりに気をつかわなくてはなりませんね。

連日の震災報道を見る度に胸が痛くなります。
でも国内外からの支援のニュースを聞くと胸が熱くなります。みんなで応援しましょう!

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