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年末年始 メキシコ 、アメリカ南部 の旅

2018-01-09 02:41:53 | 日記
明けましておめでとうございます
お久しぶり。昨年iphone をなくす事件がありご無沙汰です。まだメキシコにいます。
冬休みを利用しメキシコシティ、ケレタロ、タスコ、サンミゲルアジェンダ、プエブラを日本から来た友人たちと旅行してました。
そのうちの3人が帰国し、残りの一人とアメリカ南部を旅行してました。

アメリカ南部はフォークナーの小説「8月の光」をかつて読みいつか行ってみようと思ってた場所であり、風と共に去りぬの舞台、黒人運動の歴史の場所。

ルイジアナ州ニューオーリンズでは、、黒人がまだ奴隷として雇われ、砂糖キビから砂糖を製造し経営してた、プランテーションのフランス風館
オークアレイにいってきた。大きな かしの木が生い茂り、広大な敷地のの中にある奴隷の簡素な家はその違いに当時の黒人の地位の酷さを感じ、その分今日に至った黒人の運動の歴史の重さが伺えるよね。

ケイジャン料理、クレオール料理と言われる料理もスパイシーでおいしのよ。140年以上も続いている老舗カフェ デ モンド のサクッと軽くて美味しいドーナツのようなベニエと コーヒーがよくマッチしとても美味。

そしてフレンチクオーターで昼夜演奏されてるジャズ。すごいパワフルなおばさんミュージシャンに圧倒されっぱなしで、釘ずけになったわよ。ビデオをとったけど、サイズオーバーで送れないみたい。

ニューオーリンズは黒人の人の圧倒的なパワーみなぎる雰囲気と人々のフレンドリーな感じに第一印象が住んでみたくなる町といった感じで、至る所にJazが流れてるのよ。フレンチクオーターというフランス風に建てられた店の立ち並ぶとこをブラブラし、ガンボというスープと米に川魚を絡めて独特の香辛料で炒め海老をちりばめたこちらの食べ物を食べ寒さをふきとばしたわよ。サルサとは違うカラサでチョット酸っぱ辛いといったからさかな。町を一周するバスに乗り、ミシシッピ川がそばを流れメキシコ湾に面していて、カトリーナという台風が数年前に直撃した町だけど、人々は、メキシコのラテン民族とはまた違った、カラッとした明るさと親しみやすさがあるね。何と言っても。ジャズの巨匠ルイアームストロングが生まれ育った町だから。公園もルイアームストロング公園ていうのがあるくらい。町をぶらぶらしててもサッチモ(ルイアームストロング)に似た顔立ちと笑顔があるのよ。黒人の女の人の顔立ちもよく見るととても綺麗なのよ。
メキシコ湾に面しミシシッピ川が流れ、町の中心にのジャクソン広場、南部出身のアメリカンヒーロー、独学で勉強してアメリカ大統領になった第7代アンドリュー ジャクソンは、トランプが尊敬してやまない大統領で、当時の国民に支持されたけど白人のための民主主義といわれ、黒人奴隷への締め付けは厳しかったとのことニューオーリンズ戦争で、力を発揮したそうだ。

Garden ディストリクトという、日本でいう、田園調布、成城学園にあたる住宅地がホテルの近くだったのでブラブラし、ギリシャ風フランス風建築様式で建てられた地区を散策し、ラファイエット墓地という、土地の低いニューオーリンズならでわのお墓を見て来ました。

グレイハウンドバスで、アトランタへ。途中黒人女性 ローザ バークスが抵抗し バスボイコット運動にまで発展しキング牧師の存在を知らしめた、モントゴメリー(アラバマ州)をとうり、ジョージア州アトランタへ。レイチャールスの歌った、”ジョージア on my mind “が州歌の街。キング牧師、マーガレットミチェルの生まれたところ、風と共に去りぬの舞台となった地。

アトランタで宿泊したairb&b のlauraの家に下宿してる、サラがキングセンターoffice に勤めてるとのことで、一緒に途中まで案内してくれた。彼女はジョージア大学で人権について学んだということで、心を込めて説明してくれた。
1978年3月に、キング牧師は射殺されてしまったが、その当時、高校生だったけど、アメリカからのニュースとしてとても興味深くテレビで毎回見ていて、黒人運動がピークになって来たことを感じさせる熱いニュースに釘ずけだったので、射殺はとてもショックだったのを思い出したわ。
キング牧師国立歴史地区は、生家 牧師が務めた協会、公民権運動の歴史が詳しくわかるキングセンター、牧師の棺がある教会に続く池、当時黒人のupperクラスとlower クラスが共存して住んでいた地区として家並みも保存されている。
入場料は無料で、何と言ってもキングセンターの公民権についての歴史や展示の仕方は新鮮で、ただ見るだけでなく参加してみたくなる工夫があちこちに散りばめられている。また、学校教育のの一環に位置付けられていて 学校から引率されて訪問する生徒の団体が後を立たないとの事。家族で見に来てる人が多く、黒人だけでなく多くの人々の熱い思いを感じさせる雰囲気があり、他 とは違う空気が支配していた。

当時はベトナム戦争にアメリカは参戦しており、ジョンソン大統領が拡大した最高指揮者だが、彼、ジョンソンは黒人への差別に対してはno の立場を強く持ち国内的には公民権運動をとうしキング牧師らと話しあいを重ねていた。有名なフレーズ”we shall overcome” と演説したニュースをテレビで見たのを覚えてわ。ジョンバエズが歌ってたよね。この当時、キング牧師はスピーチで、ヴェトナム戦争に反対してるんだよね。
キング牧師の言葉には数々の示唆的な言葉があるけど、彼のスピーチ”I have dream 〜” はとても力強いスピーチだわ。思わず本を買ってしまったわ。”Injustice anywhere is a threat to Justice everywhere“ どこにおける不正であっても、あらゆるところの公正への脅威となる。


悪を仕方ないと受け入れる人は、悪の一部となる。悪に抵抗しない人は、実は悪に協力しているのだ。

闇は、闇で追い払うことはできない。光だけがそれを可能にする。
憎しみは憎しみで追い払うことはできない。愛だけがそれを可能にする。………こんな言葉を当時新鮮に受け止めてたね。今は、日本を俯瞰して見てしまってるね。
マーガレットミチェルの生家を訪ねたけど、キングセンターでの熱さに比べると温度差を感じたね。彼女はアトランタに生まれアトランタで生涯を終え、唯一の小説「風と共に去りぬ」を書いたそうで。日本では、映画で有名だけど、現地の人はそれほど関心はないみたいで映画も見てないと行っていた。映画の中で描かれた黒人の使用人と白人との友好的場面は滅多にあり得なかったようで。やはりフィクションの域だそうで。ただ、スカーレットオハラのキャラは、マーガレットミチェルと重なるみたいね。

それに比べてコカコーラミュージアムは、とても楽しませてくれる仕掛けがいっぱいで、” This is America” といった感じ。

ハイ美術館というモダンアメリカモダンアートを代表するポップな作品でよかったわ。

世界のいろんな国のコカコーラのコマーシャルを見たけど面白いのよ。日本は紹介もされなかったけど、いまの日本の位置を表してるね。なんて言っても今のアメリカの関心は中国なのよ。中国がアメリカに取って代わる大国として皆意識してる感じだな。もちろん中国人は圧倒的に多いしね。宿の家主Laura と話したけど、彼女はloyer で40代かな2年前に今の家を格安の870万で買ったとのこと。今の値段だと1500万ぐらいに上昇してるとのこと。それでも、アトランタのビジネス街ファイブポイントから地下鉄で3つ目、歩いて10分の木立の中にある一戸建てで、典型的なアメリカの住宅。全く、日本との違いにビックリ。アトランタはまだ安いのだと言ってたわ。カシの木の林の中に建つ住宅街で部屋とキッチンダイニング、暖炉のあるリビング、二階が彼女の部屋で3部屋ぐらいあるようで。何と言っても全て広々感じるのよね。

トランプを支持していず、よくない状況と言っていたけどy、アメリカでも二極化が進み、教育を受けていず、職、家 などに恵まれない層が不満を持ちジョージア州のアトランタなどの都市部は、反トランプだけど田舎に行くと、トランプ支持者が多く 結果的にジョージア州はトランプとなってるとの事。

ニューオーリンズもアトランタも寒いのなんの。久しぶりに寒風吹きすさぶ中町を歩き回り、日本の冬を思い出したわ。

月曜日から学校が始まるのでスイッチを切り替えるかな。

写真、ビデオできる限り送るけど、ジャズ演奏のビデオは長いので無理かも。聞いてもらいたいけどね。

ニューオーリンズの写真 ジャズのビデオはサイズを超えてるとの事。引き続き後で別便でアトランタの写真もおくります。メキシコソカロのイルミネーションその他メキシコの写真を送ります。

ノチェ ブエナ

2016-11-13 21:09:14 | 日記
死者の日が過ぎると、スーパーなどいたるところが、クリスマスモードに。
日本では、ポインセチアとして出回っているこの赤い花は、メキシコ原産だそうで、ノチェ ブエナと呼ばれて売られたり、飾られたりしており、クリスマスマス ナビダ(スペイン語)に向けて、赤い色があちこちに。
スターバックスのカップも、ナビダに向けた様々なデザインが楽しくなる。
国境なので、アメリカのテレビで大統領選を見ていたが、こちらの生徒や先生に感想を聞いてみると、皆がっかりしていた。メキシコのテレビ放送では、選挙に向けて、アメリカ国民が、ヒラリーに投票するように、呼びかけている様子が放送されていた。
トランプになって皆予想外だっようだけど、
日本人にとっては、アメリカとの関係のあり方を、考える いい機会になったのでは。
世界は変化し、今まで通りには、いかなくなってきているということかもよ。スタバのカップ日替わりコーヒーのスモールサイズがこちらでは、32ぺそ 1ぺそ5円として、160円
日本の半分ぐらいの値段かな。味などは変わらないけど、店内は、ゆったりしているよ。
ここファレスには、3店舗あり 、カップなど同じ感じでクリスマスモード。日本はどうだったかな

メキシコ 死者の日 ハロウィン

2016-10-30 20:32:25 | 日記

今週、10月の最後の週は、sprit week スピリッツウィークということで、幼稚園、小学校、中学校、高校では10月末のハロウィン
そして、10月の31日から11月の3日まて、メキシコの伝統的な死者の日にむけてのお祭りが始まってます。
ハロウィンは、アメリカなどの国のお祭りだけど、アメリカが近いこともあり、飾りや衣装でいつもと違った週でした。まず、パジャマデイといって、パジャマを着て、登校し授業もそのまんまで、パジャマ姿がウロウロ。そして、次の日は、ディズニーの格好や、バットマン、スーパーマンなどおもいおもいの格好で登校、また、女装、男装、メキシコの伝統的な衣装を着るなど、思い思いの格好を楽しんでます。そして、かぼちゃのくりぬきアートをグループで作って飾り、死者の日にむけて、骸骨の顔をカラフルに、お菓子でデコレイトして作り展示します。死者の日は、日本のお盆のようなものなんだけど、何と言ってもちがうのは、みな、死者になりきったフェイスペインティングや、特別の衣装で町中、学校中をウロウロ。学校主催の死者の日にむけた、イベントが、夜6じごろからはじまり、父兄も参加し、やタマレス ポテトチップスに辛いソースをかけたやつや、飲み物か売られ、仮装コンテストや踊り、歌などが
行われるほか、生徒たちがデコレイトした、死者を偲ぶコーナーがそれぞれにあります。例えば今年亡くなった、メキシコ
の歌手でフアレス出身のファンガブリエルという人を偲んだコーナーだったり、それぞれ
メキシコの著名な人を偲んだコーナーや小学生が作った、お菓子で作った死者の顔や、父兄が作った、マイケルジャクソンを真似た、顔など。また、至るところに、骸骨
をアレンジした、飾りでにぎやかにかざります。ともあれ、死者の日は、生きてるものが、死者になりきっり、普段とはちがう格好で楽しむお祭りなんだけど、仮装して楽しむこと生徒といれば、普段と変わらないまんまで、過ごす生徒も結構いて、どっちもあり!といった感じが、縛りがなくいいかな。何処かの国でよく言われるとみんながやってるから的選択の仕方は少ないようだ。